by ：スポーツ情報センター・吉山 博之

クラブ創設15周年を迎えるJ2・横浜FC。
平成26年1月12日、LEOCトレーニングセンター（保土ケ谷区）で新体制発表の記者会見が行われました。

今年はJ1に昇格を強く決意して、選手・スタッフそれぞれが最大限の力を発揮して、山口監督のもと着実に実現に向かって取り組んでいく年にしたいという、北川浩史代表取締役社長のあいさつで始まった記者会見。

北川浩史 横浜FC代表取締役社長

新たなクラブスローガンは、「蹴心（けっしん）　Ｊ１へ」。

『決心』の造語で、『蹴』はサッカーを表し、J1へ必ず行くという『強い決心』を表しています。

今シーズンのJ2優勝とJ1昇格を誓う就任３年目の山口素弘監督。

「昨シーズン、優勝できなかったのは、単に弱かったから。弱かったからチャンピオンになれなかった。攻守にハードワークができる選手を残し、ハードワークできるとともに、チームのために戦える選手を獲得しました。今年は強くなる。目指すところは変わりません」と今シーズンのJ2優勝とJ1昇格を誓いました。

山口監督の期待する新加入選手は9人（1月12日時点）。

※新加入選手
（写真下段左より）
25　石井圭太選手【新加入・（昇格）横浜FCユース】
24　松下年宏選手【移籍・ベガルタ仙台】
16　飯尾一慶選手【移籍・東京ヴェルディ】
5 　野村直輝選手【新加入・日本経済大学】
（写真上段左より）
14　小池純輝選手【移籍・東京ヴェルディ】
41　高丘陽平選手【新加入・（昇格）横浜FCユース】
18　南雄太選手【移籍・ロアッソ熊本】
17　安英学選手【移籍・柏レイソル】
32　永田拓也選手【移籍・浦和レッズ】

J1仙台で主軸として活躍していた松下年宏選手や、昨シーズンJ2熊本で全試合出場の南雄太選手といったベテラン選手に加え、横浜FCユースからの昇格組、石井圭太選手や高丘陽平選手といった若手まで、バランスのいい補強を行いました。

さらに、現在フォワード2人とセンターバック2人、計4人の外国人選手と交渉中であるという状況報告がありました。

記者会見の後には、恒例の「新春もちつき大会」。

書き初めは、山口監督、新入団選手全員が「達筆ぶり」を披露してくださいました!

「これ、意外と難しい」苦笑いの南雄太選手

凧揚げ中、終始笑顔…「いや、ホントに楽しいんですよ」と安英学選手

書き初め・もちつき・凧揚げを行う監督・新加入選手たちに声援を送るサポーターの皆さん。
普段のスタンドや練習会場よりも、身近なところで選手との交流を楽しみました。

15日に新シーズンが始動した横浜FC。この後、21日から静岡県御殿場で１次キャンプが始まります。
J1昇格を強く願う気持ちで羽ばたく横浜FC、どのようなシーズンを迎えるか、今から楽しみです。