「横浜パラ卓球大会」が開催されました!
平成29年7月15日(土)、障害者スポーツ文化センター横浜ラポールにおいて「横浜パラ卓球大会」(主催:障害者スポーツ文化センター横浜ラポール、主管:ラポール卓友会・横浜フロンティア、協力:横浜市卓球協会・神奈川県立新栄高等学校卓球部)が開催されました。
この大会は、ラポール卓友会や横浜フロンティアなどの呼びかけで、他県からも選手が集まり開催されました。
また、2016年に開催されたリオデジャネイロパラリンピックに出場した選手も参加したことで、大会はさらに盛り上がりました。
競技は、ダブルス戦とシングルス戦のそれぞれにおいて「車椅子の部」、「肢体立位の部」、「脳原性麻痺等による機能障害の部」、「知的障害の部」の各カテゴリーが18コートに分かれ、熱戦を繰り広げました。
リオデジャネイロパラリンピックに出場した、ディスタンス(東京)情報通信研究機構卓球部所属の吉田信一選手も参戦し、見事「ダブルス車椅子の部」で優勝し、会場を盛り上げました。
「ダブルス知的障害の部」では、竹田・吉川ペア(神奈川)が優勝を決め、雄叫びを上げながらガッツポーズ!! さらには、感極まって二人抱き合い優勝の喜びを分かち合っていました。
この「横浜パラ卓球大会」で、今年初めて補助員として協力した神奈川県立新栄高等学校卓球部員1・2年生たちは、「自分たちよりうまい」とレベルの高さに驚いていました。
今回観戦できなかった方、この「ハマスポイベントレポート」でパラ卓球に興味を持った方!! 来年も開催しますので、ぜひ観に行ってはいかがですか。「パラ卓球」ならではの楽しみがありますよ!!
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、「みる」・「応援する」・「支える」など、さまざまな角度からスポーツを楽しみましょう。
【パラリンピック 卓球】
パラリンピックの競技種目は20種目ありますが、知的障害者が出場できる種目は数が少なく3種目です(ほかに陸上競技、競泳)。
また、卓球は障害の種類、程度ごとにクラスが分けられています。大きく分けると車椅子、立位、知的障害の3つのクラスがあり、さらに車椅子と立位クラスついては、障害の程度によって5つに分かれています。知的障害クラスの卓球ルールは、健常者と同様に行われています。
※詳しくは、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会発行「かんたん卓球ガイド」(PDFデータ9.99MB)をご覧ください。
試合結果
【ダブルス車椅子の部】
優勝 吉田・長島
準優勝 藤原・土井
【ダブルス肢体立位の部・男子】
優勝 宿野部・八木
準優勝 金野・船山
【ダブルス肢体立位の部・女子】
優勝 小杉・伊東
準優勝 石河・柾谷
【ダブルス脳原性麻痺等による機能障害の部】
優勝 高橋・伊藤
準優勝 曽我・大久保
【ダブルス知的障害の部・男子】
優勝 竹田・吉川
準優勝 太田・宮内
【ダブルス知的障害の部・女子】
優勝 伊藤・海老澤
準優勝 門田・薄井
【シングルス車椅子の部・男子】
優勝 長島
準優勝 土井
【シングルス車椅子の部・女子】
優勝 茶田
準優勝 藤原
【シングルス肢体立位の部・男子】
優勝 八木
準優勝 宿野部
【シングルス肢体立位の部・女子】
優勝 石河
準優勝 小杉
【シングルス脳原性麻痺等による機能障害の部・男子】
優勝 高橋
準優勝 田邊
【シングルス脳原性麻痺等による機能障害の部・女子】
優勝 曽我
準優勝 中村
【シングル知的障害の部・男子】
優勝 竹田
準優勝 宮内
【シングル知的障害の部・女子】
優勝 伊藤
準優勝 門田