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    イベントレポート

横浜ビー・コルセアーズの《勝利》を願い・・・。

 

 Bリーグ2018-19シーズンのホーム初戦が10月17日(水)、開幕で戦った富山グラウジーズを迎えて横浜文化体育館で行われました。
 ブースターが待ちに待ったホーム初戦、平日開催で、雨がぱらつく中にもかかわらず満員御礼の3,288人が来場しました。
 シーズン開幕から4連敗を喫していたビーコル。熱いブースターの《勝利》への願いは・・・。

 

 ティップオフに先立ち、Bリーグの生みの親といっても過言ではないほど日本バスケットボール界の最高の理解者であった、国際バスケットボール連盟事務総長パトリック・バウマン氏に哀悼の意を表し、ご来場のみなさんと黙とうを捧げました。

 

 次にホーム初戦を迎えるにあたり、林文子市長から来場者に向けて挨拶がありました。
「ホーム開幕戦が始まります。嬉し~い!待ってました!!」と林市長もこの開幕を待ち焦がれていた様子がうかがえます。

「富山グラウジーズのみなさん、ようこそ横浜ビー・コルセアーズのホームグラウンドにお越しいただきました。心から歓迎いたします。でも、今日は負けません!開幕前市庁舎に、ウィスマンヘッドコーチ(以下、ウィスマンHC)と湊谷・細谷両キャプテンが来てくださいました。『一つでも多く勝ちます。最後まで優勝争いをします』と約束していただきました。バスケットボールは、目にも止まらぬスピードで駆け抜けていくほどに選手が近く感じられるスポーツです。ぜひぜひ今日の開幕戦同様に、必ず会場に足を運んでください。みなさんで、Bリーグを盛り上げていきましょう!」

 

 林市長による「ゴーゴー・ビーコール!!」の掛け声のもと、横浜文化体育館の熱気は、一気に最高潮に達しました。

 

 ポイントガード2枚、ビッグマン3枚の(ウィスマンHCは『ビッグライナップ』と表していました)スターティングメンバーで、勢いよく8-0とリードしました。これも、林市長の「意気込み」が乗り移ったのでしょうか?!しかし、いい流れは長く続かず、第1Qを16-26で終了します。

 

 

 第2Q以降、ディフェンスをゾーンにしたり、交代メンバーを駆使したりとウィスマンHCのベンチワークもあり、一進一退の点差を保っていきましたが、やはり第1Qの点差が、後々まで尾を引くことになりました、、、。

 

 

 終わってみれば、84-88と僅差での敗戦となり、開幕以来の5連敗となってしまいました。

 

 ウィスマンHCは、会場のブースターに向け、
「0勝5敗はあまりいい気分ではない、本当に申し訳ないと思っています。ぼくも初体験なので、ここから、上に上がっていくしかないと思っています。ディフェンスが懸念されるところなので、しっかり修正して挑んでいきたいと思っています。林市長、ありがとうございます。今日の初めの8-0連続得点は、市長に感化されたものと思っています」と語りました。

 

 新キャプテンの細谷選手も、
「平日にもかかわらず、たくさんのブースターのみなさんにお越しいただき、ありがとうございました。結果は出なかったですが、チームメイトやコーチを信じて、練習からしっかりやっていくので、これからも熱いブーストをよろしくお願いします」と語っていました。

 

 他の選手も会場内を一周するときに、気丈に笑顔を見せていましたが、心中穏やかでないことはブースターのみなさんにも伝わったのではないでしょうか?

 

 横浜ビー・コルセアーズの《勝利》。
 選手、HC、関係者、そしてブースターが、喉から手が出るほど、望んでいます。

 試合後の会見で、次戦の横浜国際プール開幕戦に向けて、細谷キャプテンは、
「やはり勝つには、ディフェンスだと思っています。チーム全員で共有し守ったうえ、全員で走っていくというスタイルについて、短い調整期間ですが、できる限りのコミュニケーションを取り合い、チームメイトを、コーチを、ブースターを信じて、臨みたいと思います」と、語っています。

 

 横浜ビー・コルセアーズの《勝利》のために応援しましょう。