新体力テストは、子どもから大人までを対象に、体力や運動能力を調べるテストです。
新体力テストは、テストの対象を「6歳から11歳まで（小学校全学年）の男女児童」「12歳から19歳までの男女」「20歳から64歳までの男女」「65歳から79歳までの男女」と年齢別に4分類されています。
小学校で実施しているのは8種目。
　●握力【筋力：筋肉が力を出す能力】
　●上体起こし【筋力・筋持久力：筋肉が力を出したり、筋肉が力を出し続ける能力】
　●長座体前屈【柔軟性：体を曲げたり伸ばしたりする能力】
　●反復横とび【敏捷性：すばやく動作を繰り返す能力】
　●20mシャトルラン【全身持久力：全身で運動を続ける能力】
　●50m走【スピード：すばやく移動する能力】
　●立ち幅とび【瞬発力：すばやく動き出す能力】
　●ソフトボール投げ【巧緻性・瞬発力：運動を調整する能力や、すばやく動き出す能力】
これらの結果は、テスト項目別に10点法を用いるため、自分の中でどの能力が優れていて、何が劣っているかについて評価ができるとともに、年齢に応じて５段階（A〜E）の評価をうけられるため、同年代の全国平均と自分の体力を比較・確認することもできます。

横浜市内の市立小中学校では、児童に配布されている健康手帳に、健康診断などの成長記録と同じく体力テストの結果も記録していきます。健康手帳は学校内で保管しているところが多く、保護者の手元にある期間は少ないですが、健康管理と保健指導の参考に活用できるものです。
公益財団法人日本レクリエーション協会が運営する「子どもの体力向上ホームページ」では、子どもの新体力テストの結果を入力すると結果をグラフ化してみることができるほか、保護者・子どもが学べるページや、全国平均値などが掲載されているページなどで構成されています。
新体力テストの結果は、順位づけされるものではありませんが、全国平均値と比べることで、子どもの体力・運動能力を知る上での参考になります。また、種目の得点結果をグラフにしてみることで、自分の中での得意・不得意な種目が分かります。

子どもの体力向上ホームページ

http://www.recreation.or.jp/kodomo/

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