横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士　玉置 龍也

06│チーム情報の紹介

現在チームはリーグ戦の真只中。今回は試合前の様子をご紹介!!

古傷を抱える選手たち。負担の蓄積や調子により、アクシデントなく試合直前に痛むことも多々ある。
試合前、限られた時間の中でコンディショニング。移動の車中やロッカールーム、そしてその場で症状を聞き、状態を評価。疼痛の部位や出方（姿勢や動き）からメカニズムを推測する。相談や説明をしながらメニューを組み立て、実行に移す。その間、約2〜3分。自分としては、ゴールへの道筋を的確に決め、かつ時間をかけすぎないギリギリのライン。時計を睨みながら、コンディショニングと症状の再確認まで実施。時間内での最善を目指す。そして、最後に頼れるのはテーピング。
試合に入ると、試合の流れと別に選手の動きを注視。自信を持って対処しても、やはり不安は残る。選手は最初から全開。最後までコートを駆け回り勝利に貢献。最も安堵する瞬間。

試合前、#2バーンズ選手の
コンディショニング

最良のコンディションへの腕が試される。トレーナーにとっても「試合」そのもの。その場の一瞬の判断が結果につながる緊張感。
そして、最後に得られる「楽になった」、「大丈夫だ」という言葉や動く姿で感じる安堵感。この両極端な感覚がトレーナーの充実感と達成感につながる。

試合前の緊張感が少しでも伝わるでしょうか? 試合前もきっと同じような充実感を得られますよ!! ぜひ会場に足をお運びいただき、選手の勇姿をご覧ください。

※玉置氏が講師を務める講座情報がこちらに掲載しています。