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    イベントレポート

ローンボウルズ ワールド・チャンピオン・オブ・チャンピオンズ2009 日本代表記者会見

by :guti

 梅雨の谷間の青空が広がる6月27日、ローンボウルズ ワールド・チャンピオン・オブ・チャンピオンズ2009(イギリスで開催)に出場する日本代表2名の記者会見が横浜カントリー&アスレチッククラブ(YC&AC)にて行われました。


異国情緒あふれる横浜カントリー&アスレチッククラブ(YC&AC)

 ローンボウルズとはイギリス発祥のスポーツで現在のボウリングの前身であり、競技内容はジャックといわれる標的の球に2チームが交互にボウル(1.59kgの重心が一方に偏った球で、投げるとカーブして転がるという特徴をもつ)を転がし、対戦相手よりもジャックとの距離が近いボウルの数が得点となります。
 競技内容はペタンクやカーリングとよく似ています。競技は天然芝または人工芝で、約35m×約5mのエリアで行います。YC&ACの競技場は管理の行き届いた天然芝で、ゴルフ場のグリーンのようにとてもきれいでした。


皆さん正確にジャック(標的)にボウルを集めていました。


わかりづらいですが、ボウルはやや楕円の形をしています。


日本代表として出場するのはチャールズ ジョン フェリーJr.さん(左)と合田洋子さん(右)の2名。


抱負を語るフェリーさん

 フェリーさんはアメリカ ペンシルバニア出身ですが、現在は横浜市中区の在住。1982年から横浜に住み始めローンボウルズを始めました。国際大会の規定では3年以上住んでいれば居住地の代表として出場することができるため、今回日本代表となりました。
 会見では、「日本に長く住んでいるので日本代表ということには違和感は無い。ローンボウルズは80歳の方も20歳のプレーヤーと同じ条件で競えるくらい垣根の無いスポーツ。初めての国際大会になるが、他国の選手に圧倒されないようにがんばりたい」と抱負を語りました。


抱負を語る合田さん

 合田洋子さんは兵庫県神戸市出身。ご夫婦でローンボウルズを楽しんでいるそうです。趣味が高じて国際大会に出場する機会が多くなり、ローンボウルズを知ってから人生が変わったそうです。会見では「ローンボウルズは駆け引きの要素が強いメンタルスポーツです。世界大会に出場できることは大変光栄なことで、センターポールに日の丸を掲げるのが夢なんです。ベストを尽くしてがんばりたい。」と抱負を語りました。

 会見後コートに出て、実際にボウルを投げさせてもらいましたが、やはり思ったところに行ってはくれませんでした。ボウルは上と下の円周が異なり、円周が小さいほうに曲がっていきます。その曲がり方は芝の硬さにも影響されるのでそれを考慮して投げなければいけないそうです。


プレーを披露するフェリーさん(左)と合田さん(右)

フェリーさんと合田さんにプレーを披露してもらいましたが、まっすぐに転がらない球を約35m離れた標的に向かって転がしてピタリと寄せ、さすが日本代表と思わせる技を披露していただきました。

 ローンボウルズ ワールド・チャンピオン・オブ・チャンピオンズ2009での活躍を期待しております。