SPORTSよこはまVol.23:特集(4/4)
2010年4月から始まった「富士山への道」。ここまで低山ハイクから1泊2日の丹沢縦走まで段階を追って準備してきたメンバーがいよいよ富士登山に挑みます。バスで河口湖口五合目まで行きそこから山頂を目指します。
当日の天気は1日目(7月24日)は曇っていましたが、2日目(7月25日)は快晴で見事なご来光を拝むことができました。
■富士登山1日目
河口湖口五合目はお土産店などが立ち並び、大勢の観光客で賑わっています。メンバーははやる気持ちを抑えながらゆっくり登り始めました。
六合目までは緩やかな上り坂です。六合目にある富士山安全指導センターでは気象情報が掲示されているので確認しましょう。
六合目から七合目までは整備されたジグザグの登山道が続きます。山頂ははるか先。この辺りまでは軽装の観光客がちらほら見受けられました。
七合目、本日の宿泊先の鎌岩館に到着しました。夕食はご飯に味噌汁とハンバーグで十分にお腹を満たしました。就寝スペースは1人枕1つ分でしたが、寝具はきれいで、宿泊客のみなさんがマナーをしっかり守っていたので、十分な睡眠が取ることができました。
明け方4時に鎌岩館を出発。暗闇の中、足元をヘッドライトで照らしながら急斜面の岩場を登ります。ご来光まであと少し。
七合目と八合目の途中でご来光を待つことに。雲海の向こう側からご来光が!感激と感動で休憩時間が長くなってしまいました。この後、現行ペースで登る先行班とゆっくりペースで登る班に分かれて行動しました。
本八合目を過ぎてから山頂を目視できました。でもなかなか山頂との距離が縮まりません。この辺りから高所反応が少しずつ出てきたため、酸素を吸入しながらゆっくり登りました。
九合目に到着。登っても登っても頂上に近づいた気がしません。疲労と酸欠でメンバーの疲労はピークに。この辺りが一番きつく感じました。
先行班があこがれの富士山頂に到着!! 苦しんだ末の登頂で喜びもひとしおです。
この後、先行班は富士山頂部を一周するお鉢めぐりに。約2時間かけて浅間大社奥宮や剣ヶ峯の気象観測所などをめぐりました。
山頂でゆっくりペースの班と無事に合流。風もない好天に恵まれたことと小屋でゆっくり眠れたので、 高所反応(高山病)にもならず、メンバー全員登ることができました。
下山道は登山道と別ルート(六合目で合流)です。柔らかい砂質で埃をかぶってしまうため、マスクを着用しました。下りは思った以上に長く感じました。
山の天気は変わりやすく、山頂で晴れていたと思っていたら、急に霧が出始め視界が悪くなりました。下山道は滑りやすく、また、疲れからかひざや太ももに力が入らず、滑って転倒することもしばしば。
どうにか五合目に到着しました。帰ってきたら帽子をかぶっていたのに髪の毛がごわごわ。ズボンもスパッツをつけていた跡が残るほど埃まみれに。メンバーは達成感を胸に帰路につきました。
富士山を登り終えて
横浜散策から始まった「富士山への道」。全6回の山行でメンバー達は山の自然に触れ、山の素晴しさ、厳しさを知ることができました。山の魅力を共有したメンバー達はその後、自分達で登山を計画し山に登っています。皆さんも仕事仲間やご家族で登山の計画を立てて、身近な山から登山を始めてみませんか。横浜山岳協会では市民向けの教室などを開催しています。ホームページなどでご確認ください。
http://www.puente.jp/yokosankyo/
2010年4月から始まった「富士山への道」。ここまで低山ハイクから1泊2日の丹沢縦走まで段階を追って準備してきたメンバーがいよいよ富士登山に挑みます。バスで河口湖口五合目まで行きそこから山頂を目指します。
当日の天気は1日目(7月24日)は曇っていましたが、2日目(7月25日)は快晴で見事なご来光を拝むことができました。
■富士登山1日目
河口湖口五合目はお土産店などが立ち並び、大勢の観光客で賑わっています。メンバーははやる気持ちを抑えながらゆっくり登り始めました。
六合目までは緩やかな上り坂です。六合目にある富士山安全指導センターでは気象情報が掲示されているので確認しましょう。
六合目から七合目までは整備されたジグザグの登山道が続きます。山頂ははるか先。この辺りまでは軽装の観光客がちらほら見受けられました。
七合目、本日の宿泊先の鎌岩館に到着しました。夕食はご飯に味噌汁とハンバーグで十分にお腹を満たしました。就寝スペースは1人枕1つ分でしたが、寝具はきれいで、宿泊客のみなさんがマナーをしっかり守っていたので、十分な睡眠が取ることができました。
明け方4時に鎌岩館を出発。暗闇の中、足元をヘッドライトで照らしながら急斜面の岩場を登ります。ご来光まであと少し。
七合目と八合目の途中でご来光を待つことに。雲海の向こう側からご来光が!感激と感動で休憩時間が長くなってしまいました。この後、現行ペースで登る先行班とゆっくりペースで登る班に分かれて行動しました。
本八合目を過ぎてから山頂を目視できました。でもなかなか山頂との距離が縮まりません。この辺りから高所反応が少しずつ出てきたため、酸素を吸入しながらゆっくり登りました。
九合目に到着。登っても登っても頂上に近づいた気がしません。疲労と酸欠でメンバーの疲労はピークに。この辺りが一番きつく感じました。
先行班があこがれの富士山頂に到着!! 苦しんだ末の登頂で喜びもひとしおです。
この後、先行班は富士山頂部を一周するお鉢めぐりに。約2時間かけて浅間大社奥宮や剣ヶ峯の気象観測所などをめぐりました。
山頂でゆっくりペースの班と無事に合流。風もない好天に恵まれたことと小屋でゆっくり眠れたので、 高所反応(高山病)にもならず、メンバー全員登ることができました。
下山道は登山道と別ルート(六合目で合流)です。柔らかい砂質で埃をかぶってしまうため、マスクを着用しました。下りは思った以上に長く感じました。
山の天気は変わりやすく、山頂で晴れていたと思っていたら、急に霧が出始め視界が悪くなりました。下山道は滑りやすく、また、疲れからかひざや太ももに力が入らず、滑って転倒することもしばしば。
どうにか五合目に到着しました。帰ってきたら帽子をかぶっていたのに髪の毛がごわごわ。ズボンもスパッツをつけていた跡が残るほど埃まみれに。メンバーは達成感を胸に帰路につきました。
富士山を登り終えて
横浜散策から始まった「富士山への道」。全6回の山行でメンバー達は山の自然に触れ、山の素晴しさ、厳しさを知ることができました。山の魅力を共有したメンバー達はその後、自分達で登山を計画し山に登っています。皆さんも仕事仲間やご家族で登山の計画を立てて、身近な山から登山を始めてみませんか。横浜山岳協会では市民向けの教室などを開催しています。ホームページなどでご確認ください。
http://www.puente.jp/yokosankyo/