この人、ここにあり - 木崎百合子さん -
by :スポーツ情報センター:sekki
磯子区・浜小学校でソフトバレーボールを中心に活動している『母親クラブ』。ここに80歳にしてなお元気にスポーツライフを送る女性がいる。木崎百合子(きざきゆりこ)さんだ。
木崎 百合子さん
同クラブは80歳の木崎さんを筆頭に下は30歳代まで幅広い世代の12名で活動している。木崎さんは同クラブへ15年前に加入し、以来継続してソフトバレーボールを楽しんでいる。
楽しく身体を動かせば、自然と笑顔になれる
「40歳ごろからバドミントンを始めました。他に卓球もやっていましたが、ここ(母親クラブ)からの誘いをいただいて、ソフトバレーボールをするようになりました」と話す木崎さん。15年間で培ってきたソフトバレーボールのプレーには、年齢を感じさせない俊敏さが表れている。
元気があれば、何でもできる!
「炭坑節なども踊ったりします。……身体を動かすことが好きなんですね。身体を動かしているときは年齢を忘れられますから。娘からは「まだやってるの!」なんて言われますけど(笑)、ストレス発散にすごくいいですから」と笑顔で話す木崎さん。
では、スポーツを続けられる秘けつは何だろうか。「よく食べて、よく歩くこと。ウォーキングのイベントにもよく参加します。あとは、年齢に関係なく受け入れてくれる環境と、周りの方の理解ですね」。
母親クラブの練習風景。楽しいからこそ、長く続けられる。
磯子区体育指導委員連絡協議会の後藤薫会長は「横浜市内でも設立が進められている総合型地域スポーツクラブについては、課題もありなかなか動き出せずにいます。ですが『母親クラブ』のように地域の人たちが集まる団体やさわやかスポーツをする機会は、区内でも多く活発に活動しています。こういったところともさらに連携して、クラブ設立を含めスポーツをする場を増やしていきたい」と現状を話してくれた。
まずは住む街・働く街の身近なところから探してはじめてみる。これが長くスポーツを楽しめるコツ。木崎さんが楽しんでいる姿から、よいお手本を学ぶことができた。
母親クラブの皆さん、ありがとうございました!