JOCと横浜市がパートナー都市協定を結びました
by :スポーツ情報センター記者
調印式に臨む竹田JOC会長(右)と中田横浜市長(左)
3月28日横浜市役所で、JOC(日本オリンピック委員会)と横浜市のパートナー都市協定が締結され、竹田恆和JOC会長と中田宏横浜市長による調印式が行われました。
この協定によりJOCは市のスポーツイベントやスポーツ教室に、オリンピック選手の派遣などを協力します。また市はJOC加盟団体が行うオリンピックを目指す選手たちの合宿に、日産スタジアムや横浜国際プールなどの施設を提供します。
パートナー都市協定は2002年に大阪市と締結されたことを皮切りに、横浜市で11番目(政令市では5番目)になります。
【竹田恆和JOC会長の話】
JOCではスポーツを通じた世界平和運動であるオリンピック・ムーブメントの推進事業、そして国際協力の向上という2本の柱で活動しています。横浜市の施設を活用するだけでなく、多くの国際大会を開催して来られたノウハウといったソフト面においてもご協力を願っております。また横浜市で行われるスポーツイベントなどにオリンピック選手を派遣して、子どもたちと選手が触れ合うことによりスポーツの素晴らしさを伝えたい。そんな協力をしていけたらと思います。
【市原則之JOC常務理事の話】
パートナー都市選定に当たりましては、過去の国際的スポーツ大会や、オリンピック運営に理解のあるところが考慮されます。横浜市は2002FIFAワールドカップサッカー決勝やパンパシフィック水泳大会、シンクロナイズドスイミングワールドカップの開催といった国際的視野に立ったスポーツ振興が推進されており、今後の将来展望を期待しております。
【中田宏横浜市長の話】
横浜市では開港150周年となる来年、世界卓球選手権と国際トライアスロン大会が開催されますので、今回JOCと良いタイミングで協定を結ぶことが出来たと思います。青少年の生き方においてスポーツが持つ意味は大きいと思いますので、子どもたちに夢を与えてくれたり、時として直接指導してくれたり、そんな機会が増えればと思います。
JOCと横浜市のパートナー都市協定が締結されました
竹田JOC会長(左)、中田横浜市長(中央)、市原JOC常務理事(右)