11月24日(土)「Y.S.C.C」J3ホーム最終戦、開催されました
11月24日(土)、ニッパツ三ツ沢競技場で「Y.S.C.C(横浜スポーツ&カルチャークラブ)」のホーム最終戦が行われました。相手は対戦成績、3勝6敗2引き分けのガイナーレ鳥取と戦いました。
キックオフに先立ち、吹奏楽の演奏や紙芝居が行われました。また、試合後には小澤光選手の引退セレモニーと樋口監督の退任セレモニーも行われました。
【プレイベント】
(写真上)横浜市大吹奏楽部「奏(かなで)」による演奏がありました。
(写真下)紙芝居が行われ、子どもたちは、見入っていました。
キッチンカーによる飲食の販売がされていました。
【前座試合 小学生による試合】
未来のJリーガー、小学生によるサッカー試合が行われました。小学生はピッチを見て「格好良い」と歓声を上げ、そして天然芝の上に立つと嬉しそうにボールを蹴っていました。
【vsガイナーレ鳥取】
(写真)シュート数は19本。アグレッシブにゴールをねらいましたが、ガイナーレ鳥取のゴールキーパー(GK)井上選手に阻まれました。
第33節は、お互いやや慎重な立ち上がり。試合が動いたのは前半14分。Y.S.C.Cの後藤選手の鋭いシュートが、ネットを揺らし、先制点を取りました。
後半、77分、82分にガイナーレ鳥取が反撃。Y.S.C.Cはゴールを割られてしまいました。Y.S.C.Cは3人の選手を交代させましたが、力及ばす。1対2で負けてしまいました。
監督は「選手たちは、ボールを奪うことや試合を仕切ることにトライした。チームとして試合の主導権は握れたけれど、勝ち切れるチームになれなかった」と反省の弁を述べました。
【小澤選手の引退セレモニーと樋口監督の退任セレモニー】
小澤選手は「加入した9年前は、Y.S.C.Cは関東リーグでした。その後Jリーグ3部に上がり、こんなにたくさんのサポーターの前でサッカーができたことに幸せを感じています。また、やめようと思ったことが何度もありましたが、そのたびにサポーターの皆さんが後押しをしてくれました。ありがとうございました。Y.S.C.Cは、成長し続けます。将来、Jリーグ2部、1部へと上がることでしょう。私が去ってからも応援してください」と述べました。
「お疲れさまでした」とサポーターからねぎらいのエールが送られました。
樋口監督は「ホームの勝ち越しと1ケタ台の順位という目標を掲げましたが、2つとも達成できませんでした。申し訳ありませんでした」と深々と頭をさげ、「しかし、この3年間で選手が成長し、良いチームになったと思います。課題はたくさんありますが、次の監督に託したいと思います。また、指導者としてさまざまことを学びました。このチームを誇りに思います。チームが成長するには、選手とスタッフ、そしてサポーターの応援が必要です。これからもよろしくお願いします」と述べました。
チームが負けはしましたが、サポーターからは「監督ありがとう」という、温かいエールが送られました。
【サポーターとともに】
ホーム最終戦はY.S.C.Cとサポーターが、お互い大切な同志と感じられた時間でした。