青木祐奈選手がショートプログラム1位【2015関東フィギュアスケート選手権大会】
アクアリンクちば(千葉県千葉市)で開催されている「2015関東フィギュアスケート選手権大会」。2015年10月9日(金)は、ジュニア女子・ショートプログラムが行われ、神奈川スケートリンクで活動する神奈川FSC所属の青木祐奈(あおきゆな)選手が53.26点の得点で首位に立ちました。
全体演技の43番目で登場した青木祐奈選手。
国内の女子選手ではほとんど挑戦する選手がいないほど非常に難易度の高い3回転ルッツ-3回転ループを得意とする青木祐奈選手ですが、今日の最初のジャンプでは、1回転ループになってしまったものの、それ以外は終始安定した演技を繰り広げました。
演技後のインタビューでは「全体としてはよかったですが、最初のジャンプ(3回転ルッツ-3回転ループ)が飛べなかったので、流れが止まってしまいました。失敗しないようにしなきゃいけないんですが、失敗しても流れが止まらないようにしていきたいと思います。今シーズンは、表現力を大切にして、表情はもちろんなのですが、体の使い方で曲を表現できたらなと思っていますのでそういう部分を見ていただきたいです。明日のフリーでは、ノーミスの演技ができるようにルッツーループも決めて最後まで滑り切りたいと思います」と話していました。
本日(10日)のフリースケーティングで使用する曲は、浅田真央選手がソチオリンピックで感動的なスケーティングをみせた際使用していたセルゲイ・ラフマニノフ作曲の「ピアノ協奏曲第2番」。
浅田真央選手の印象が強い曲を、青木祐奈選手がどのように染め上げるのか、本日のフリーが楽しみです。
【演技終了時のはにかんだ表情】
「悔しくて、ちょっとやっちゃったなって感じでした」(青木祐奈選手・談)
【PHOTO】Junichi.Otake