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    イベントレポート

【写真速報】全日本卓球選手権大会・最終日

by :スポーツ情報センター:sekki

 平成20年度天皇杯・皇后杯全日本卓球選手権大会が東京体育館(渋谷区千駄ヶ谷)にて1月13日(火)から18日(日)まで行われ、最終日の18日に行われた男子・女子シングルスで、水谷隼選手(明治大学・東京)と平野早矢香選手(ミキハウス・大阪)がそれぞれ優勝しました。なおこの優勝により、平野選手は4月28日〜5月5日に横浜アリーナで開催される世界卓球選手権横浜大会の日本代表に内定しました(水谷選手はすでに内定)。

 なお世界卓球横浜大会の日本代表選手は1月23日に決定する予定です。


男子シングルス決勝は松平健太選手(写真、青森山田高・青森)と水谷隼選手の対戦となった。
シングルス優勝で世界卓球横浜大会の日本代表内定となるため、
すでに内定の兄・松平賢二選手(青森大・青森)との兄弟代表も期待されたが、惜しくも敗れた。


すでに世界卓球横浜大会の代表に内定している水谷隼選手(明治大・東京)。
日本男子卓球界のエースが貫禄を見せつけ、4-2で勝利。
全日本選手権・男子シングルス3連覇を達成した。


天皇杯を手にし、喜びを見せる水谷選手

 水谷 隼選手

「この大会に懸ける気持ちは他の選手より強いと思っていました。去年一昨年と優勝していたので、3連覇しなきゃいけないというプレッシャーがありました。調整もなかなかうまくできなかったので、試合の前はあまりいい状態ではなかったですが、試合をこなすようになって調子も上がり、優勝という結果を残すことができて嬉しいです。(世界卓球横浜大会について)ダブルスは世界で勝つチャンスが大きいと思うので、メダルを絶対に獲得したいです」



女子シングルスの決勝は、王輝選手(写真、日立化成・茨城)と平野早矢香選手の対戦となった。


平野早矢香選手(ミキハウス・大阪)
豊富な実績をもってしても、優勝への道のりは険しく、
フルセットにもつれた試合は、平野選手が制した。


優勝を決めた瞬間は涙を流したが、表彰式で皇后杯を手にし、笑顔を見せた平野選手。
全日本選手権・女子シングルス3連覇と通算5回目の優勝を成し遂げた。
前日には女子ダブルスと合わせ2冠を達成し、世界卓球横浜大会の代表内定を獲得した。

  平野 早矢香選手

「大会に入るまでは調子に波があって、私自身もなかなかスッキリしなかったですけど…。監督やコーチの方々もモヤモヤを抱えて試合に入ったのですが、今日の試合に関しては、挑戦していく気持ちで臨みました。ミキハウス(所属チーム)や四天王寺の中高生が練習でよいサポートをしてくれていたので、最後の一球まで捨てるわけにはいかなかった。みんなの力で勝てたのだと思います。
(世界卓球横浜大会に向けて)試行錯誤して、でも気持ちはいつも世界に向けて、自分も毎日進化していかないと難しいと思うので、気を引き締め直してがんばりたいと思います」



準決勝で惜しくも松平健太選手に敗れた、吉田海偉選手(グランプリ大阪・大阪)
すでに代表が内定している世界卓球横浜大会に、この悔しさをぶつける。


前日に女子ダブルス(平野早矢香選手とのペア)で優勝した、石川佳純選手(ミキハウスJSC・大阪)。
準々決勝で初対戦の福原愛選手に0-4で敗戦。試合後は悔しさに涙した。


10度目の挑戦で初のベスト4に進んだ福原愛選手(ANA・東京)。
代名詞とも言える「サー!」のかけ声に、東京体育館が盛り上がった。

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本大会の各カテゴリー結果等詳細は
財団法人日本卓球協会ホームページ(
http://www.jtta.or.jp/)でご確認いただけます

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