泉区連携事業「ネット型スポーツ〜テニスキャラバン事業」
by :横浜市体育協会・泉区連携担当
10月5日(水)横浜市立いちょう小学校、10月7日(金)横浜市立和泉小学校において、「ネット型スポーツ〜テニスキャラバン事業」を開催しました。
この事業は、子どもの体力向上事業の一環として、身近な地域で活動している現役プロ選手を含むスポーツ指導者により、子どもが運動に親しむ機会や場の創出を目的に企画しました。
学校の授業ではなかなか実施する機会がないスポーツを体験することで、運動に興味・関心を持ってもらい、道具を使ってボールを扱うことで巧緻性が向上することを狙いとしています。
講師には、泉区内にある泉中央テニスガーデンを拠点に活動する、プロテニスプレーヤーの関根慧(けい)選手を始め、国際大会に出場した選手や全日本ジュニアの選手達に「テニスキャラバン事業」の協力を依頼しました。
プロテニスプレイヤー
関根慧選手
5日のいちょう小学校は、4年生・5年生を関根・餌取選手が、7日の和泉小学校は5年生を関根・安西・星野選手が指導してくださいました。
会場は両校ともに、体育館内でできる室内テニスを体験しました。
【10月5日・いちょう小学校】
しっかりと準備体操 ラケットの握り方から指導
繰り返しラケットにボールを当てる練習 選手間によるデモンストレーション
4年生・5年生合同の昼食会(給食) 昼食後の質問タイムで様々な質問に返答
【10月7日・和泉小学校】
基本のラケットの握り方から指導 素振りも上手にできるかな
コーチのフォームと球筋をよく見ます 教えられたとおり綺麗なフォームです
コーチのデモに、校長先生も参加! 給食も一緒においしくいただきました
参加した生徒たちからは
「ラケットの握り方などの基本を教えてもらってとてもよかった」
「見ているときはとても簡単だと思っていたけど、実際にやってみたら全然思ったところにボールが飛んでいかなかった」
「最初は難しかったけど、いろいろと教えてもらううちに、ちゃんとボールが飛ぶようになって楽しかった」
「最後のコーチのラリーがすごい迫力だった」
などという感想がでていました。
また、終了後に泉中央テニスガーデンにおいて選手達が夕方から練習をしている様子を、テニスの授業を受けた児童が何人も見学に訪れました。
今回の事業を通じて、テニスという競技種目に関心を持ってもらうことはもちろん、その他のネット型スポーツとして、地域で活動しているバウンスボールやファジーテニスなどについても紹介しました。
身近にスポーツを感じる環境を一つでも創出できるように、地域や小学校と連携しながら、子どもの体力向上に向けた取組みを継続していきます。