SPORTSよこはまVol.22:特集(2/4)
「ストライクが出たときの音や倒れ方が好き」
と語る佐々木選手。
佐々木智之選手は横浜出身のボウリング選手として、日本国内にとどまらず数々の国際大会で優勝を飾っています。新杉田ボウルでインストラクターとして働くかたわら、国際大会に出場する佐々木選手にボウリングの魅力を話していただきました。
■現在アマチュアとして活躍されていますが、プロとの違いは何ですか?
プロボウラーは主に日本国内で開催される個人戦を主とした大会を中心に活動していますが、アマチュアの場合は個人戦と同様にチーム戦が開催され、またナショナルチームに入ると国外の大会にも出場することができます。個人戦では喜びも悔しさも自分だけですが、チーム戦ではダブルス戦、トリオ戦さらには5人チーム戦などもあり、チームメンバーと共に味わう喜び、悔しさは個人戦との大きな違いだと思います。チーム戦では苦しいときにチームメイトが盛り上げてくれたり、またその逆があったり、そして何より一番の魅力と言えば、良い成績を残せた時に分かち合う喜び・嬉しさが何倍にもなるところだと思います。今の自分は世界選手権やアジア圏で開催される各大会で金メダルを取ることを目標としているので、まずは日本代表として目標の達成を目指し、プロに成ることはそれから考えてみたいと思います。
■ボウリングを始めたきっかけは?
小学校3年生くらいのときに家族と一緒に新杉田ボウルへ遊びに来たのがきっかけです。それから楽しくなって毎週土曜日を中心に通うようになりました。ボウリング場のボールはいいスコアを出した時のボールがいつも使えるとは限らないので、それだったら自分に合うボールを作ったほうがこれからもっとボウリングを楽しめるのではないかと思い、両親にマイボールを買ってもらいました。中学生になってからは新杉田ボウルのジュニアスクールに入り毎週2・3回練習するようになりました。
その後、中学2年生の時に全国大会で3位になり、高校生になってからは2002年と2004年の国体で優勝することができました。また、高校2年生の時に高校生のアジア大会があり、それが初めての国際大会(マスターズ戦・4人チーム戦優勝)の経験でした。そしてその2ヵ月後にナショナルチームに入ることができました。
■ボウリングの魅力とは?
やっぱりストライクが出たときのピンの音と倒れ方が好きですね。同じストライクでも毎回倒れ方が違って、一気にパンと倒れるのよりもピンアクションによる計算されたストライクの方が好きですね。速いボールで一気にパンと倒れるストライクの方が、爽快感があって好きという人もいますが、自分の場合はしっかり狙って投げるので投げるボールはそれほど速くはありません。好きなストライクによってボウリングスタイルは人それぞれ違いますね。
新杉田ボウルではインストラクターとして
働いている佐々木選手
また、ボウリングは子どもからお年寄りまでできるというのが魅力だと思いますね。体力が成績に影響するスポーツではないので、子どもからお年寄りまで同じ舞台で楽しむことができます。国際大会でも年齢制限はありません。この間世界選手権に行ってきたのですが、高校生くらいから60歳くらいの方まで出場していました。
最近はボウリング場にご年配の方も多くいらっしゃいますし、またスクールに入ってから始められる方もいらっしゃいます。まずはボウリング場に足を運んでいただいて、ボウリングの魅力を知ってもらいたいですね。
佐々木 智之選手(1986年7月18日生)
(株)プリンスホテル所属、神奈川大学出身
〈主な戦績〉
【国内大会】2002年 高知国体少年男子個人戦優勝/2004年 埼玉国体少年男子個人戦優勝/2006年 NHK杯全日本選抜選手権大会優勝/2008年 全日本大学個人選手権大会優勝/2009年 全日本選手権大会マスターズ戦優勝/2009年 新潟国体成年男子個人戦優勝
【国際大会】2006年 アジア競技大会5人チーム戦優勝/2008年 東アジア・パシフィック選手権ダブルス戦優勝/2009年 東アジア競技大会ダブルス戦優勝
「ストライクが出たときの音や倒れ方が好き」
と語る佐々木選手。
佐々木智之選手は横浜出身のボウリング選手として、日本国内にとどまらず数々の国際大会で優勝を飾っています。新杉田ボウルでインストラクターとして働くかたわら、国際大会に出場する佐々木選手にボウリングの魅力を話していただきました。
■現在アマチュアとして活躍されていますが、プロとの違いは何ですか?
プロボウラーは主に日本国内で開催される個人戦を主とした大会を中心に活動していますが、アマチュアの場合は個人戦と同様にチーム戦が開催され、またナショナルチームに入ると国外の大会にも出場することができます。個人戦では喜びも悔しさも自分だけですが、チーム戦ではダブルス戦、トリオ戦さらには5人チーム戦などもあり、チームメンバーと共に味わう喜び、悔しさは個人戦との大きな違いだと思います。チーム戦では苦しいときにチームメイトが盛り上げてくれたり、またその逆があったり、そして何より一番の魅力と言えば、良い成績を残せた時に分かち合う喜び・嬉しさが何倍にもなるところだと思います。今の自分は世界選手権やアジア圏で開催される各大会で金メダルを取ることを目標としているので、まずは日本代表として目標の達成を目指し、プロに成ることはそれから考えてみたいと思います。
■ボウリングを始めたきっかけは?
小学校3年生くらいのときに家族と一緒に新杉田ボウルへ遊びに来たのがきっかけです。それから楽しくなって毎週土曜日を中心に通うようになりました。ボウリング場のボールはいいスコアを出した時のボールがいつも使えるとは限らないので、それだったら自分に合うボールを作ったほうがこれからもっとボウリングを楽しめるのではないかと思い、両親にマイボールを買ってもらいました。中学生になってからは新杉田ボウルのジュニアスクールに入り毎週2・3回練習するようになりました。
その後、中学2年生の時に全国大会で3位になり、高校生になってからは2002年と2004年の国体で優勝することができました。また、高校2年生の時に高校生のアジア大会があり、それが初めての国際大会(マスターズ戦・4人チーム戦優勝)の経験でした。そしてその2ヵ月後にナショナルチームに入ることができました。
■ボウリングの魅力とは?
やっぱりストライクが出たときのピンの音と倒れ方が好きですね。同じストライクでも毎回倒れ方が違って、一気にパンと倒れるのよりもピンアクションによる計算されたストライクの方が好きですね。速いボールで一気にパンと倒れるストライクの方が、爽快感があって好きという人もいますが、自分の場合はしっかり狙って投げるので投げるボールはそれほど速くはありません。好きなストライクによってボウリングスタイルは人それぞれ違いますね。
新杉田ボウルではインストラクターとして
働いている佐々木選手
また、ボウリングは子どもからお年寄りまでできるというのが魅力だと思いますね。体力が成績に影響するスポーツではないので、子どもからお年寄りまで同じ舞台で楽しむことができます。国際大会でも年齢制限はありません。この間世界選手権に行ってきたのですが、高校生くらいから60歳くらいの方まで出場していました。
最近はボウリング場にご年配の方も多くいらっしゃいますし、またスクールに入ってから始められる方もいらっしゃいます。まずはボウリング場に足を運んでいただいて、ボウリングの魅力を知ってもらいたいですね。
佐々木 智之選手(1986年7月18日生)
(株)プリンスホテル所属、神奈川大学出身
〈主な戦績〉
【国内大会】2002年 高知国体少年男子個人戦優勝/2004年 埼玉国体少年男子個人戦優勝/2006年 NHK杯全日本選抜選手権大会優勝/2008年 全日本大学個人選手権大会優勝/2009年 全日本選手権大会マスターズ戦優勝/2009年 新潟国体成年男子個人戦優勝
【国際大会】2006年 アジア競技大会5人チーム戦優勝/2008年 東アジア・パシフィック選手権ダブルス戦優勝/2009年 東アジア競技大会ダブルス戦優勝