2016横浜F・マリノス新体制発表
平成28年1月23日(土)、日産スタジアムにおいて2016横浜F・マリノス新体制発表会が開催されました。
昨シーズンまではみなとみらい地区で開催されていた新体制発表、今シーズンは新横浜への移転に伴い、新たな拠点となった日産スタジアムで行われました。
最初に、1月1日付けで就任したばかりの長谷川亨新社長が挨拶。
「社長業はプロ中のプロ」と自負する長谷川社長は「組織と経営を強くするためにすべきことに精通している」と語り、「コミュニケーションの向上」「スピードの向上」「グローバライゼーションの向上」を3つの方針に取り組み、横浜F・マリノスを絶えず優勝争いに名前のあがる3位以内を目指し、魅力あるチームにしていくべく最善を尽くすと語りました。
続いて、2016シーズンのチーム方針・編成について下條佳明チーム統括本部長が説明。
チームスローガンは昨年に引き続き「Integral Goal -All for Win-」となったことが発表されました。
次は、今シーズンの新ユ二フォームのお披露目。
「伝統」(established)と「革新」(REVOLUTION)というコンセプトの元、作られた新ユニフォーム。
ホーム用は喜田拓也選手、アウェイ用は兵藤慎剛選手、GK用は田口潤人選手が着用して登場しました。
ホーム用は、伝統のトリコロールカラーをベースにピッチ上を縦横無尽に走る選手をイメージしたチェック柄。アウェイ用は、ビビッドなボールドピンクでストライプ柄が採用されています。
アウェイユニホームを着用した兵藤慎剛選手は「今までにないピンク色で、女の子受けがよさそうです。誰が着てもかわいく見えますが、ピッチ内ではかっこよく見えるように頑張ります」と話してくれました。
その後の新加入選手紹介では、前田直輝選手(前所属:松本山雅FC)、金井貢史選手(前所属:ジェフユナイテッド千葉)、高橋拓也選手(前所属:Y.S.C.C.横浜)の3名の移籍加入選手と新井一耀選手(順天堂大)、富樫敬真選手(関東学院大)、パク・ジョンス選手(大韓民国・慶煕大)の3名の大学新卒加入選手、そして和田昌士選手、遠藤渓太選手の2名の横浜F・マリノスユースからの昇格選手をあわせた計8名が、それぞれ意気込みなどを語りました。
新加入選手の挨拶のあと登場したのは、2年目を迎えるエリク・モンバエルツ監督。
「攻守においてイニシアチブを握り、フェアなプレーでゲームを支配し、勝利するというスタイルを進化させるため、プレー精度、特に攻撃面での質を高めていきたい」と話しました。
その後、新加入選手は記者会見場から、ピッチへ移動。
当日、一般向けに開放されたスタンドに駆けつけた2,000人を超えるサポーターに挨拶をして、集合写真を撮影しました。
すでにチーム練習が始動している横浜F・マリノスは、沖縄・宮崎でのキャンプを経て、2月27日(土)のJ1リーグ1stステージの開幕戦をホーム・日産スタジアムで迎えます(vsベガルタ仙台)。
なお、この日は新体制発表前の11時から、日産スタジアムの最寄駅、JR横浜線小机駅で駅発車ベルが横浜F・マリノスサポーターズソング、ゆずが歌う「We are F・Marinos」に変更になることを記念したセレモニーが開催され、横浜F・マリノスの中町公祐選手が参加しました(ハマスポ公式facebookに当日の動画を公開しています)。
また、港北区、港北区連合町内会と「ホームタウン活動の協力に関する基本協定」を締結するなど、これまで以上に地域と連携を図る横浜F・マリノス。
新横浜移転初年度となる今シーズンの活躍に期待です。