SPORTSよこはまVol.21:特集(3/4)
「なぎなた(薙刀)」は、剣道と似ていますが、「長い刀で相手を薙ぎ倒す」武道です。「牛若丸と弁慶」のお話で、弁慶が持っていた長い柄に曲線の刀がついている武器がなぎなたです。太刀よりも離れた相手に向かうときに有利であることから、平安時代・鎌倉時代、馬上の兵士を倒す時や、海上での戦いにおいて、その威力を発揮したと伝えられています。その後、鉄砲の伝来などで戦闘様式が著しく変化し、江戸時代には女子の護身用・たしなみとして用いられるようになりました。今日では、なぎなたの修練により心身ともに調和をとることを目的に行われています。
女性に大人気!
全長210cm〜225cmのなぎなたは、樫の木でできた柄の部分と竹でできた刃の部分とに分かれます。非常に軽いため力任せに振り回すと折れてしまいます。なぎなたの姿勢は背筋をしっかり伸ばし、体の軸を維持して行うので、腹筋が鍛えられ、バランスのとれた身体になることから、年齢を重ねても若さを維持することができます。いかに力に頼らず、素早くなぎなたを振ることができるかが勝敗のポイントであることから、女性に人気のある武道として親しまれています。
横浜市なぎなた連盟 武藤 千恵子さん
なぎなたは姿勢が良くなるし生涯スポーツとして健康にとてもいい種目です。ぜひ体験してみてください。
少林寺拳法とは宗道臣が日本で創始した「人づくりの行」です。自身の体と心を養い他人とともに助け合い幸せに生きることを説く「教え」と、相手とともに上達を楽しむ「技法」とが、人を育てるための「教育システム」として一体となっています。その技法は、守りと反撃からなる護身の技術ですが、相手を倒すことが目的ではなく、相手を活かすことです。少林寺拳法の修練は、二人一組の組手で行うことが原則です。守者と攻者に分かれ、それぞれの役割を交代し、お互いが先生となり生徒となり尊重しあいながら技術の向上を目指します。守者が上達するためには、攻者も上達しなければなりません。人と人とが協力し合うことの楽しさと大切さを学ぶことに修練の目的があります。
横浜市少林寺拳法連盟 百百(もも) 邦廣さん
お互いに指摘して上達しあう武道です。皆さんも仲間づくりに参加してみませんか。
少林寺拳法の技を見てみよう!
少林寺拳法は相手の攻撃に対してまず守り、その後に反撃を行うという形で構成されています。相手から襲われたときの身を守る方法として技の一つを紹介します。
※大変危険ですのでしっかりとした指導を受けてから行うようにしましょう。
「なぎなた(薙刀)」は、剣道と似ていますが、「長い刀で相手を薙ぎ倒す」武道です。「牛若丸と弁慶」のお話で、弁慶が持っていた長い柄に曲線の刀がついている武器がなぎなたです。太刀よりも離れた相手に向かうときに有利であることから、平安時代・鎌倉時代、馬上の兵士を倒す時や、海上での戦いにおいて、その威力を発揮したと伝えられています。その後、鉄砲の伝来などで戦闘様式が著しく変化し、江戸時代には女子の護身用・たしなみとして用いられるようになりました。今日では、なぎなたの修練により心身ともに調和をとることを目的に行われています。
女性に大人気!
全長210cm〜225cmのなぎなたは、樫の木でできた柄の部分と竹でできた刃の部分とに分かれます。非常に軽いため力任せに振り回すと折れてしまいます。なぎなたの姿勢は背筋をしっかり伸ばし、体の軸を維持して行うので、腹筋が鍛えられ、バランスのとれた身体になることから、年齢を重ねても若さを維持することができます。いかに力に頼らず、素早くなぎなたを振ることができるかが勝敗のポイントであることから、女性に人気のある武道として親しまれています。
横浜市なぎなた連盟 武藤 千恵子さん
なぎなたは姿勢が良くなるし生涯スポーツとして健康にとてもいい種目です。ぜひ体験してみてください。
少林寺拳法とは宗道臣が日本で創始した「人づくりの行」です。自身の体と心を養い他人とともに助け合い幸せに生きることを説く「教え」と、相手とともに上達を楽しむ「技法」とが、人を育てるための「教育システム」として一体となっています。その技法は、守りと反撃からなる護身の技術ですが、相手を倒すことが目的ではなく、相手を活かすことです。少林寺拳法の修練は、二人一組の組手で行うことが原則です。守者と攻者に分かれ、それぞれの役割を交代し、お互いが先生となり生徒となり尊重しあいながら技術の向上を目指します。守者が上達するためには、攻者も上達しなければなりません。人と人とが協力し合うことの楽しさと大切さを学ぶことに修練の目的があります。
横浜市少林寺拳法連盟 百百(もも) 邦廣さん
お互いに指摘して上達しあう武道です。皆さんも仲間づくりに参加してみませんか。
少林寺拳法の技を見てみよう!
少林寺拳法は相手の攻撃に対してまず守り、その後に反撃を行うという形で構成されています。相手から襲われたときの身を守る方法として技の一つを紹介します。
※大変危険ですのでしっかりとした指導を受けてから行うようにしましょう。