桐蔭学園高等学校ラグビー部「第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会」優勝報告
2019年12月27日から2020年1月7日の7日間で開催された「第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会」(以下、花園全国大会)において、初の単独優勝の成績を収めた桐蔭学園高等学校ラグビー部の皆さんが、優勝報告のため、林文子横浜市長を訪問されました。
桐蔭学園高等学校は、5大会連続18回目の出場で2回目の優勝となります。
岡田直哉桐蔭学園高等学校校長、藤原秀之ラグビー部監督、ラグビー部選手の皆さんが、横浜市職員の出迎えを受けながら会場に到着しました。
はじめに、林文子横浜市長からお祝いの言葉がありました。
「第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会での優勝、心からおめでとうございます。選抜ラグビーフットボール大会優勝、7人制ラグビー大会優勝と合わせて三冠となられたこと、横浜市としても誇らしく嬉しく思います。このような素晴らしい成績を収められたことは、学校・監督・コーチの皆さんとの、いわゆるONE TEAMになったことだと思います。青春時代をラグビーを通して鍛え、熱い気持ちを持っている皆さんは、(ラグビーと)素晴らしい出会いをしたと思いますし、心からお祝いしたいと思います」
岡田直哉桐蔭学園高等学校校長から大会の報告がありました。
「この度は、林市長小林副市長をはじめとした横浜市の皆さまにご尽力いただき、また、地元の青葉区長をはじめとする皆さまからご支援いただき、ありがとうございました。おかげさまで、花園全国大会で優勝を果たすことができました。準決勝とほぼ完ぺきな試合で勝ち進むことができましたが、決勝戦の前半は大変に苦戦し、3-14となり大丈夫かなと不安に思っておりました。見事、後半は修正を図ってくれました。この、試合の途中に修正ができるということは、本当に頼もしく思いました。
桐蔭学園の花園全国大会での優勝は今回で2回目です。出場は18回となりそのうちの7回決勝に進んでいる中での2回となります。1回目は、ラグビーワールドカップ2019™で活躍した松島幸太朗選手らを擁した9年前の第90回大会で、両校優勝でした。今回は、初めての単独優勝ということで、本当の意味で『優勝したな』と感じているのが今回ですので、喜びもひとしおでございます。
今後とも、桐蔭学園高等学校ラグビー部と桐蔭学園に対しまして、さまざまなご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」
藤原秀之ラグビー部監督は、
「本日は、盛大にお迎えいただき、本当にありがとうございます。我々ラグビー部一同、改めて優勝したんだなと実感することができました。9年前の優勝の時にも林市長にご報告に来ましたが、東福岡高等学校との両校優勝だったので、盾やトロフィーなどをすべて持参することができませんでした。今回は優勝旗を含め8個すべてを、横浜市に持って帰ることができました。監督としても、感慨深い思いがあります。
チームとしては、選抜大会からよく成長し、7人制大会でも優勝することができました。花園全国大会では、2回戦から多くのレギュラーメンバーが痛んで(けが人が出て)いましたが、リザーブの選手も活躍してくれながら優勝することができました。その陰には、学校のサポート、更には神奈川県や横浜市からものすごい応援をいただくことができ、優勝することができたと思っております。
これからのラグビー環境の整備を期待し、より一層『ラグビー発祥の地・横浜』が、深まっていくのではと思っております。今後も桐蔭学園ともども、よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」と、話されました。
伊藤大祐ラグビー部主将から大会を振り返って
「ぼくたちが優勝できたのも、このような応援があったからだと改めて感じました。そういう中で優勝ができたことをしっかり誇りに思って、次のステージに向け、更に向上心を持ってレベルアップして、横浜市やラグビーに貢献できるよう頑張っていきたいと思います。今日はありがとうございました」と、話されました。
やはり、引き分けでの両校優勝に比べ、決勝戦で勝利しての単独優勝ができたことは、格別な思いのようでした。
今シーズンの桐蔭学園高等学校の成績は、選抜大会の「第20回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」優勝(3年連続3回目)、7人制大会の「アシックスカップ2019第6回全国高校7人制ラグビー大会」優勝(初優勝)に続いて、「第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会」の優勝(2回目・初単独優勝)となり、ラグビー高校3冠を達成しました。
花園全国大会出場51校の頂点を極めた、桐蔭学園高等学校ラグビー部の皆さん、おめでとうございました。