横浜エクセレンス~ホーム武道館開幕戦~
10月1日(金)台風が過ぎた夜、バスケットボールB3リーグに所属する横浜エクセレンスのホーム開幕戦が横浜武道館で行われました。
横浜エクセレンスは、今年7月に東京から横浜へ本拠地(ホーム)を移転させてきたチームです[移転についてはこちらのイベントレポートをご覧ください]。
チームカラーの緑色で彩られた、チームロゴの「ガス灯」
B3リーグ 2021-22シーズン 開幕節
開幕セレモニー
開幕戦にあたり、横浜エクセレンス向井昇代表取締役社長からのあいさつがありました。
「皆さんこんばんは。本日はお足元の悪い中、横浜エクセレンス開幕戦にご来場いただき誠にありがとうございます。
たくさんの方のご尽力を賜り今日を迎えることができました。クラブを代表して御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
今シーズン、我々の目標は優勝とB2復帰です。これが2026年から始まる新BリーグのB1への参入とB1での優勝に向けて、大事な1年になると思っております。
横浜市に迎えていただき、我々がプロクラブとして何ができるか、どう貢献できるかをこれから体現していきたいと思っています。我々が躍進すること、それが迎えていただいた横浜市に対する最大の恩返しだと思っています。今日から長いシーズンが始まりますが、クラブ一丸となって全力で戦い、コート上だけではなくコート外でも、プロクラブとしてエクセレンスとして、何ができるかを常に問いただしながら活動してまいりたいと思っています。まだまだ若輩クラブではありますが、皆さんのご声援ご支援で大きく飛躍できると思っています。今日は必ず勝って、皆さんのそのご期待に添えるよう頑張ってまいりますので、応援のほうよろしくお願いいたします」
また開幕戦を記念し、横浜市林琢己副市長があいさつされました。
「皆さんこんばんは、待ちに待った開幕ですね。この大変な天気の中に本当に大勢の皆さまお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
ご存じの通り、横浜エクセレンスさんは東京からこの横浜市を本拠地に選んで、この横浜武道館で試合をする決意をされました。ロゴマークを横浜にふさわしい『ガス灯』をイメージしたものにされ、本当に横浜に馴染んでいただけるスタンスで来ていただいき、横浜市も大変喜んでおります。
横浜にはいろんなプロチームが、もうこれで13チームになりました。もうウェルカムでございます。皆さんといっしょに、どんどんこの横浜で応援していただきたいと思っております。
緊急事態宣言は一旦終わりましたけど、まだコロナ禍ということで、今日は声による応援はちょっと控えていただいて、ぜひ心の中で魂のこもった拍手などでエールを送っていただければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。それでは最後に私の方から声を出させていただきたいと思います。
『レッツゴー、エクセレンス!』」
あいさつのあと、ティップオフセレモニーを行う林副市長
横浜エクセレンスVS. 岐阜スゥープス
シュートシーンを中心に、写真で振り返りながら選手をご紹介します。
新加入の#8荒川颯選手の2P
オフコートキャプテン、#41小倉渓選手の3P
ベテランプレーヤーの#33宮田諭選手は、2ndに出場
#3アーネスト・ロス選手は、チーム最多の24点をマーク
#11アイザック・コープランド選手の2P
ハーフタイムショーでは、横浜エクセレンスのチアリーダー「Elegance(エレガンス)」が、元気なパフォーマンスを見せていました。
また、ラグビーワールドカップ2019™日本大会横浜会場(横浜国際総合競技場)で選手入場演奏を務めた、和太鼓グループ彩-sai- もオープニングアクトに続き、迫力あるパフォーマンスで演奏しました。
副キャプテン#22樋口大倫選手の2P
#14佐藤誠人選手は、ターンオーバーからのダンク!!
3Pを決めた#24大﨑翔太選手
果敢に攻める#4塚本雄貴選手
リバウンドを狙う#9長谷川凌選手
アンスポーツマンファウルを受けフリースローに向かうキャプテンの#51田口暖選手
試合終了
あと一歩及ばず80-87で敗れはしたものの、終盤に点差を縮めるなど盛り上がりもあり、『開幕戦』という独特な緊張感の中行われた試合が終わりました。
観客の皆さんは、久しぶりの『有観客試合』でメガホンや拍手で選手を鼓舞し、メッセージボードを掲げて応援していました。試合終了後選手たちは会場を回り、観客の皆さんにあいさつしていました。
出場機会がなかった#23齊藤豊選手は、最後に観客席に手を振ってあいさつ
最後に、開幕戦を終えた石田剛規ヘッドコーチと、横浜市戸塚区出身の塚本雄貴選手に、横浜に移転してきたことについてお話を伺いました。
-横浜の皆さんに向けて一言お願いします
石田剛規ヘッドコーチ
「我々の今シーズンのスローガンは『LIGHT UP FOR EXCELLENCE』で、ガス灯をモチーフにしたロゴに変わったわけですけでども、自分たちのパフォーマンスですとかそういったものを含めて、横浜市を照らすような存在になりたいと思っております。
それは、勝つことで実現できるのかも知れないですが、試合の中でなにか応援したくなるようなポイントであったりとか頑張りであったりとか、もちろん選手かもしれないですしオフコートの活動かもしれないですけれども、様々な活動を通して横浜市に根付いていていけるような、そんな存在になっていければと思います。早く勝って照らしたいです」
-これから横浜武道館に観に来てくれる子どもたちに向けて一言お願いします
塚本雄貴選手
「やっぱりバスケットボールというのは、たくさん点数が入って展開がすごく多いので飽きないと思うので、その中でダンクだったりとか、僕であればパスだったりとかのプレーを見てもらい、子どもたちに夢を与えられるような選手になりたいと思います。
今、自分が得意だなというものをどんどん、どんどん伸ばしていって、トライ&エラーでそれを繰り返していけば、何が成功で何が失敗だったのかというのは自分の中で学習できることだと思うので、そこを大事に頑張ってください」
地元横浜でプレーしたい「自身の夢」は、かなった。これからは、子どもたちに夢を与えられるような選手になりたいと。
685人の観客を迎えて開幕戦を戦った『横浜エクセレンス』。
次の横浜武道館開催ホームゲームは、下記のとおりです。
10月15日(金)19:00試合開始 対 さいたまブロンコス
10月16日(土)14:00試合開始 対 さいたまブロンコス
横浜の皆さんで、応援していきましょう。