横浜ビー・コルセアーズ 2012-2013 レギュラーシーズンホーム最終節
by :横浜市スポーツ情報センター
横浜ビー・コルセアーズ 2012-2013bjリーグ リーグ戦ホーム最終節
【平成25年4月20日(土)・21日(日)】
2013年4月20日(土)・21日(日)、平塚総合体育館で開催されたbjリーグ「横浜ビー・コルセアーズvs千葉ジェッツ」。
この2試合、横浜ビー・コルセアーズの今シーズンリーグ戦、ホームゲーム最終節となりました。
リーグ加入2シーズン目となる、今季の横浜ビー・コルセアーズは、開幕から勝利を重ね、9連勝目をあげた平成25年1月5日には、初めてのカンファレンス首位に立つなど、安定した成績で、常に上位につけています。
そして横浜での今シーズンのリーグ最終戦となった3月20日(祝)には、早々とプレイオフ進出(カンファレンス上位6チームが進出)を決めました。
平塚総合体育館で開催されたリーグ戦ホーム最終節、対するのは千葉ジェッツ。横浜ビー・コルセアーズと同じく、昨シーズンbjリーグに参入したチームです。
今シーズンから若き智将・冨山晋司ヘッドコーチが率いる千葉ジェッツは、前節、初のプレイオフ進出を決定した勢いがあり、プレイオフで対戦する可能性のあるチームです。
【第1試合目 平成25年4月20日(土)18:00〜】
この日のゲームは、J1リーグ湘南ベルマーレの試合とタイアップ。隣接するBMWスタジアム平塚で開催された試合のチケット半券を持っていると、500円で観戦(2F自由席)という企画もあり、2Fスタンドにはベルマーレカラーをまとったサポーターも大勢見られました。
(試合開始)
試合開始直後から、千葉ジェッツの激しいディフェンスに苦しめられる横浜ビー・コルセアーズ。試合開始直後の4分20秒で0-14と大きくビハインドを背負ってしまい、第1クォーター8-28と20点差つけられてしまいました。
その後、徐々に得点差を縮め、第4クォーター残り2分36秒のところで、60-64と4点差まで行きましたが、直後に3点シュートを立て続けに決められ、67-74で痛い敗戦。
歓びに沸く千葉の選手と平塚まで詰めかけた千葉のブースター
(試合終了後の記者会見)
レジー・ゲイリーヘッドコーチ
「この一週間の練習では、出だしから集中力と頑張りをもってプレーしようと言ってきたのですが、それができなかったことが本当に残念でした。今日は第1クォーターのディフェンスの悪さで負けてしまいました。
それでも後半にチームが見せたファイト、最後まで粘り、勝つチャンスがあるところまで頑張った選手を誇りに思います。
本当に痛い敗戦でしたが、この時期、プレイオフを戦っているのと同様の情熱をもって、試合に入らなくてはいけないことを、この敗戦からあらためて学ぶことができたのは収穫です。」
蒲谷キャプテン
「この第1クォーターの出だしというのは、悔やんでも悔やみきれないのですけど、この1週間を無駄にしてしまったと反省しています。
第1クォーターの0-14という点差で、焦ってなかったといえばうそになります。ただ、焦ったところで、いいプレーができるわけではありません。点差があっても、あらためてディフェンスを立て直して、一本ずつ返して、最後には勝つことが目的なので、そういう意味では、立て直したかったです。」
悔しい敗戦を喫してしまった横浜ビー・コルセアーズ。
レジー・ゲイリーヘッドコーチが言っていた「出だしの集中力」。
21日の第2戦でどのように修正されるかが注目となりました。
【第2試合目 平成25年4月21日(日)14:00〜】
(試合開始前)
B-ROSEやマッスル船長率いる童謡R&B MISAKOHなどが、来場者を迎えます。
会場ではブースター有志が集い、プレイオフに向けた応援の確認を行っています。
試合前の練習時、緊張感漂う中でも、ファンとの交流を大事にしています。
試合開始前、BGMに木村カエラさんの「Butterfly」が流れると、結婚されたばかりのお二人がコート上でサプライズの祝福を。
曽我部さん、おめでとうございます!
(試合開始)
注目の立ち上がり。いつも以上に強烈なディフェンスで千葉に攻撃の隙を与えない横浜ビー・コルセアーズ。試合開始直後の2分31秒で12-0と大きくリード。昨日の課題を修正し、完全に主導権を奪った立ち上がり。
点差がついても、しっかり粘っていた千葉でしたが、最終的には104-79で勝利。104点は、横浜ビー・コルセアーズのホームゲームでの最高得点記録でした。
(試合終了後)
試合終了後は、レジー・ゲイリーヘッドコーチの挨拶、そしてこの日活躍した選手の表彰があります。
この日は、JA横浜賞(提供:横浜農業協同組合)を、35得点のドゥレイロン“KING”バーンズ選手、MIP賞(提供:株式会社久在エ門)を、司令塔・山田謙治選手、横浜ビール賞(提供:株式会社横浜ビール)を木村実選手、上海リュバン賞(提供:株式会社ファミールフードサービス)を久山智志選手が受賞しました。
最後にコーチ、選手全員で会場一周をします。
普段は1階席だけですが、この日は特別に2階席もまわりました。
そして、この日はリーグ戦のホーム最終戦。
通常の試合終了イベントに加えて、さらにイベントがありました。
選手・スタッフ・ボランティアに加え、この日の来場者全員がコート上に集まり、全員で記念撮影です。
昨日の敗戦を見事に修正した会心の勝利の後でしたので、全員が笑顔でこの記念撮影に入りました。
拡大写真はこちらをクリック(18MB)
記念撮影の後は、来場者一人一人を、コーチ・選手、B-ROSE、スタッフなどがお見送りをしました。
この日の他会場も含めた結果、イースタンリーグは大変な大混戦。
(平成25年4月21日現在)
1位 新潟アルビレックスBB 34勝16敗
2位 横浜ビー・コルセアーズ 33勝17敗
3位 岩手ビッグブルズ 33勝17敗
4位 富山グラウジーズ 33勝17敗
首位・新潟アルビレックスBBを0.5ゲーム差で追う3チーム。
残り2試合の最終節まで目が離せません。
横浜ビー・コルセアーズの残り2試合の相手は、今シーズン開幕で戦った埼玉ブロンコス。
4月の6試合、4勝2敗と好調、しかも勝利した4試合、すべて100点以上挙げているチームです。
プレイオフにつながる試合で、勝利することを期待します。
なお、この2試合の結果により決定する、プレイオフのホームゲームの日程・会場は下記のとおりとなります。
【イースタン・カンファレンス1・2位通過の場合】
「プレイオフ イースタン・カンファレンス セミファイナル」
会場:横浜文化体育館
5月10日(金)18:30開場/19:30開始
5月11日(土)12:00開場/14:00開始
※カンファレンス ファーストラウンドは免除となります。
【イースタン・カンファレンス3・4位通過の場合】
「プレイオフ イースタン・カンファレンス ファーストラウンド」
会場:平塚総合体育館
5月5日(日)16:00開場/18:00開始
5月6日(祝・月)12:00開場/14:00開始
※カンファレンス セミファイナルは、1・2位通過チームのホームで開催となります。
カンファレンスセミファイナルに勝利した場合、5月18日(土)・19日(日)に開催される「ファイナルズ(FINALS)」(会場:有明コロシアムで)に出場が決定します。
残り2試合のホームゲーム、そして、プレイオフで戦うチームとともに有明コロシアムに行けるよう、更なる応援でチームを盛り上げましょう!