2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会 キッズプロジェクト
2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会が5月13日、14日に開催され、世界のトップアスリートのレース(13日)では、「キッズプロジェクト」に参加した75名の子ども達が大会を支えた。
ハイタッチキッズ
選手は、スタート前、緊張しているようすだったが、子ども達が身を乗り出しながら選手へ声をかけ、ハイタッチで送り出すと、どの選手も笑顔でスタート台に向かっていった。
エスコートキッズ
横浜大会はテクニカルなコースな上、あいにくの土砂降りの雨で、レース展開が難しい状況の中で勝利した選手を表彰セレモニーへエスコートした。雨だったけど楽しかったと子ども達の笑顔が印象的だった。
ビクトリーブーケキッズの様子
エリートパラトライアスロン選手の入賞者へ花束を渡すと、選手から握手やハグを交わしていた。「なんか恥ずかしい」とハニカミながら、「こんぐらっちれーしょ~ん」と笑顔で伝えていた。
キッズエイドの様子
フィニッシュした選手の誰もが、レースを振り返りながら興奮してリカバリーエリアへ入ってくる。そのエリアの入口で子ども達からタオルを渡されると、緊張と興奮が一瞬和らぎ笑顔になっていた。
こどもスポーツ記者の様子
エリートパラトライアスロン、エリート女子をスタートからフィニッシュまで撮影を行い、一緒に活動にあたっていた「ニコン・イメージングジャパンの甲谷さん・馬橋さん」からアドバイスを受けながら、どの選手を撮影するか、構図はどうするか、真剣に考えながら撮影にあたった。
こどもスポーツ記者達の写真 ※カメラ:ニコンD5600使用
活動後は、こどもスポーツ記者一人一人が記事を書き、新聞にまとめた。
2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会キッズプロジェクト
キッズプロジェクトに参加した子ども達は「雨だったけど楽しみだった」と語り、活動後は「雨で濡れたけど楽しかった」と笑顔で話していた。
直接トップアスリートとふれ合い、レースを観て、選手と会話をしたことによる体験を通じて、子ども達の夢や希望、チャレンジする気持ちが高まったように感じた。
この取組みは、横浜こどもスポーツ基金助成事業で行われている。
「横浜トライアスロン」をきっかけに、ジョンソン株式会社からの寄附により創設。障がいのあるこども達等へ「スポーツ」を通じて、夢と希望を持って育ち、身近な地域でスポーツ活動に参加できる環境作りを行うことを目的としている。