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    イベントレポート

2016-17シーズン 横浜ビー・コルセアーズプレスカンファレンス

 

 

8月29日(月)、ワークピア横浜(横浜市中区山下町24-1)において、横浜ビー・コルセアーズプレスカンファレンスが行われました。
新シーズン開幕にあたり、今季パートナーの紹介やチーム新体制について発表がありました。

 

昨シーズンまで所属していたbjリーグは終了し、今季から新たにB.LEAGUEとしてスタートする男子プロバスケットボールリーグ。

横浜ビー・コルセアーズが所属するB.LEAGUE 1部は、全国18クラブが所属。東地区、中地区、西地区の3地区に分かれレギュラーシーズンを戦い、その後プレイオフ、ファイナルを経てシーズン優勝チームが決まります。

 

パネル

 

 

まず初めに横浜ビー・コルセアーズ代表取締役CEO 岡本尚博氏より挨拶があり、新シーズンの取り組み及び今季パートナー等について紹介がありました。

 

 

岡本氏

横浜ビー・コルセアーズ代表取締役CEO 岡本尚博氏

 

「みなさん、こんにちは。本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。

ようやく選手編成その他も固まりまして、いよいよBリーグ初年度のスタートを切る準備が整いました。

 

今シーズンは、地域の方々とのつながりをより強くしていきたいと考えております。ホームアリーナになります横浜国際プールのある都筑区センター北駅の駅前に、ビーコルセンターというスタジオや飲食施設、健康チェック機能、ショップを併せ持つ新たなオフィスを建設予定です。これは、B-ROSEの練習拠点として、またさまざまなアカデミー事業を行えるスタジオを併設した新たな施設を、ビーコルセンターとしてセンター北駅高架下に横浜市交通局様とタイアップして建設を予定しています。来年の3月にはグランドオープン予定です。このビーコルセンターを軸に、ビーコルの試合と試合以外の時間も含め、地域とのコラボレーションがより活発に行えるようになると考えています。

 

また、今季は学校訪問活動や高齢者向けストレッチの実施、地域のお祭りや高齢者慰問、障がい者バスケットボールエキシビションゲームの開催など、地域に根差した形でのホーウン活動をより一層充実させるため、新たにホームタウン事業部を設立しました。よりホームタウンとビーコルの活動が密接になるよう、さまざまな取り組みを行ってまいりたいと思います。

 

チーム体制も大きく変わりました。新たな選手を多く獲得するとともにスタッフも充実をさせました。昨年度は青木ヘッドコーチのみのフロントスタッフでしたが、今シーズンはアシスタントコーチ、ストレングスコーチ、トレーナー2人、通訳、メディカルスタッフ、横浜市スポーツ医科学センターとのタイアップ含めて選手のケアをしていきたいと思います。

 

開幕は横浜文化体育館、その後は横浜国際プールにて24試合展開していきます。横浜国際プールにおいては、1階席が観戦しづらいとの意見がございましたので、より観戦に適した形に改善する予定です。横浜国際プールはコート以外にもスペースがあるので、そのスペースを活用したイベントの実施やアトラクションなどを仮設または常設して、より楽しめる空間作りをしていきたい。横浜ビー・コルセアーズはショーを見せるというよりは、その空間をカーニバルとして、みなさんと一緒に楽しめるものを作っていきたいと思っています。今後「うれしい」を地域に作ってきたいと考えています。

 

私がビーコルにかかわる際、3年以内に経営の健全化、5年以内に戦えるチームにする、10年以内に日本有数のトップバスケットボールチームにするという目標を掲げました。おかげさまで3年目の経営健全化は確定できました。来年、再来年という5年のスパンの間に強いチームとして活躍出来るようにし、その後5年の期間で、日本有数のバスケットボールチーム、海外に通じるチームにしていきたいと思っております」

 

 

 

小川氏

ゼネラルマネージャー(GM) 小川直樹氏

 

「みなさんこんにちは。今季B1リーグに参入するにあたり、どうしたら勝てるチームに出来るのかをずっと考えていました。私は日本人選手の強化が重要ということに着目し、選手は私の方ですべてピックアップして取締役会にかけ承認をいただき、このチームができました。

フロントの充実としてアシスタントコーチ1名、ストレングスコーチ1名、通訳を入れ、メディカルスタッフの充実も図りました。

 

また選手はビーコルで活躍した選手をはじめ、NBLで活躍した選手なども含め勝てる布陣ができたのではないかと思っています。

 

ベテラン揃いの平均年齢31歳、ディフェンシブルな大人のチームを作りたいと考えています。先週もアメリカからディフェンスのコーチがきてキャンプを5日間行い、ディフェンス強化を図りました。非常にハードでしたが、ファンダメンタルな部分がチームに浸透できたのではないかと思っています。このファンダメンタルな部分について、少しずつ時間をかけてチームディフェンスにもっていき、来年の5月に良い結果が出せるように我々もサポートしていきたいと思っています」

 

 

 

青木氏

ヘッドコーチ 青木勇人氏

 

「みなさんこんにちは。チームの創設からチームにかかわって、昨年に引き続き今年も指揮をとらせていただいて、チームには感謝しているし誇りに思っています。このことを必ず結果として地域のみなさま、応援してくれるみなさまに恩返し出来るよう取り組んでいきたいと思います。

 

B1リーグ参入にあたってのチーム目標は、リーグにサプライズを起こしたいと思っています。

そのポイントは3つ。
1つ目はB1リーグに参入するチームの中で、プレイオフに出ていないチームは横浜だけです。そういう意味でサプライズを起こしたい。
2つ目は平均年齢31歳。これは年齢が高いというよりは、経験値が高さというところで注目してもらいたいです。
3つ目は一度経営危機を迎えたチームが大逆転でB1リーグに参入しました。今からは攻めに転じる時期に来ています。

その3つのポイントから横浜大丈夫なのかと思われている中で、リーグにサプライズを起こしたいと思います。

 

チームとしてはディフェンス、オフェンス両サイドからアグレッシブにプレーすることを選手に求めていきたいと思っています」

 

 

 

山田選手

#13山田謙治選手(キャプテン)

 

「こんにちは。B1リーグ初年度ということで、僕自身結果にこだわらないといけないと思っています。同席している竹田選手、川村選手は栃木時代のチームメイトですし、強い味方が来てくれたと思っています。

開幕から勝ち星を稼いで、なんとかプレイオフに行かないといけないと思っています」

 

 

 

竹田選手

#25竹田謙選手

 

「こんにちは。濃いキャラクターのメンバーがフロントも選手も揃って、毎日楽しく過ごしています。

 

開幕まで一か月あるので、さらにチームワークを高めて、先ほど青木ヘッドコーチからもサプライズという話があったように、見ている人が驚くような、自分たち自身もこんなことまで出来たんだ、というシーズンにしたい。そういう決意をもって集まっていると、チームメイトと過ごして感じているので、一人ひとりの思いを結果につなげられるよう、自分が出来ることを精いっぱいやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします」

 

 

 

川村選手

#1川村卓也選手

 

「みなさん初めまして。先ほどからちょっと気になるのが平均年齢の話ですが、今年現役復帰した選手(竹田選手)が、平均年齢を大幅にあげていることをみなさんに知ってほしいと思います(笑)。

 

平均年齢だったり、昨シーズンの結果だったり、過去のことで横浜が心配されているという現実がありますが、チームに加わって一か月、チーム内外問わず良いコミュニケーションが取れていると感じています。

 

まずはコートの中でしっかり選手が自分自身のことを知り、自分自身のことを他の選手に知ってもらうことで、日々成長していけると思っています。そして、海賊という集団は強くてアグレッシブでないといけないと思っています。キャラが濃い選手がひとまとまりになると大きな力になると信じて、日々楽しみながら過ごしていきたいと思います」

 

 

 

選手

写真左から竹田選手、山田選手、川村選手

 

 

質問:新チームになって8名大幅に入れ替わったが、新チームの特徴は?

 

川村選手
「まだまだみんなの事を分かっていない部分もあるので未知数ですが、自分のポジションの2、3番は層も厚いし、皆が皆、活躍するのは難しいですが、時間を共有しながら得点を重ねていくということに関しては他チームよりかなり層が厚いと感じています。インサイド、ポイントガードをうまく助けられるように、また青木ヘッドコーチが話したように、アウトサイドのポイントをしっかり着実に重ねていけるチームだと思います」

 

 

山田選手
「経験豊富な選手が横浜に来てくれて、2番・3番のポジションは本当に層が厚くて、誰が出ても変わらない力を発揮出来ると感じています。僕はPG(1番)なので、選手の特徴やその時の状況を早く判断しないといけない、というのがあります。その点ではいろいろなレパートリーが出来るというのがとても楽しみな部分で、選手をどれだけ動かせるかが楽しみです。開幕を早く迎えたい」

 

 

竹田選手
「いろいろなバリエーションがあるチームだと思います。自分やほかの選手の良い部分、ウィークポイントを理解した中で、良いところをどうやって生かすかを試合の中で考えられる選手が非常に多いと思う。川村選手だったりジェフリー・パーマー選手だったり、ガード以外にもパスが上手な選手がいるので、シュートすると思ったらパスするなど、意外な展開も出来る。試合の中でバランスよく得点することで、相手チームが絞りにくい展開に持っていければ強いチームになると思います」

 

 

質問:あえて現役引退した選手(竹田選手)を獲得した理由と現役復帰した理由は?

 

小川GM
「竹田選手は昔からよく知っていて、現役時代からよくプレーを観ていて、フィジカルの強さやスマートさであるとか、ナショナルの経験もあるので、私としては高評価でした。

 

ただ、栃木を引退した後2年のブランクがある中で、彼と話をして、体は2~3か月ですぐ戻せるという話だった。ただそうはいってもすぐに契約とは言えなかったが、いろいろなストレングスコーチなどから情報を入手して、総合的に判断して現役復帰で選手として迎えた」

 

 

竹田選手
「この歳で本当にやるのか、と周りの人に言われましたし、自分自身も半分は勢いで大丈夫です、といっていた部分もあったので、正直不安な部分もありました。

 

2年間選手を離れて、昨年は女子の世界でアシスタントコーチとしていろんな経験をさせてもらった中で、女子の選手を見ていて、自分は選手を辞めた時にやりきったと思ったが、まだまだ余っている部分があるんではないか、と自分に問いかける部分があって、最終的には今後コーチやるにしてもバスケに関わるにしても、やりきった中で次のステップに進まないと後悔するなと思ったので、大丈夫です、とウソをつきました(笑)。いやウソではないです! 大丈夫です。

 

女子の世界でコーチをして、女子は今回もオリンピックで活躍して、どこかで男子悔しいな、という思いがありました。自分が限界までやることで、男子の世界で何かこういうことが足りないんではないのか、など言えるようになりたいと思い現役復帰した、というところもあります」

 

 

質問:Bリーグ元年、初年度の目標は。

 

青木ヘッドコーチ
「プレイオフ進出です。それが出来るメンバーが揃ったと思っています」

 

 

山田選手
「まずはプレイオフにいけるようにやるだけです。戦える布陣は揃ったと思っているので、結果を出せるよう、残り開幕までチーム力をアップして開幕を迎えたいです」

 

 

選手入場曲として、横浜出身のアーティストサイプレス上野とロベルト吉野とのコラボレーションが実現。代表曲「PRINCE OF YOKOHAMA」の横浜ビー・コルセアーズオリジナルリリック完成!

 

入場曲

 

 

新ユニフォームは、9月5日(月)13時50分から横浜市庁舎で行われる横浜市長訪問の際にお披露目される予定です。お時間のある方はぜひ横浜市庁舎へ足を運んでいただき、新ユニフォームをご覧ください。

 

集合1

 

いよいよ新しい船出を迎える横浜ビー・コルセアーズ!

9月24日(土)、25日(日)、横浜文化体育館において開催される vs サンロッカーズ渋谷との開幕戦は見逃せません!!

 

「Let’s GO! B-COR!!」