横浜F・マリノス futuro(フトゥーロ)石巻遠征
Jリーグ初の障がい者(知的障がい者)サッカーチーム「futuro(フトゥーロ)」(横浜F・マリノス、障がい者スポーツ文化センター横浜ラポール、公益財団法人横浜市体育協会共催)が、宮城県石巻市において行われた「第12回東北障害者サッカー大会」に参加しました。
以前より石巻ID(NPO法人石巻スポーツ振興サポートセンター)と交流があるfuturo(フトゥーロ)ですが、今年は石巻IDが中心となり開催している「第12回東北障害者サッカー大会」に招待され、選手15名およびスタッフ9名が、10月17(土)、18日(日)の日程で遠征しました。
10月17日(土)の朝6時30分、石巻に向けて出発です。(マリノスタウンより)
石巻市へ向かうマリノスバスの車内、選手・スタッフ全員で「東日本大震災」のドキュメントDVDを見て、当時の状況や被災の大きさを再認識しました。
石巻市に到着
石巻IDサッカーチームスタッフの青山さんに帯同していただき、現地説明をしていただきました。
旧野蒜駅(きゅうのびるえき)
津波浸水深3.7mの表示。津波の恐怖を感じます。
大曲地区
埋め立て作業が今も続いています。
大川小学校
多くの児童生徒が犠牲になってしまいました。選手・スタッフ一人ひとりが慰霊碑にお線香をあげ、追悼の意を捧げました。
門脇地区
石巻の中でも最も大きな被害を受けた門脇地区です。
半日の視察ではほんの断片しか見られませんでしたが、選手・スタッフ全員が自分達の恵まれた環境の中で生活ができることへの感謝と、いつまでも東日本大震災のことを忘れずに教訓として胸に刻んでおくことを誓いました。
大会当日
会場に向かいます。
大会会場の石巻総合運動公園に到着し、石巻IDチームとの集合写真。
真ん中にあるマリノスフラッグには、マリノストップ選手一人ひとりからのメッセージ付きサインが書かれています。
そして写真左上に映っている聖火台は、国立競技場にあったものです。
大会開会式
今年度の大会は、青森県、秋田県、岩手県、福島県、宮城県などから、 futuro(フトゥーロ)を含め12チームが集まり熱戦を繰りひろげました。
第12回東北障害者サッカー大会
futuro(フトゥーロ)試合結果
第1試合 vs セイジェイラA(青森県)
2-0(2-0 0-0)勝利
第2試合 vs 秋田特体連(秋田県)
3-0(2-0 1-0)勝利
第3試合 vs 秋田特体連(秋田県)
1-0(20分1本)
第4試合 vs 白河FC(福島県)
3-0(2-0 1-0)勝利
第5試合 vs 岩手FID(岩手県)
0-1(0-1 0-0)敗戦
今大会の結果は、4勝1敗に終わりましたが、選手たち全員は一生懸命プレーしていましてた。来年度も招待していただけるよう、トレーニングに頑張ります。