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SPORTSよこはま

横浜熱闘倶楽部 これまでの道 これからの道 横浜ベイスターズ 金城 龍彦選手

取材●文/中川修二(横浜市スポーツ情報センター) 協力●横浜ベイスターズ

金城龍彦選手

金城 龍彦

TATSUHIKO KINJOH
生年月日:1976年7月27日
出身:大阪府
身長/体重:177cm/85㎏
経歴:近大附属高−住友金属
−横浜(99年〜)

大矢新監督の下、今季よりセンターを任されることとなった金城選手。1999年のプロデビューより8年が経ち、名実共にベイスターズの中心選手となった今、今年はどんな新しい一面を見せてくれるのでしょうか?

昨年度のキャンプではスタンスをクローズドにし、アベレージの向上を目指されていました。今季はどのようなトライを?

昨年は成績が(一昨年よりも)下がってしまいましたので、やはり確率を高くしたいですね。選球眼を磨き(ボールゾーンを)打たされずフォアボールを選んだりと、打つだけでなくしっかり塁に出ることです。

具体的な数字や目指すタイトル等はありますか?

(打率は)3割届けばいいのですが、先に数字ありきだと僕は結果が残せない。ですのでこの一試合、この一球に集中して、大事にした積み重ねが最終的に打率3割であったなら、自分のやってきた事は正しかったのだ、と納得できるのです。同じ理由からですが、タイトルは全く考えてませんね。自分が試合に出てチームに貢献できればと、ただそれだけです。

2005年度に自己最多の191安打を放ったバットを翌年に重いものに替え、相川選手が「3割を残したバットを替えるなんて考えられない」と驚かれていたと聞きます。貪欲に「変化」を求め続けるのはなぜでしょう?

替えている、というか周囲よりアドバイスをしっかり貰い、矯正し更に実践を通して形にするトレーニングだと理解しています。実際には(そのバットで)結構打てていたのですが、年間を通すと手首にかかる負担が大きくて。自分はホームランバッターではないので、バットコントロールに徹するよう(シーズン途中から)元の重さに戻す事にしましたが、いい経験となりましたし、自分の中ではいつも「ここで終わりじゃない、まだまだ伸びたい」と思い続けています。

金城龍彦選手思い返せばプロ入りと同時に投手から野手に転向したりと、金城選手のキャリアは「挑戦」に満ちていますね。その姿勢は同じくプロ野球の選手であったお父さんの影響があるのでしょうか?

キャッチボールをして貰ったりしましたが、「野球」を教わった事は全くないんです。ですが物心がついた時に父がプロ野球の選手だったと聞き、同じようにプロになるんだと決めていました。
人との接し方がとても優しい父で、その謙虚な姿勢を見てずっと育ってきましたので、自分もああなりたいなと思っています。

その念願のプロになり、今やセンターラインを守るチームの中心選手となりました。これからはどのような「変化」を求めていくのでしょう?
そうですね、守る、打つ、走る全てが秀でたプレーヤーが理想ですね。やはり盗塁が少ないのでそこを主に増やしたいと思います。

では最後に、プロを目指す少年プレーヤー達にお言葉をいただけますか?

今の時期は目いっぱい野球を楽しんで、目いっぱい練習して欲しいですね。練習をすれば必ずうまくなれるので、皆いいプレーヤーになって欲しいです。あと野球人ならば僕が父親から学んだような「謙虚な姿勢」を持つよう必ず教育を受けますので、その気持ちを忘れないでいて下さい!

ありがとうございます。まだまだ先の長いシーズンですが、攻めては今季に達成される1000本安打を通過点に、守っては5月2日のタイガース戦でも見せてくれたスーパーキャッチで、これからも私たちの心を熱くして下さい!

Present For You

金城選手のサインを3名様にプレゼントします!
ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号、「SPORTSよこはま」へのご意見・ご感想を記入して下記の宛先へお送りください。(平成19年7月27日必着)
〒231-0015 横浜市中区尾上町6-81ニッセイ横浜尾上町ビル1階
横浜市スポーツ情報センター「金城選手サイン」係まで

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取材●文/中川修二(横浜市スポーツ情報センター) 協力●横浜ベイスターズ

金城龍彦選手

金城 龍彦

TATSUHIKO KINJOH
生年月日:1976年7月27日
出身:大阪府
身長/体重:177cm/85㎏
経歴:近大附属高−住友金属
−横浜(99年〜)

大矢新監督の下、今季よりセンターを任されることとなった金城選手。1999年のプロデビューより8年が経ち、名実共にベイスターズの中心選手となった今、今年はどんな新しい一面を見せてくれるのでしょうか?

昨年度のキャンプではスタンスをクローズドにし、アベレージの向上を目指されていました。今季はどのようなトライを?

昨年は成績が(一昨年よりも)下がってしまいましたので、やはり確率を高くしたいですね。選球眼を磨き(ボールゾーンを)打たされずフォアボールを選んだりと、打つだけでなくしっかり塁に出ることです。

具体的な数字や目指すタイトル等はありますか?

(打率は)3割届けばいいのですが、先に数字ありきだと僕は結果が残せない。ですのでこの一試合、この一球に集中して、大事にした積み重ねが最終的に打率3割であったなら、自分のやってきた事は正しかったのだ、と納得できるのです。同じ理由からですが、タイトルは全く考えてませんね。自分が試合に出てチームに貢献できればと、ただそれだけです。

2005年度に自己最多の191安打を放ったバットを翌年に重いものに替え、相川選手が「3割を残したバットを替えるなんて考えられない」と驚かれていたと聞きます。貪欲に「変化」を求め続けるのはなぜでしょう?

替えている、というか周囲よりアドバイスをしっかり貰い、矯正し更に実践を通して形にするトレーニングだと理解しています。実際には(そのバットで)結構打てていたのですが、年間を通すと手首にかかる負担が大きくて。自分はホームランバッターではないので、バットコントロールに徹するよう(シーズン途中から)元の重さに戻す事にしましたが、いい経験となりましたし、自分の中ではいつも「ここで終わりじゃない、まだまだ伸びたい」と思い続けています。

金城龍彦選手思い返せばプロ入りと同時に投手から野手に転向したりと、金城選手のキャリアは「挑戦」に満ちていますね。その姿勢は同じくプロ野球の選手であったお父さんの影響があるのでしょうか?

キャッチボールをして貰ったりしましたが、「野球」を教わった事は全くないんです。ですが物心がついた時に父がプロ野球の選手だったと聞き、同じようにプロになるんだと決めていました。
人との接し方がとても優しい父で、その謙虚な姿勢を見てずっと育ってきましたので、自分もああなりたいなと思っています。

その念願のプロになり、今やセンターラインを守るチームの中心選手となりました。これからはどのような「変化」を求めていくのでしょう?
そうですね、守る、打つ、走る全てが秀でたプレーヤーが理想ですね。やはり盗塁が少ないのでそこを主に増やしたいと思います。

では最後に、プロを目指す少年プレーヤー達にお言葉をいただけますか?

今の時期は目いっぱい野球を楽しんで、目いっぱい練習して欲しいですね。練習をすれば必ずうまくなれるので、皆いいプレーヤーになって欲しいです。あと野球人ならば僕が父親から学んだような「謙虚な姿勢」を持つよう必ず教育を受けますので、その気持ちを忘れないでいて下さい!

ありがとうございます。まだまだ先の長いシーズンですが、攻めては今季に達成される1000本安打を通過点に、守っては5月2日のタイガース戦でも見せてくれたスーパーキャッチで、これからも私たちの心を熱くして下さい!

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ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号、「SPORTSよこはま」へのご意見・ご感想を記入して下記の宛先へお送りください。(平成19年7月27日必着)
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