横浜エクセレンス始動!!
バスケットボールBリーグ所属の東京エクセレンスは、2021-22シーズンからホームタウンを横浜に移し、クラブ名を『横浜エクセレンス』(YOKOHAMA EXCELLENCE)に名称変更を行うことを7月1日(木)に発表しました。
株式会社横浜エクセレンス 向井昇 代表取締役から、
「本日より、ここ横浜市で活動させていただくにあたり、クラブ名称を『横浜エクセレンス』に、クラブカラーはグリーンを踏襲し、新たにセカンドカラーに横浜市の徽章に使われている赤、サードカラーは自由や未来をイメージさせる白を用いることとしました。クラブロゴは、横浜市発祥の〈ガス灯〉をモチーフにしました。この〈ガス灯~Light up for EXCELLENCE~〉で、横浜市・スポーツの未来を灯す、そんな存在になりたいとの思いが込められています。また、ホームアリーナは横浜武道館を利用させていただきます」と発表がありました。
「これからは、エクセレンスの第2章としての新しいフェーズに入ります。コロナ禍という厳しい情勢を皆さまと共にそれを乗り越え、この街と共に成長していきたいと思います。この日のことを一生忘れず、活動していきたいと思います」
林文子横浜市長
「横浜エクセレンスの皆さま、ようこそ横浜にお越しくださいました。横浜市民を代表して、皆さまを心から歓迎させていただきます。新たなホームタウンとして、ここ横浜をお選びいただき、大変光栄です。ホームアリーナの横浜武道館で、横浜エクセレンスの熱気あふれるプレーで大いに盛り上げて、ぜひB1へ昇格してほしいと思います。3年後に完成するメインアリーナは5,000席を有し、B1ライセンス基準に準拠するアリーナです。ぜひ、B1リーグで横浜エクセレンスと横浜ビー・コルセアーズとの直接対決が実現するであろうと、今から楽しみにしています。横浜市内のトップスポーツチームの皆さまと〈横浜スポーツパートナーズ〉を立ち上げており、これからは横浜エクセレンスの皆さまにも参画していただきご一緒に、市民の皆さまに夢や希望をお届けし、スポーツの力でこの横浜を一層盛り上げていただきたいと思います。ぜひ私に優勝を見せてください!」と、あいさつされました。
この会見には、ホームタウンのバスケットボール団体として、一般社団法人神奈川県バスケットボール協会、横浜バスケットボール協会が登壇しました。
一般社団法人神奈川県バスケットボール協会 半田真一郎 専務理事
「神奈川県横浜をホームタウンとしてのスタート、誠におめでとうございます。横浜市の皆さんと神奈川県バスケットボール協会とが、横浜エクセレンスを全面的にバックアップし協力していきます。神奈川県のバスケットボール競技人口は4万人、全国1位を誇ります。横浜エクセレンスの選手の皆さんに、一つお願いがあります。子どもたちまたバスケットボールファンに対して、バスケットボール技術の素晴らしさや楽しさを見せてくださるのはもちろんのこと、特に『さすがプロバスケットボール選手だな』と思わせるような〈仲間を大切にし敬う姿勢・相手チームを敬う姿勢・自分たちがチームの中で何を担っていくのか役割をしっかり果たすことでチームワークやチーム力が高まっていく>そんな人間性を見せていっていただきたいと思います。そのことが、子どもたちバスケットボールファンの人間性を育むことになる元となっていくことでしょう」と期待を込めたあいさつをされました。
横浜バスケットボール協会 小島永三 会長
「横浜にまた〈宝〉が増えました。B3ということでまだ大きい宝ではないかもしれませんが、皆さまの応援をいただいて力にして更に伸びていくだろうと思っています。横浜市のバスケットボール市民大会には、100を超えるチームが参加しています。その一人一人に訴えかけるようなパフォーマンスを見せていただければ、それぞれがブースターになってくれると思います。また、横浜市内にバスケットボールの文化を広めるとともに普及・発展の一翼を担っていただけると、横浜市としてはありがたいと思います。横浜市を挙げてバスケットボールを盛んにしていきたいと思っていますので、横浜エクセレンスの一生懸命なプレーを期待します」とあいさつされました。
横浜エクセレンス
石田剛規(いしだたかき)ヘッドコーチ〈右から3人目〉は、元エクセレンスのプレーヤー。「皆さまの期待に応えられるような、魅力的なチームを作っていきたいと思います。そして横浜の名に恥じぬよう、シーズンを通して戦っていきたいと思います。人間性においても、子どもたちの見本になれるようなチームの魅力を発信していきたいと思っています」
〈左から〉
#9長谷川凌(はせがわりょう)選手は、鶴見区出身。「たくさんの方に集まっていただき、もっとがんばらなくてはと思います」
#51田口暖(たぐちだん)選手「横浜市をもっともっと盛り上げていけるよう、愛されるようチームを作っていけるようがんばります」
#22樋口大倫(ひぐちとものり)選手「横浜の地で活動できることにワクワクしていますし、早く横浜武道館で試合がしたいと思っています。ぜひ応援してください」
#33宮田諭(みやたさとし)選手は、Bリーグ最年長の43歳。「今日から横浜エクセレンスとして活動しちきますが、移転前の板橋で8年間の経験や学びを糧として、いいところは引継いていきたい。『プロクラブとして発展していかなければならない』社長の向井も申し上げている通り、新しいチャレンジができることは一選手として嬉しく思っています。林市長をはじめとする、横浜の皆さんに迎え入れていただいたことは非常に嬉しく思っています。クラブとしても早いうちにB2,B1に昇格を目指すのはもちろんですが、若い選手にとっていい経験になるよう、また多くの人に見てもらえることで成長する伸びしろは非常にあるチームだと思っています。僕自身も年齢(43歳)は気にせず、新しいチャレンジとして、横浜エクセレンスのメンバーとして、皆さんに見てもらえるように、一番楽しんでいきたいと思っていますし、応援していただけるようなチームにしたいと思っています」クラブチーム時代のエクセレンスからの生え抜きで、GMを経験した選手の言葉です。
#41小倉渓(おぐらけい)選手は、6月に結婚したばかり。「一家の大黒柱として、よりいっそうがんばらなくてはと思っています。この横浜の地でできることを感謝して、がんばっていきます」
石田ヘッドコーチをはさんで
#14佐藤誠人(さとうまこと)選手「移籍して、人生初の横浜ですが先輩からいろいろ学んでがんばります」
#4塚本雄貴(つかもとゆたか)選手は、戸塚区出身。アレセイア湘南高等学校を卒業。「横浜で育ってバスケットをやってきたこともあり、プレーで恩返しできるように貢献したい。このシーズンのために準備してきたので、頑張りたいと思います」
と、各選手から横浜エクセレンスになっての抱負が語られました。
この会見以降、ホームアリーナとなった横浜武道館の開館1周年記念事業「スポーツビジネスカンファレンスin横浜2021」(7月15日開催)に出展したり、「体験教室バスケットボールクリニック」(7月18日開催)に参加したりと、地域になじむべく、活動を始めています。横浜にはたくさんのトップスポーツチームがあり、横浜スポーツパートナーズの一員となって横浜を盛り上げていってくれることと思います。
横浜武道館でのお披露目試合はプレシーズンマッチが9月5日(日)に開催予定です。また、B3・2021-22シーズンの開幕第1節が、10月1日(金)、2日(土)にホーム横浜武道館で開催することに決定しました。
【日にち】10月1日(金)、2日(土)
【対戦相手】岐阜スゥープス
【会場】横浜武道館
これから、横浜エクセレンスを応援していきましょう。
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