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    イベントレポート

「横浜GRITS」リーグ参戦1年目の報告

4月8日、「横浜GRITS」のGRITSスポーツイノベーターズ株式会社、臼井亮人代表取締役CEOをはじめとする皆さまが、横浜市林琢己副市長を表敬訪問されました。

====横浜GRITS====
2019年5月、設立。2020年6月にアジアリーグアイスホッケーに加盟した、横浜市内初のプロアイスホッケーチーム。デュアルキャリア(選手と仕事の両立)をチーム方針に掲げ、スポーツ選手を目指す子どもたちに夢と希望を与えるロールモデルとして、活動中。横浜スポーツパートナーズにも参画している。
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今回訪問されたのは、右から
臼井亮人 GRITSスポーツイノベーターズ株式会社 代表取締役CEO
小野航平 同社 地域連携戦略室長 兼 横浜GRITS選手(GK(ゴールキーパー))
(林琢己 横浜市副市長を挟んで)
濱島尚人 同社 地域連携事業本部長 兼 横浜GRITS選手(FW(フォワード))
荒木秀 同社 取締役
の皆さんです。

 

コロナ禍のシーズン
林琢己横浜市副市長は
「コロナ禍という特異な環境での今シーズンでしたね。『デュアル』として、働きながらプロスポーツ競技を続けることは、大変すばらしいことです。これからの新しいスタイルになっていくのではないでしょうか」と、訪問を歓迎されました。

臼井亮人 GRITSスポーツイノベーターズ株式会社 代表取締役CEO
「今シーズン『ノーエクスキューズ(言い訳をしない)』をスローガンに掲げ戦ってきました。コロナ禍で3カ月試合ができないという状況になりモチベーションを保つことが大変なシーズンで、なかなか勝てませんでした。来年は言い訳できないとわかっています」と今シーズンを振り返り、報告されていました。

また、「デュアルキャリアで仕事とアイスホッケーの両立をしていくには、まず、仕事で結果を出してアイスホッケーの応援をしてもらえるようにしていくことが大事ですので、仕事を優先させることも多いですね。チーム名のGRITSとは『やりぬく力』という意味ですが、「デュアルをやり続けること」に価値があると考えています。選手としての引退後に新しいキャリアをつくるのではなく、デュアルで行っていくことが当たり前になるようにしていきたいです」と、続けていました。

同席された濱島選手も小野選手も、それぞれ仕事をしながらアイスホッケーと両立されています。

「練習がリフレッシュの時間となって、仕事に臨むことができます」濱島選手(一番手前)


小野選手は、横浜市瀬谷区出身。武相高校でインターハイに出場し、日光アイスバックスでプロデビューを果たしました。「デュアルで活動するということで、仕事が終わってからチーム練習をするため、選手とのコミュニケーションが少なかった」とデュアルキャリアを始めた今シーズンを振り返り、まだアイスホッケーに触れたことがない横浜の子どもたちに向けて「好きなスポーツをあきらめずに続けることは、方法さえ選べばできる、ということを伝えていきたい」と力強くメッセージをくれました。

まず1勝!
次のシーズン目標は、「まず1勝!横浜をアイスホッケーで盛り上げていきたい」(臼井代表取締役CEO)とし、「デュアルキャリアには、『スポーツと仕事』に限らず、『芸術と仕事』『スポーツと仕事』など、いろんな組み合わせがあることを、横浜の子どもたちに伝えていきたい」(荒木取締役)といった、地域貢献活動についての抱負も話されていました。