ラグビーワールドカップ2019™日本大会ボランティア「TEAM NO-SIDE」リーダートレーニング
公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会が開催する、大会ボランティア「TEAM NO-SIDE」の神奈川・横浜会場のリーダートレーニングが、6月7日(金)から8日(土)に行われました。
ラグビーワールドカップ2019日本大会を「ささえる」ボランティア約1,500人をまとめるリーダーになる50人の皆さんへの、トレーニング初日(6月7日)の様子をレポートします。
モザイクアートで作られた、「TEAM NO-SIDE」バナー
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大会ボランティアについて(横浜ラグビー情報から引用)
ラグビーワールドカップ2019日本大会ボランティア「TEAM NO-SIDE」。ボランティアプログラムの参加者には、世界中から日本を訪れる方々を温かいホスピタリティで迎え、ラグビーの価値と母国の魅力を伝える大会の顔としてご活躍いただきます。
~「NO-SIDE」~
アジアで初、歴史的な大会となるラグビーワールドカップ2019において、より多くの方にボランティアに参加することの意義や魅力を感じて頂き、さらにボランティアプログラムを通して、日本やラグビーの素晴らしさを発信して頂きたいとの想いから、日本ラグビーが育んだ「ノーサイドの精神」をコンセプトとし、プログラム名を「NO-SIDE(ノーサイド)」と決定しました。
NO-SIDEとは、ラグビーの試合終了時にレフリーが用いた用語でした。その言葉を、日本ラグビーの先人たちは「ラグビースピリット」に重ねました。どんなに激しく戦っても、試合が終われば、称え合い、感謝し、永遠の友情を誓い合うスピリットのことです。ラグビーワールドカップのボランティアチーム「TEAM NO-SIDE」には、日本ラグビーが大切に育んできたノーサイド精神を体現し、世界はひとつであることを発信する、そして、世界的ビッグイベントを成功に導いて欲しい、そうした想いが込められています。
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公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会トレーニングマネージャーの佐藤洋平さんと、特定非営利法人日本スポーツボランティアネットワークの竹澤正剛さんが講師となって、和気あいあいとした雰囲気で始まりました。
6月7日の目的が、「チームリーダーの役割を理解する」「役割を全うするための準備を始める」「仲間を作る」と確認した後、さっそく、グループごとに自己紹介を行いました。「決められた時間の中で、自己紹介を全員が行えるように時間配分していくといったことからも、リーダーとしての役割となっていく」ということが話されていました。
続けて、「ラグビーワールドカップの基本情報」として、大会の成り立ち、観客総数からみた経済効果についてといった情報などについて、再確認していました。ラグビーワールドカップ運営を担うボランティア。「ボランティアの皆さんは、大会の顔です」ということを話されていました。「観客や海外メディアの方などが第一声を交わすのはボランティアの皆さんになります。第一印象が大会の印象付けることになる。ポジティブなものにしてほしい」ということを伝えられてました。
さて、スライドを見ながらのトレーニングはいったん中断し、「チームリーダーの役割を理解する」にあたり、「流しそうめんゲーム」を行いました。
円を描いて座った10人が、それぞれ長さが違う雨どい型のパイプを持って、いくつのスーパーボールを流しそうめんのように渡していくことができるかを競うゲームです。
作戦タイムを取った後、いよいよ本番。各グループ作戦通りに行くチーム、想定外になっているチーム、といろいろありました。ゲームについての振り返りでは、各自がどんな役割を担ったのかについて話し合いました。
トレーニング開始前にインタビューさせていただいた方の中には、ボランティア経験が豊富な方や、ボランティアすることも初めてという方がいらっしゃいました。ほかにも、ラグビーに興味があって参加した方や大きなイベントだから関わりたいと思って参加した方など、さまざまな方がいらっしゃいました。
「ダイバーシティ=多様性」を受け入れ、ボランティアリーダーとして大会を「ささえる」事の重要性を、このリーダートレーニングで学んでいました。
今後ボランティアの皆さんは、具体的な活動内容等が決まり、さらにトレーニングを積み重ね、9月20日(金)の「ラグビーワールドカップ2019™日本大会開幕」を迎えます。大会では、ホスピタルティあふれるボランティアさんの活躍も、見どころの一つになることでしょう。