9月28日(金)「横浜ビー・コルセアーズ出港式」
9月28日(金)、都筑公会堂で「横浜ビー・コルセアーズ出港式」が開催されました。
今年の出港式は、大勢のブースター(バスケットファン)に参加してもらうため、昨年のパーティー形式を変えて、公会堂で行われました。530名が集まり、選手たちと楽しいひとときを過ごしました。
「さあ、これから選手が入場します」
「ブースターのみなさん、ステージに向かってカメラを構えていますが、違います。ステージからは出てきません。観客席の後ろから出てきます。選手入場!!」
面食らったブースターの方々は「ワァー」と歓声を上げながら、慌てて後ろへカメラを構え直します。選手達はブースターとハイタッチや握手をしながら、ステージへ向かい、ブースターたちを沸かせました。小学5年生の女の子は、ファンの川村選手と握手出来て「最高」と叫んでいました。
写真左から細谷将司選手、湊谷安玲久司朱選手、トーマス・ウィスマンヘッドコーチ
ビーコルの新ヘッドコーチは「リンク栃木ブレックス」をBリーグ初代王者に導いたトーマス・ウィスマン氏。
「今季ビーコルは全く新しいチーム。このチームをまとめ上げるのが私の仕事。チームの成長を見守ってほしい」とあいさつしました。
今季はキャプテンが2人。どちらかが調子が崩れても、もう一人が盛り立ててほしいとの監督の意向です。
湊谷キャプテンは「もう残留プレーオフには出たくない。今季こそ上を目指したい」
細谷キャプテンは「勝ちにこだわりたい。チームメンバーにも勝つ意識を植えつけたい」とキャプテンとして意気込みを語りました。
出港式に参加した新加入選手
写真左から、エドワード・モリス選手、アマンゼ・エゲケゼ選手、ハンター・コート選手、チャールズ・ガルシア選手、小原翼選手
選手一人ひとりが抱負や決意表明を述べました。
新戦力のチャールズ・ガウシア選手は、日本語で一言、あいさつしたところ、会場は大うけ。
なぜなら直前にチームメイトから習った日本語で、実はダジャレ。それを知ると、顔を真っ赤にしながら、英語でまくしたてていました。
そのようなやりとりを見てブースターは「選手同士が仲良くしているところが見られて良かった。チームワークもできていると思った」と感想がありました。
選手ひとり一人にブースターから花束贈呈や選手へ勝利への思いを込めた60秒スピーチを行われました。
その中でも司会が「試合でもやって」と言わしめた60秒スピーチは、選手を勇気づけるあいうえお作文で構成された応援メッセージでした。
コ … 今年こそ
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ル … ルールを変える強い気持ちで
セ … 攻めの試合を
ア … 圧倒的な強さで
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ズ ...ズバリ優勝
ビーローズがチアダンスを披露しました。
「アイラブよこはま」をみんなで一緒に踊り、ビーコルとビーローズ、そしてブースターの方々と一体感が生まれたように感じました。
最後に出港式で選手からブースターへ紙テープを投げ、横浜ビー・コルセアーズ号は出港しました。
参加されたブースターの方から「新しい選手のキャラクターを垣間見ることができて、良かった。試合を見るのが楽しみになった」と嬉しそうに話してくれました。
名将を迎えて、若返りを図った「横浜ビー・コルセアーズ」。今季の活躍が楽しみです。