【子どもの体力向上事業報告】横浜市立名瀬小学校 学校保健委員会
公益財団法人横浜市体育協会では「子どもの体力向上事業」の一環として、市内小学校と連携し、さまざまな活動を行っています。
平成27年6月19日(金)、横浜市立名瀬小学校の学校保健委員会に訪問しました。
「学校保健委員会」は、教職員、児童、保護者、地域、関係機関などが集まり、児童の健康の保持増進を図ることを目標に運営されています。
横浜市体育協会では、学校保健委員会と連携した事業を実施する際は、運動や健康をテーマにした講義や遊び・運動の紹介などを行っています。
今回は、「早寝 早起き 朝ご飯~けがを防いで、みんなで笑顔~」のテーマのもと、4~6年生の全児童(約250名)と保護者を対象にした講義と実技を実施、戸塚スポーツセンターの秋本所長と地域連携担当の渡邉指導員がけが予防につながる運動あそび等の紹介を行いました。
はじめに、児童保健委員から「けが調べの結果」の報告と、養護教諭から「名瀬小学校で起こったけがと原因」の説明がありました。
それを受けて、渡邉指導員と秋本所長による講義と実技が始まります。
最初に、調整力・バランス能力・反射能力・筋力などの必要性についての話をしたのち、自分の体を知るために、子どもロコモチェックを行いました。
【写真左】片足立ち 【写真右】しゃがみこみ
自分の体の現状を知ってもらったところで、けがの予防につながる運動遊びの実践。
反射能力・腕支持あそび・リアクションジャンプなど、学校だけでなく家庭などでもできるプログラムを紹介しました。
【写真左】手遊び…後出しじゃんけん 【写真右】腕支持遊び
最後は、リズムに合わせて縄を飛ぶ運動(リズムダンス)の紹介も行いました。
ラインジャンプ
今後は保健委員の児童を中心に、休み時間等を利用して、けがの予防につながる運動を行います。
横浜市立名瀬小学校は、文部科学省の事業「スーパー食育スクール」の指定校(全国で30校)として、平成27年度は「正しい食習慣を身に付け、自らの健康をつくる名瀬っ子の育成」をテーマに食生活と体づくりを推進しております。
横浜市体育協会でも、引き続き学校と連携をして、運動プログラムの提案・実施を行い、子どもたちの体づくりを応援していきます。