神奈川スポーツサミット2010
by :スポーツ情報センター:sekki
2010年10月30日(土)、パシフィコ横浜にて「神奈川スポーツサミット2010」が行われました。これは行政や産業、地域、大学などが一体となりスポーツの未来を考えていくためのイベントとして、神奈川大学が主催して行われました。
基調講演 林文子・横浜市長
「スポーツで横浜を元気に!」幼少から現在に至るまでのスポーツに関する思い出やエピソードを披露、横浜市長に就任してうれしかったことの一つに「横浜熱闘倶楽部会長になれたこと」を挙げて横浜のプロスポーツチームへの思いや、横浜市のスポーツ施策の今後について講演をしました。
基調講演 サッカー日本代表前監督・岡田武史氏
「揺るぎないチームづくり・人づくり」と題して、2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会出場に向けて、監督就任からアジア予選、そして本大会ベスト16進出に至るまでのチームマネジメントを中心に、普段見聞きすることのできないエピソードを披露しました。長谷部誠選手との食事の席で「たった1回手を抜いただけで運を掴み損ねるのは絶対嫌だから、やるべきことはしっかりやれ」と「勝負の神様は細部に宿る」という信念を語ったことなど、6月の興奮を思い出させてくれる内容となりました。
大竹弘和・神奈川大学教授のコーディネートにより、横浜マリノス株式会社・嘉悦朗代表取締役社長(左)、静岡県伊豆市・菊地豊市長(中央)、株式会社横浜ベイスターズ・加地隆雄代表取締役社長(右)が「スポーツでつなげる神奈川の地域力」と題したシンポジウムを行いました。大竹氏の官民連携によるスポーツ施策実現の提言、チーム・自治体の経営理念や実践例を通して、今後の在り方や目標などが話されました。