第30期よこはまこどもマリンスクール7月定例会(海洋教室)
by :横浜市体育協会スポーツ事業課
7月5日・6日(前半)と7月12日・13日(後半)に、よこはまこどもマリンスクール7月定例会(海洋教室)が実施されました。
いよいよ5月定例会の時に見学した日本丸に宿泊です。
日本丸には宿泊定員があるため、1班〜4班と5班〜8班に分けて宿泊をしました。
(天候によっては変更がありますが、基本的には前半も後半も同じプログラムで実施されます)
野島合宿の時とは違い、今回は訓練ということで子どもたちはドキドキしながらも気合が入っています。
海洋教室では、2日間作業服を着て作業帽をかぶって(室内以外)活動をします。
まずは着方を船員さんに習ってみんなで着替え、海洋教室開講式が始まりました。
午前中は体操指導と日本丸見学です。
前半は雨のため屋根のある場所で、後半は日本丸アリーナで行いました。
日本丸見学では、5月定例会の時とは違い、船員さんが説明をして下さったので、今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。また普段入れない場所にも入れていただき貴重な体験をしました。
昼食を食べてから午後の活動です。
午後は班ごとに手旗訓練、居室準備、展帆訓練(帆を張る訓練)、班別行動を行いました。
前半1〜4班の展帆訓練は雨のため甲板みがきに変更となりました。
手旗訓練では、原画(14種類)の後に、50音(ア〜ン)を習いました。
原画でカタカナを作るのですが、覚えることが多くて大変。
3月までに頑張って覚えて、マリンスクールの閉校式ではみんなで手旗を披露する予定です。
<手旗訓練>
居室準備では船員さんの説明を聞き、友だちと二人組みになって一生懸命みんなの寝るボンク(掛け布団や敷き布団)作りをしました
<居室準備>
<甲板みがき>
<展帆訓練>
夕方と夜にはレクリエーションを行いました。
日本丸の船内にある道具などが、どんな動物にたとえられているかを当てるゲームをしました。夜のレクリエーションではゲームやダンスをしました。
2日目は朝からとても良いお天気。6時半に起床し、すぐにデッキへ。
体操をしてから甲板みがきをしました。甲板みがきは裸足で行うため、夏は水がとても気持ちよく感じます。
みなとみらい(日本丸周辺)には子どもたちの「わっしょい!わっしょい!」というかけ声が響いていました。
朝食後は船長講話をしていただき、その後はカッター訓練と結索訓練をしました。
結索訓練では基本結びとナポレオンマット作りをしました。説明書を見ながら自分の力だけで作る子、船員さんやリーダーに教えてもらいながら作る子、みんなそれぞれ頑張って作り上げました。早くできた子はお友だちに教えてあげたりする姿も見られました。
カッター訓練では、体操をしてライフジャケットを着てからポンツーン(舟橋)へ。
みんなで力を合わせて赤レンガ倉庫や大岡川の方まで漕いでいきました。
閉講式を行い、2日間の訓練が終了しました。
子どもたちは暑さにも負けず、班長・副班長を中心に一生懸命取り組んでいました。
次回は水泳教室です。南伊豆自然教室に向けて、海で長く泳ぐ泳法やシュノーケリングの練習をします。
ところで、今回の海洋教室ではtvkの撮影が入りました。(※撮影日は7月12日・13日)
スタッフが緊張しながら、レポーターの取材を受けています。
どんな番組になるのでしょうか?ぜひみなさんご覧ください。
番組名:tvk(テレビ神奈川)「ハマナビ」
放送日:平成26年7月19日(土) 18時〜18時30分
放送の翌日以降に下記URLでも動画配信する予定です。
URL:http://www3.tvk-yokohama.com/hamanavi/
よこはまこどもマリンスクールとは?
帆船日本丸や南伊豆臨海学園などの海に関する施設を活用し、日常とは異なる集団生活による船員活動体験や、海や船に関する学習、水泳・カッター(短艇)訓練を通じて心身をきたえ、やさしく、強い“はまっ子”を育てることを目的とする事業で、横浜市内在住・在学の小学4〜6年生が一年間を通して活動しています。