「TRY RUG BEE PROJECT」始動!!(トライラグビー プロジェクト)
横浜市では、ラグビーワールドカップ2019™の機会を通じた青少年へのラグビー普及と地域のスポーツ振興の取り組みとして、株式会社NTTドコモ、スポーツビジネスのコンサルティング企業である4th and Goal LLCと共同で「TRY RUG BEE PROJECT」を実施します。
このプロジェクトの実施にあたり、発起人兼アンバサダーに就任しているラグビー選手の山田章仁(やまだあきひと)選手が、横浜市立大綱小学校を訪問し、特別授業「ラグビーから学んだチャレンジの大切さ」を行いました。
また、プロジェクトの取り組みの一つに『タグラグビーセットの寄贈および小学生へのタグラグビー教室実施』があり、第1校目となる大綱小学校で、「贈呈式」が行われました。
7月4日(水)、大綱小学校の体育館で山田選手の到着を“今か今か”と待っていた全校児童は、山田選手を大歓声で出迎えました。
特別授業のテーマは「ラグビーから学んだチャレンジの大切さ」
山田選手は、「5歳から『ラグビー』を始めたきっかけ」、「小学校4年生で、もっと強いチームに移籍したこと」、「社会人になってラグビー以外のアメリカンフットボールをやったこと」などのエピソードを交えて、『チャレンジの大切さ』についてわかりやすく話していました。
『ラグビーの魅力』について
15のポジションがあるので、体が大きい人が活躍するポジションや走るのが得意な人、キックが得意な人、などいろいろなポジションで活躍できるところです。
『ラグビーをしている中で大切にしていること』
チームメイト(友達や仲間)。相手のことを思いやって、気持ちと一緒に1つのボールを投げたり受け取ったりしています。一人じゃ大変なことも、ラグビーでは、強い相手に15人のチームで戦うことで、喜んだり負けて悔しかったりといったすばらしい体験ができます。
『チャレンジすること』
《チャレンジ》って、言葉以上にやることは難しいと思っています。チャレンジするには《勇気》が必要。勇気をもって自分を信じてやってみることがチャレンジにつながると思います。
《チャレンジ》は、成功しないといけないことではありません。失敗してもそれはみんなにとって成長したことになります。失敗したらどうしよう?と思うこともあるかもしれないけど、失敗することは気にしないでチャレンジすることが大事!失敗とか成功とかは関係ありません!!
『アメリカンフットボールをやってみた』
自分の人生の中で、やってみたいことがあるのにやらないでいるのは、もったいないと思って《チャレンジ》してみました。ゼロから新しいスポーツに取り組んだことで、ワクワクしたことを覚えています。
あれやってみたいな、と思っていることがあったら、ちゃんとチャレンジしてみよう!
と、力強く教えてくれました。
そして、授業の最後に『タグラグビーセットの贈呈式』が行われました。
プロジェクトの発起人兼アンバサダーの山田選手、山田選手が所属するレッドハリケーンズのジョセファ・リリダム(ジョジョ)選手、株式会社NTTドコモ スポーツ&ライブビジネス推進室の馬場浩史室長、横浜市市民局スポーツ統括室の西山雄二室長、横浜市立大綱小学校の谷石宏之校長が、登壇しました。
株式会社NTTドコモの馬場室長は、
「今回のタグラグビーセット贈呈は、多くの関係者の皆さまの力を借りてできるようになりました。ぜひ、今回贈呈したボールを使って楽しんでほしいと思います」と、話されました。
横浜市の西山室長は、
「横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で今年は、日本代表の試合を含めた予選・準決勝・決勝合わせて7試合、ラグビーワールドカップの世界最高の試合が見られます。世界最高峰の試合を「みる」スポーツとして行うことも大事ですが、皆さんにとっては体を使って「する」スポーツもすごく大事だと思っています。皆さんには、タグラグビーセットを使ってラグビーにチャレンジして、成長してほしいと思います。また、株式会社NTTドコモをはじめとする今回ご協力いただきました関係者の皆さま、ありがとうございました」とのあいさつがありました。
山田選手から、「ボールに絵描かれているハチのように、ブンブン動き回って、周りの友達にラグビーを広めてください!」と言ってもらった児童の皆さんは、「はい!!」と元気な大きな声で答えていました。
あいさつの後、TRY RUG BEE 《ハチ》が書かれたボールが、山田選手からジョジョ選手、馬場室長、西山室長、最後に谷石校長にパスをつないで、贈呈されました。
待ちに待った「タグラグビー教室」
山田選手とジョジョ選手に、トライラグビー プロジェクトの皆さん、神奈川県ラグビーフットボール協会の皆さんが加わって、「タグラグビー教室」が行われました。
タグのつけ方、タグを取ったら「タグ!」と言うことなどを教えてもらい、さっそく二人組でタグを取り合います。勝ち抜いた二人は山田選手とジョジョ選手と対決しました。その後は、全員でタグ取り競争です。また、ボールの早回し競争では、パスするときに相手を思いやることの大切さを学んでいました。
山田選手が「どれだけ遠くからパスできるか?」も、見せてくれました。体育館の後ろから前にいるジョジョ選手まで、余裕の飛距離です!
「タグラグビー教室」の最後にラグビーボールをプレゼントしてもらい、教室参加の全員で記念撮影を行いました。
==========
「TRY RUG BEE PROJECT」(トライラグビー プロジェクト)
山田選手の発案により、小学生へのタグラグビー教室および小学生~大学生を対象としたラグビーチャレンジ動画サイトの運営を行う 取り組みです。
(1)タグラグビー⽤具の寄贈
ドコモから、ラグビーワールドカップの開催都市である横浜市の小学校18校、東大阪市の10校に対し、オリジナルデザインのタグラグビーセットが寄贈されます。横浜市では、今年度実施する⼩学校訪問事業の対象校18校(1 区 1 校)が対象です。
(2)ラグビーチャレンジ動画サイトの運営
プロジェクト特設 WEB サイト「TRY RUG BEE PROJECT」上に、⼭⽥選⼿やレッドハリケーンズの選⼿が披露するラグビーのプレー動画をお題として掲載し、お題を参考にしたチャレンジ動画を、全国の⼩学⽣〜⼤学⽣から募集します。
Twitter もしくは Instagramにてハッシュタグ「#トライラグビー」をつけて投稿した⽅の動画は、特設サイト上にて公開され、投稿された動画の中から⼭⽥選⼿が気になった動画をピックアップしてコメントするライブ配信を実施予定です。
==========