「白井健三君の世界選手権大会の金メダルを祝う会」が開催されました
平成28年1月31日(日)に「白井健三君の世界選手権大会の金メダルを祝う会」が、崎陽軒本店(横浜市西区高島2-13-12)において盛大に開催されました。
この会は、昨秋(平成27年10月23日から11月1日)にイギリスのグラスゴーで開催された「第46回世界体操競技選手権大会」において、37年ぶりの男子団体総合と種目別「ゆか」の2冠に輝いた白井健三選手(日本体育大学)の金メダルを祝う会で、約270人が駆けつけ会場はお祝いの熱気に包まれました。
会の発起人代表である横浜市体操協会 山村徳男名誉会長の開会の挨拶をはじめ、多くの来賓の方がお祝いの言葉を贈りました。
横浜市体操協会 山村徳男名誉会長
横浜市教育委員会 岡田優子教育長
公益財団法人横浜市体育協会 山口宏会長
日本体育大学体操競技部 畠田好章監督(2015世界選手権日本代表男子コーチ)
一般社団法人全日本ジュニア体操クラブ連盟 池田敬子副会長
また、横浜市体操協会 加藤宏子副会長から記念品が贈られました。
未来のオリンピックを夢見る鶴見ジュニアの選手二人から、世界選手権日本代表 畠田好章コーチと白井選手に花束が贈られました。
この大役はじゃんけんで勝ち取ったそうです。
白井健三選手の挨拶
「本日はこのような会を開いていただきありがとうございます。また私ひとりのためにこんなに多くの方々に足をお運びいただいたことをすごく嬉しく思います。
今年はオリンピックイヤーです。昨年良い結果が出たからといって今年良い結果が出るとは限りませんし、オリンピックに出た方々はみなさん口を揃えて、世界選手権とオリンピックは全然違うものだとおっしゃいます。僕自身オリンピックの経験がないため、オリンピックがどのようなものなのかとか、オリンピックまでの調整の仕方などまだ分かっていませんが、世界選手権3回を通して自分のやってきたことや自分の力を信じれば必ず結果は出るという経験をしているので、今年も変わらず自分が考えたことを第一にやっていきたいと思います。
池田先生が、夢は見る夢と叶える夢の2つあるとおっしゃっていました。僕にとってオリンピックは、もう叶える夢ですらないかな、と思います。夢とよんでいる時点で少し距離があるものになってしまいます。僕はもうオリンピックを目標とよぶことにしています。
目標としているオリンピック、まだ代表に入れるか分かりませんが、自分の力を出し切れば必ず代表に入れる事ができると思いますし、またオリンピックで良い結果が出せると思います。自分自身の目標はオリンピックでの団体の金メダルです。オリンピックに出て団体でどのように貢献していけるかということを考えて、毎日毎日明確な目標を立ててこれからも頑張っていきたいと思いますので、今後ともご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。」
乾杯の音頭は、神奈川県体操協会 石原敬久会長が行いました。
乾杯の後は歓談の時間が設けられ、世界選手権関連のビデオ上映や、白井選手と握手をしたり記念撮影をするなど、和やかな時間となりました。
会場に駆けつけたオリンピアン10名
記念撮影
最後は横浜市体操協会 安藤泰行会長の挨拶と三本締めで閉会となりました。
オリンピックを「夢ではなく目標」と力強く語った白井選手の、今後の活躍から目が離せません!