オリンピアン・パラリンピアン学校訪問事業
平成29年5月31日(水)、ロンドンオリンピック体操団体銀メダリストの田中和仁氏が横浜市立下永谷小学校に訪問し、6年生に特別授業(マット運動)と5、6年生に講演会を実施いたしました。
①実技(6年生:2、3校時)
(写真左)大きな拍手で講師をお迎え。
(写真右)講師:田中 和仁氏(ロンドンオリンピック体操団体銀メダリスト)
まずは、準備体操からスタートです。「身体が固いと怪我をしやすくなるから、柔軟性は大切だよ」とアドバイスをいただきました。
次に体幹のトレーニングです。腹筋、背筋、それぞれ10秒間姿勢をキープします。
本日の授業は、マット運動。前転、後転、側転、倒立前転を行います。
(写真左)<前転>田中先生の見本。綺麗なフォームに拍手が沸きます。
(写真右)最後のポーズも忘れずにやってみよう!
(写真左)<後転>手の着き方、姿勢、足の着き方などポイントを教わりました。
(写真右)<側転>姿勢、手・足の着く順番を教わりました。
(写真左)上手くできるかな?
(写真右)<倒立前転>まずは、先生の見本。
(写真左)手の着き方やマットをしっかりと押すこと、頭を入れて前転することなど、倒立前転のポイントを教わりました。
(写真右)みんな上手にできました。
②講演会(5、6年生:4校時)
(写真左)校長先生から講師のご紹介。
(写真右)多くの保護者の方にもご参加いただきました。
講演に先立ち、昨年行われた、全日本体操種目別選手権の平行棒決勝(第2位)の映像が流されました。着地が決まると会場から大きな拍手が沸きました。
6歳で体操を始め、小学校の卒業文集に「将来の夢は、オリンピックに出る!」と書いて、27歳で夢が叶った話や、今まで3回辞めたいと思ったことがあった話など、児童の皆さんは真剣に田中先生のお話を聞いていました。
また、「できないのとやらないのは違うよ。できなくてもいいから頑張ってやってみることが大切」と児童へメッセージをいただきました。
(写真左)「将来の夢は?」の質問に、児童からはそれぞれの「夢」が発表されました。
(写真右)質問タイム。さまざまな質問がありました。
「逆立ちで歩けますか?」の質問に「できるよ。じゃ、やってみようか」と綺麗な倒立から前に歩き出すと児童から「おっー」と歓声が!さらにそのまま後ろに歩き出すと「わっー」という大歓声と、大きな拍手が体育館内に響きました。
デモンストレーションのリクエストは「後方宙返り」。この日一番の歓声と拍手が沸きました。
(写真左)倒立歩行で、前にも後ろにも!!
(写真右)後方宙返りのデモンストレーション。
講演の終わりに、児童代表からお礼の挨拶と、港南区の花「ひまわり」の花束をいただきました。
最後に児童全員とハイタッチ。ロンドンオリンピックの銀メダルも触らせていただきました。児童からは「重―い!」と驚きの声が聞こえました。
横浜市では、市内18区35校の小学校及び18校の中学校に、オリンピック・パラリンピック出場経験者を派遣し、スポーツ教室等を行うことで児童・生徒がオリンピック・パラリンピック競技に親しむ機会を提供するとともに、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、市内のスポーツ振興とオリンピック・パラリンピックの機運の醸成を図ることを目的に学校訪問事業を実施しています。