7月2日(日)小学生ラグビー体験会開催
平成29年7月2日(日)に慶応義塾大学日吉の下田ラグビーグラウンドで、港北区体育協会主催の「小学生ラグビー体験会」が開催されました。
「ラグビーワールドカップ2019TM」の決勝戦会場として横浜国際総合競技場が決まっており、「地元地域から盛り上げ、機運を高めていこう! 」を合言葉に、小学4年から6年生の児童38名が参加しました。
心配だった前夜から朝まで降り続いた雨もやみ、無事、体験会を開催することができました。
開会式で横浜市ラグビー協会の鈴木氏から「今日から、皆さんは『ラグビーワールドカップ2019TM』の大使です。今日の体験を学校の友達や家族に話し、今後もラグビー観戦をしたり、ラグビーのテレビ中継を観てラグビーを応援し、楽しんでもらいたいです」とあいさつがありました。
この体験会は、慶応義塾大学ラグビー部が港北区体育協会にラグビーボールを寄贈したことがきっかけでした。港北区内の慶応義塾大学ラグビー部と交流しながら、地域の方々にもっとラグビーを知ってもらいたいとの思いから生まれたのが今回のイベントです。
会場は真っ白なラグビーゴールポストが、鮮やかな緑の人工芝に映えているラグビー場。慶応大学ラグビー部員の皆さんは、早朝練習のウェイトトレーニングを終えてから、イベントの準備をしてくれました。
4グループ(キック、タックル、パス&トライ、ラインアウト)に分かれ、ラグビー体験のスタートです。参加者はラグビースクールに通う子ども達、小学校の授業で経験ある子ども達のほか、ラグビーは初めてという子ども達もいて、動きも表情もさまざまでした。コーチ陣とラグビー部員の優しく、親切、丁寧な指導のおかげで、ぎこちなかった子ども達は、時間が経つにつれ、活き活きと体を動かし、ラグビーの楽しさに夢中になっていました。
小学校の校庭と違う人工芝の広いグラウンドで、H型の本物のゴールポストに向かってゴールキックをし、転がりながら全身でトライをして、子ども達はのびのびとプレーをしていました。この体験の素晴らしさを家庭や学校の友達に話し「ラグビーワールドカップ2019TM」の盛り上げに一役買ってくれるでしょう。
後半は子ども達とラグビー部員で混合チームをつくり、タッチフット(タックルのかわりにタッチをするラグビー)を楽しみました。
蒸し暑い中、子ども達はよく走り、時にはラグビー部員をも唸らす、パスやステップワークも飛び出しました。
優勝・準優勝チームには、慶応大学ラグビー部から、ラグビーボール状のキーホルダーを贈呈。子ども達も大喜びでした。
最後に、金沢ヘッドコーチが「学校も越えて、年齢も越えて、今日一緒にラグビーをしたみんなは、もう仲間です」と話されました。
今回のラグビー体験会を機に、ラグビーに興味関心を持つ人が増え、「ラグビーワールドカップ2019TM」を港北区全体で盛り上げる、そんな街づくりができたらよいと考えています。今回参加した子ども達の中から、ラグビー日本代表選手が現れたらいいですね。
主催 港北区体育協会
共催 港北区役所
協力 慶應義塾體育會蹴球部(ラグビー部)