ゴルフ観戦のススメ
by :ながしま
5月4日、東京よみうりCCで開催された「サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント」を見に行ってきた。これで、ゴルフ観戦は4回目になると思う。はっきり言ってゴルフのことはよくわからないし、「英語禁止ホール」などと言っているバラエティ番組は見ても日曜日のゴルフ中継は見ない、この私がなぜ飽きもせずに観戦に行くのか。
答えは簡単、ゴルフ場に見に行くとわくわくするからだ。
あの広い芝生の上を歩くだけでも気持ちがいい。おそらく自分が予約をしてラウンドすることはないであろう名門ゴルフコースに入ることができる。それだけでも、俄然テンションがあがる。
そして選手との距離。これがとても近いのだ。ショートホールでは、「ステイ!ステイ!」と祈るようにつぶやく選手の声や、(男子ツアーだと)ボールが空を切っていく音が聞こえる。選手がティーショットの前に芝をつまんで風を読む。テレビでも見られる光景かもしれないが、パラパラと風になびいた芝が自分の目の前に飛んでくることは絶対にない!
当然、選手と観客の距離が近いことで、気をつけなければいけないことはある。「ロープ内には入らない」「携帯電話は切っておく」「プレー中は静かに」などパンフレットに“ギャラリーの皆様にお願い”として書いてあるが、決して無理難題ではない。
「人が集中しているときは、邪魔しない」というえらく当然なこと。“格式ばっている”とか“マナーがうるさい”とかいうような問題ではなく、大人なら理解できるはずのこと。
今回私は、横峯・大山・ウェブ組について回ろうとして意気込んでいたが、あまりの人の多さに断念。一つ前の組で回っていた、2005年の賞金女王、不動選手について行くことにした。専属のキャディをつけないのか、ゴルフ場の制服らしき服装のキャディとともに寡黙にラウンドする彼女を「かっこいい!さすが孤高の女王(元)だね!」と思いながら見ていた。技術的なことはわからない、ただ「かっこいい」と思っていただけ。
とても天気がよく「夏日」といわれるほどの日で、山あり谷ありのコースを汗だくになって回った。途中、4Hの横にあるギャラリープラザでたこ焼きを食べ、ジュースを飲んだ。昼ごはんは、クラブハウスのところにあるギャラリープラザでカレーと牛肉の串焼きを食べた。
おなかも気持ちも大満足の1日を過ごすことができた。
これが、年に数回の恒例行事になっている。