【トップアスリートを目指して】駅伝の顔 渡辺康幸氏による講演とランニング教室
平成28年6月18日(土)、横浜市栄スポーツセンター(指定管理者:横浜市体育協会・株式会社ケイミックス・さかえ区民活動支援協会グループ)において、「駅伝の顔 渡辺康幸氏による講演とランニング教室」が開催されました。
栄区制30周年記念事業にも位置づけられたこのイベントには、当日は100名以上が来場しました。
「駅伝の顔」である渡辺康幸さんは、市立船橋高校時代に、年末に京都で行われる全国高校駅伝の花の1区で2年連続区間賞を獲得するなど注目を集め、早稲田大学に進学。全日本大学駅伝4連覇などに貢献、個人としてもユニバーシアード世界大会の10000mで金メダルを獲得、世界選手権に出場するなど活躍しました。大学卒業後も怪我に苦しみながらも第一線で活躍。2002年の現役引退後は、母校・早稲田大学で指導者の道をスタート。駅伝監督として、現在の日本陸上界で活躍する多くの選手を育てるとともに、就任当初低迷していたチームを大学駅伝3冠達成するまでに復活させ、常勝の組織へと作り変えるなど指導者としても一流の手腕をみせています。現在は住友電気工業株式会社の陸上競技部監督として世界に通じる長距離選手の育成に力を注いでいます。
その渡辺さんの講演、前半は「自ら育つ力」がテーマ。
選手の自己成長を促すには、明確な目標を設定することや、お手本とするモデルを持たせること等、自身の現役時代の経験をはじめ、監督になってから培われたマネージメント理論をわかりやすくレクチャーされました。
後半の実技では、住友電気工業株式会社の現役選手をモデルに、「効率よく走るためのさまざまな動き作り」を指導。
参加者のみなさんも、熱心に動きづくりを実践されました。
【駅伝の顔駅伝の顔 渡辺康幸氏による講演とランニング教室】
主催:栄区スポーツ推進委員連絡協議会、栄区役所
共催:栄スポーツセンター
講師:住友電気工業株式会社 陸上競技部監督 渡辺 康幸 氏