㈱金港スポーツ　中村裕幸さん

野球をする人の相棒ともいえるグラブ。大切に使って少しでも長持ちさせたい！そんな気持ちに応えるべく、関内にお店を構える（株）金港スポーツで主に野球のグラブの修理などを担当している、中村裕幸さんにグラブのお手入れについてインタビューしました。

グラブの日々のお手入れは、どんなことに気をつけたらいいですか？

グラブの革の表と裏の間には、グリスという接着オイルが付いています。初めのうちは、ポケット（ボールを取る所）をよく叩いて、内側のグリスを染み出させる程度で十分です。

グラブを長持ちさせるために効果的なお手入れ法はありますか？

グラブは使用頻度にもよりますが、手入れによっては10〜20年もつこともあります。グラブの表面が乾いてきたと感じたら、専用のオイルをごく薄く塗って、その後は必ず乾拭きしてください。オイルを塗りすぎると、グラブが柔らかくなりすぎたり重くなったりするので、塗りすぎは禁物です。「ごく薄く」これが肝心です！

グラブを保管する時に気をつけたいことは何ですか？

型崩れしないよう、市販のグラブホルダーをを使うことをオススメします。発砲スチロール製ボールを自分がボールを取りやすい位置に握らせて、バンドで留めておきます。そうすると自分がボールを取りやすい形に固定され、型崩れも防げますよ！

グラブホルダーを使用したところ

どんな修理が多いですか？

切れた紐を交換することが一番多いです。また、長年の使用でポケットが擦り切れてしまったものも修理できます。破れた部分の裏から当て皮をゴムのりで貼り付け、その箇所を何重にもミシンで縫うと修理完成です！

修理用の八方ミシン　　　　この針でどの方向にも縫えます！

「グラブを自分の手だと思って大事に手入れをして使ってほしい。大事にすればするほど、自分の体の一部になって、きっとエラーも減りますよ！」と中村さんはアドバイスしてくれました。

数ある商品からお気に入りの一品を選ぼう！ 岩井さん（写真左）のブログで
本誌が紹介されました！

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株式会社 金港スポーツ　
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