SPORTSよこはま 2009 APRIL Vol.12
兵藤 慎剛
ルーキーイヤーの08シーズン、公式戦39試合に出場し一躍チームの主軸となった、 横浜F・マリノス・兵藤慎剛選手。激動のシーズンを戦い抜いて得た経験とは…?
周囲の期待が高い中でF・マリノスに加入されましたが、プロとしての実感や手応えはいかがでしたか?
最初の5試合ぐらいはただがむしゃらにやって、自分らしさもそんなに出せるわけでもなく、ただ無難にこなしてしまった部分もありました。そこはよくなかったし反省した部分です。ただ、終盤では自分のプレーも多少できてきたし、周りとのコミュニケーションでも自分の言いたいことは伝えられるようになったので、今年はもっともっとやらなければいけないと感じています。
出場機会の増え始めた4・5月あたりからはチームの成績が思うようにいかず、兵藤選手も苦しかったと思います。
勝てない試合が続いて連敗もして、何とか変えようという気持ちはみんなにあったけれど、空回りした部分がありました。自分も試合に出て、負けたときは気持ちが沈んでしまいました。その後もJ1残留争いで緊迫した試合も多かったので、本当はやらなくてもいいことかもしれないけど、1年目にして貴重な経験ができたと思います。
苦しんだ末の公式戦初ゴールは、天皇杯4回戦・コンサドーレ札幌戦でした。
それまでずっと外しすぎて迷惑をかけてきたので、嬉しかったし、ほっとしました。ときどき消極的なプレーになったりすることもあったので、1点取って吹っ切れたような感覚がありましたね。
リーグ戦初ゴール(32節・ジェフ千葉戦)もそうですが、ゴールに詰めて得点に絡もうという気持ちが強く出ていたと思います。
前(のポジション)で使われている以上は得点を意識したプレーをしなくては相手も怖くないでしょうし、どうしたら点が取れるかを考えてプレーしています。
その後も連勝を重ね、リーグ戦最終節・浦和レッズ戦でもゴールを決めました。その勢いのまま、いちばんタイトルに近づいた天皇杯を戦いました。
チームもいい流れで来ていました。天皇杯を獲ってACL(AFCチャンピオンズリーグ)に出るのが目標だったので、とても気持ちが入っていたのですが、準決勝でガンバ(大阪)にうまいことやられてしまいました。相手もコンディションが悪い中だったので、いつもよりテンポのいいサッカーができてなかったと思うんですが、うちも最後のところで精度がよくなかったこともあり、難しい試合になると思いました。自分は最後までピッチに立てなかったのが悔しかったし、何よりチームが勝てなかったことが、いちばん悔しかったです。
苦しかったときも嬉しかったときも、そばには常にサポーターの声援があったわけですが、兵藤選手から見たF・マリノスサポーターはどんな印象ですか?
温かいし熱いですね! スタジアムにたくさんお客さんが入ることはモチベーションにつながっています。F・マリノスには日産スタジアムというすばらしいスタジアムがありますし、いいサポーターがたくさんいるので、いつも来ていただいてありがたいと思っています。
開幕メンバーに入った浦和戦、日産スタジアムには約61,000人集まりましたが、それ以外は満員にならず、選手のモチベーションを上げきれていないのではないかと思います。
開幕戦の日産スタジアムは、本当にすごいなぁと思いました。それにいつも大きな声援をいただいたり、それぞれの地域でも活動していただいて、とてもありがたいです。選手とサポーターのお互いががんばって、もっともっとよい関係を築いていければいいと思います。チームみんなが思っていることですが、毎試合満員にできるような魅力あるチームにしていきたい。そのためには魅力ある選手にならないといけないと思うし、自分もサポーターの方に楽しんでいただけるように、もっともっとがんばりたいと思います。
今期の目標と意気込みをお聞かせください。
個人的には去年は2点しか取れなかったので、2桁(得点)取れるよう、もっともっと積極的に自分らしさを出してプレーしていきたいです。そして1年通してケガをせず、サッカーが上達していければと思います。チームは去年リーグ戦9位に終わったので、今年は優勝を目指して、3つのタイトル(リーグ・ナビスコ杯・天皇杯)のうち、1つは絶対獲る。その上で、来年のACL出場権を獲りたいです!
Present For You
兵藤 慎剛選手のサインを3名様にプレゼントします!
ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号、「SPORTSよこはま」へのご意見・ご感想を記入して下記の宛先へお送りください。(平成21年5月25日必着)
〒231-0015 横浜市中区尾上町6-81 ニッセイ横浜尾上町ビル1階
横浜市スポーツ情報センター「兵藤選手サイン」係まで
※個人情報の取扱いについては、こちらをご参照ください。
兵藤 慎剛
ルーキーイヤーの08シーズン、公式戦39試合に出場し一躍チームの主軸となった、 横浜F・マリノス・兵藤慎剛選手。激動のシーズンを戦い抜いて得た経験とは…?
周囲の期待が高い中でF・マリノスに加入されましたが、プロとしての実感や手応えはいかがでしたか?
最初の5試合ぐらいはただがむしゃらにやって、自分らしさもそんなに出せるわけでもなく、ただ無難にこなしてしまった部分もありました。そこはよくなかったし反省した部分です。ただ、終盤では自分のプレーも多少できてきたし、周りとのコミュニケーションでも自分の言いたいことは伝えられるようになったので、今年はもっともっとやらなければいけないと感じています。
出場機会の増え始めた4・5月あたりからはチームの成績が思うようにいかず、兵藤選手も苦しかったと思います。
勝てない試合が続いて連敗もして、何とか変えようという気持ちはみんなにあったけれど、空回りした部分がありました。自分も試合に出て、負けたときは気持ちが沈んでしまいました。その後もJ1残留争いで緊迫した試合も多かったので、本当はやらなくてもいいことかもしれないけど、1年目にして貴重な経験ができたと思います。
苦しんだ末の公式戦初ゴールは、天皇杯4回戦・コンサドーレ札幌戦でした。
それまでずっと外しすぎて迷惑をかけてきたので、嬉しかったし、ほっとしました。ときどき消極的なプレーになったりすることもあったので、1点取って吹っ切れたような感覚がありましたね。
リーグ戦初ゴール(32節・ジェフ千葉戦)もそうですが、ゴールに詰めて得点に絡もうという気持ちが強く出ていたと思います。
前(のポジション)で使われている以上は得点を意識したプレーをしなくては相手も怖くないでしょうし、どうしたら点が取れるかを考えてプレーしています。
その後も連勝を重ね、リーグ戦最終節・浦和レッズ戦でもゴールを決めました。その勢いのまま、いちばんタイトルに近づいた天皇杯を戦いました。
チームもいい流れで来ていました。天皇杯を獲ってACL(AFCチャンピオンズリーグ)に出るのが目標だったので、とても気持ちが入っていたのですが、準決勝でガンバ(大阪)にうまいことやられてしまいました。相手もコンディションが悪い中だったので、いつもよりテンポのいいサッカーができてなかったと思うんですが、うちも最後のところで精度がよくなかったこともあり、難しい試合になると思いました。自分は最後までピッチに立てなかったのが悔しかったし、何よりチームが勝てなかったことが、いちばん悔しかったです。
苦しかったときも嬉しかったときも、そばには常にサポーターの声援があったわけですが、兵藤選手から見たF・マリノスサポーターはどんな印象ですか?
温かいし熱いですね! スタジアムにたくさんお客さんが入ることはモチベーションにつながっています。F・マリノスには日産スタジアムというすばらしいスタジアムがありますし、いいサポーターがたくさんいるので、いつも来ていただいてありがたいと思っています。
開幕メンバーに入った浦和戦、日産スタジアムには約61,000人集まりましたが、それ以外は満員にならず、選手のモチベーションを上げきれていないのではないかと思います。
開幕戦の日産スタジアムは、本当にすごいなぁと思いました。それにいつも大きな声援をいただいたり、それぞれの地域でも活動していただいて、とてもありがたいです。選手とサポーターのお互いががんばって、もっともっとよい関係を築いていければいいと思います。チームみんなが思っていることですが、毎試合満員にできるような魅力あるチームにしていきたい。そのためには魅力ある選手にならないといけないと思うし、自分もサポーターの方に楽しんでいただけるように、もっともっとがんばりたいと思います。
今期の目標と意気込みをお聞かせください。
個人的には去年は2点しか取れなかったので、2桁(得点)取れるよう、もっともっと積極的に自分らしさを出してプレーしていきたいです。そして1年通してケガをせず、サッカーが上達していければと思います。チームは去年リーグ戦9位に終わったので、今年は優勝を目指して、3つのタイトル(リーグ・ナビスコ杯・天皇杯)のうち、1つは絶対獲る。その上で、来年のACL出場権を獲りたいです!
Present For You
兵藤 慎剛選手のサインを3名様にプレゼントします!
ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号、「SPORTSよこはま」へのご意見・ご感想を記入して下記の宛先へお送りください。(平成21年5月25日必着)
〒231-0015 横浜市中区尾上町6-81 ニッセイ横浜尾上町ビル1階
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