SPORTSよこはまVol.5:スポーツナビゲーター
歴史や文化の違う国に行けば、スポーツの楽しみ方も変わるはず。
世界の人たちはどんな風にスポーツを楽しんでいるんだろう?
知っているスポーツの違った楽しみ方が見つかるかも…。
海外で多くの人が観戦しているスポーツはどんなものがあるの?
世界でテレビ中継を見る人が一番多いスポーツの大会といえば、サッカーのワールドカップ。
日本では他にも野球や相撲、最近ではゴルフやフィギュアスケートも注目を集めているよね。
アメリカでは4大メジャースポーツとして、野球・バスケットボール・アイスホッケー・アメリカンフットボールが人気です。
では、ここに挙げた以外のスポーツで特にヨーロッパで熱い戦いが繰り広げられているもの、なーんだ?
それは、ハンドボール! どんな盛り上がりを見せているか、後で紹介します。
勝敗や記録を争わずに、スポーツを通じて国際交流をする世界的なイベントがあるって聞いたけど、どんなもの?
世界体操祭のことだね。オリンピック同様4年に1回行われているんだ。次のページで詳しく紹介します。
ハンドボール
■ヨーロッパでは
シュートする瞬間に高くジャンプするようなダイナミックな動きや、スピーディーな試合展開がハンドボールの一番の魅力。日本でも学校の体育の授業や部活動で行われたり、日本リーグも設立されたりして親しみのあるスポーツだけど、本場のヨーロッパでは更に高い人気を集めているんだ。ヨーロッパではサッカーに次ぐ人気スポーツと言う人もいるそうだよ。ドイツやスペイン等の各国でプロリーグが設立されているよ。ヨーロッパのクラブ王者を争うチャンピオンズリーグも開かれています。メインラウンドは今年2月6日から3月16日まで開かれます。男女各16チームが4グループに分かれてホーム&アウェーで総当たり戦を行い、各グループの首位がファイナルラウンドへ進むことになっています。国とクラブの威信を掛けた熱い戦いが繰り広げられそうだね!
体操
■競技だけでない「すべての人のための体操」〜ワールド・ジムナストラーダ〜
「体操」の中には、順位を競わない「一般体操」と呼ばれるものも含まれているんだ。FIG(国際体操連盟)では、一般の体操愛好家の発展にも力を入れています。その大きな事業の一つが、4年に1度開催される「世界体操祭(ワールド・ジムナストラーダ)」。世界各国の体操チームがそれぞれ演技を発表し、会場の内外で交流することを目的としているんだ。「体操」を意味する「ジムナ」と、「道」や「舞台」を意味する「エストラーダ」という言葉から「ジムナストラーダ」と名づけられたんだよ。最近では第13回大会が2007年7月にオーストリアで行われ、57の国と地域から約22,000人が参加しました。日本からも16団体約720人、そのうち横浜からは3団体約100人が参加しました。華麗な演技に満員の会場からは大きな拍手が送られたそうだよ。
このワールド・ジムナストラーダと同じように、毎年「体操フェスティバル ヨコハマ」というイベントが横浜文化体育館で開催され、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代から3,000人以上が参加しています。
隠れた人気種目
まだまだ他にも、世界の人々に愛されているスポーツがあるよ。
日本でも大学や社会人を中心にチームが組まれていて、もしかしたらブームが来るかも…?
クリケット
■実は世界的人気スポーツ
クリケットはイギリス発祥のスポーツで、植民地時代にイギリスが全世界に領土を拡大したのに伴い、オーストラリア、インド、パキスタンなど世界中に広がりました。今でも100カ国以上の多くの国で盛んに行われているよ。全世界での競技人口はサッカーに次いで2番目に多いともいわれているんだ。4年に1度ワールドカップが開催されていて、次回は2011年にインド・パキスタン・スリランカ・バングラデシュの4カ国共催で行われます。
■ルール
投手が投げたボールを打者が打って、その間に走者が得点を稼ぐというルールが似ていることから、野球の原型とする説もあるよ。試合時間は正式な試合ではなんと、4〜5日にもわたるんだ。ただし最近では、7時間程度で終わるワンデイマッチや、2時間半や50分で終わるような試合形式も考案されています。
■紳士・淑女のスポーツ
紅茶の国・イギリスらしく、試合中に紅茶を飲みながら談笑するティータイムがあるんだ。社交やスポーツシップを大切にするところから、紳士・淑女のスポーツと呼ばれているよ。外国のクリケットクラブでは、試合後に選手や審判、観戦者が一緒にバーで交流する姿も多く見られるそうだよ。
セパタクロー
「セパ」はマレー語で「蹴る」、「タクロー」はタイ語で「ボール」という意味。1チーム3人で、ネットを挟んで足や頭を使ってボールを相手コートに蹴りいれるんだ。その起源は9世紀ごろ東南アジアで行われていた伝統スポーツに遡るといわれているよ。1965年に統一ルールが作られて現在の「セパタクロー」になったんだ。1990年の北京大会から、アジア大会の正式種目に採用されています。
カバディ
攻撃者(レイダー)が「カバディ、カバディ…」と連呼しながら相手コートで相手のプレーヤーにタッチして素早く自陣に戻れば点数になるという競技。コミカルに感じる人もいるかもしれないけど、守備側はレイダーの手足や胴体を捕まえたりして格闘技に近い競技なんだ。
インドやパキスタン、バングラディシュなど南アジア諸国では数千年の歴史を持つ国技として親しまれていて、現在では欧米諸国にも広がりをみせているよ。
歴史や文化の違う国に行けば、スポーツの楽しみ方も変わるはず。
世界の人たちはどんな風にスポーツを楽しんでいるんだろう?
知っているスポーツの違った楽しみ方が見つかるかも…。
海外で多くの人が観戦しているスポーツはどんなものがあるの?
世界でテレビ中継を見る人が一番多いスポーツの大会といえば、サッカーのワールドカップ。
日本では他にも野球や相撲、最近ではゴルフやフィギュアスケートも注目を集めているよね。
アメリカでは4大メジャースポーツとして、野球・バスケットボール・アイスホッケー・アメリカンフットボールが人気です。
では、ここに挙げた以外のスポーツで特にヨーロッパで熱い戦いが繰り広げられているもの、なーんだ?
それは、ハンドボール! どんな盛り上がりを見せているか、後で紹介します。
勝敗や記録を争わずに、スポーツを通じて国際交流をする世界的なイベントがあるって聞いたけど、どんなもの?
世界体操祭のことだね。オリンピック同様4年に1回行われているんだ。次のページで詳しく紹介します。
ハンドボール
■ヨーロッパでは
シュートする瞬間に高くジャンプするようなダイナミックな動きや、スピーディーな試合展開がハンドボールの一番の魅力。日本でも学校の体育の授業や部活動で行われたり、日本リーグも設立されたりして親しみのあるスポーツだけど、本場のヨーロッパでは更に高い人気を集めているんだ。ヨーロッパではサッカーに次ぐ人気スポーツと言う人もいるそうだよ。ドイツやスペイン等の各国でプロリーグが設立されているよ。ヨーロッパのクラブ王者を争うチャンピオンズリーグも開かれています。メインラウンドは今年2月6日から3月16日まで開かれます。男女各16チームが4グループに分かれてホーム&アウェーで総当たり戦を行い、各グループの首位がファイナルラウンドへ進むことになっています。国とクラブの威信を掛けた熱い戦いが繰り広げられそうだね!
体操
■競技だけでない「すべての人のための体操」〜ワールド・ジムナストラーダ〜
「体操」の中には、順位を競わない「一般体操」と呼ばれるものも含まれているんだ。FIG(国際体操連盟)では、一般の体操愛好家の発展にも力を入れています。その大きな事業の一つが、4年に1度開催される「世界体操祭(ワールド・ジムナストラーダ)」。世界各国の体操チームがそれぞれ演技を発表し、会場の内外で交流することを目的としているんだ。「体操」を意味する「ジムナ」と、「道」や「舞台」を意味する「エストラーダ」という言葉から「ジムナストラーダ」と名づけられたんだよ。最近では第13回大会が2007年7月にオーストリアで行われ、57の国と地域から約22,000人が参加しました。日本からも16団体約720人、そのうち横浜からは3団体約100人が参加しました。華麗な演技に満員の会場からは大きな拍手が送られたそうだよ。
このワールド・ジムナストラーダと同じように、毎年「体操フェスティバル ヨコハマ」というイベントが横浜文化体育館で開催され、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代から3,000人以上が参加しています。
隠れた人気種目
まだまだ他にも、世界の人々に愛されているスポーツがあるよ。
日本でも大学や社会人を中心にチームが組まれていて、もしかしたらブームが来るかも…?
クリケット
■実は世界的人気スポーツ
クリケットはイギリス発祥のスポーツで、植民地時代にイギリスが全世界に領土を拡大したのに伴い、オーストラリア、インド、パキスタンなど世界中に広がりました。今でも100カ国以上の多くの国で盛んに行われているよ。全世界での競技人口はサッカーに次いで2番目に多いともいわれているんだ。4年に1度ワールドカップが開催されていて、次回は2011年にインド・パキスタン・スリランカ・バングラデシュの4カ国共催で行われます。
■ルール
投手が投げたボールを打者が打って、その間に走者が得点を稼ぐというルールが似ていることから、野球の原型とする説もあるよ。試合時間は正式な試合ではなんと、4〜5日にもわたるんだ。ただし最近では、7時間程度で終わるワンデイマッチや、2時間半や50分で終わるような試合形式も考案されています。
■紳士・淑女のスポーツ
紅茶の国・イギリスらしく、試合中に紅茶を飲みながら談笑するティータイムがあるんだ。社交やスポーツシップを大切にするところから、紳士・淑女のスポーツと呼ばれているよ。外国のクリケットクラブでは、試合後に選手や審判、観戦者が一緒にバーで交流する姿も多く見られるそうだよ。
セパタクロー
「セパ」はマレー語で「蹴る」、「タクロー」はタイ語で「ボール」という意味。1チーム3人で、ネットを挟んで足や頭を使ってボールを相手コートに蹴りいれるんだ。その起源は9世紀ごろ東南アジアで行われていた伝統スポーツに遡るといわれているよ。1965年に統一ルールが作られて現在の「セパタクロー」になったんだ。1990年の北京大会から、アジア大会の正式種目に採用されています。
カバディ
攻撃者(レイダー)が「カバディ、カバディ…」と連呼しながら相手コートで相手のプレーヤーにタッチして素早く自陣に戻れば点数になるという競技。コミカルに感じる人もいるかもしれないけど、守備側はレイダーの手足や胴体を捕まえたりして格闘技に近い競技なんだ。
インドやパキスタン、バングラディシュなど南アジア諸国では数千年の歴史を持つ国技として親しまれていて、現在では欧米諸国にも広がりをみせているよ。