「2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会」出場選手記者会見
5月16日(土)・17(日)に、山下公園周辺の会場で開催される「2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会」。
大会開催に先立ち、5月14日(木)ホテルモントレ横浜において、出場選手の記者会見が行われました。
今大会、注目のひとつは2016年リオデジャネイロパラリンピックから正式競技となるパラトライアスロン。
エリート選手に先立ち、パラトライアスロン出場選手の記者会見がおこなわれ、今回の横浜大会へ向けて目標と現在のコンディションについて話しました。
PT1 男子ランキング1位 Schabort Krige(リッジ・シャボット)選手(アメリカ)
「大勢の記者のみなさまの前に出れることは大変光栄ですし、パラトライアスロンという競技が認められ支援いただけていると感じています。
私は車いす競技25年という経験があり、1991年の大分で開催された車いすの大会に参加した経験があります。
今回の目標は大会を心から楽しむことです。」
PT2 男子ランキング1位 Barr Mark(マーク・バー)選手(アメリカ)
「私自身、このような盛大な記者会見に出席できることは大変光栄です。
今回は今までの努力の成果を発揮して、スマートに賢くレースをしたい。トレーニングを積み重ねてきたし、体調も万全です。最善を尽くしたい。」
PT2 女子ランキング9位 秦 由加子選手
「3月のオーストラリア戦が自分にとって初めての海外のレースでした。そのときに海外の選手との差を感じたので、3月からトレーニングを重ねてきた。
横浜大会ではそのトレーニングの成果を発揮して、前回大会は表彰台を逃したので今回は表彰台に乗りたいと思います。」
PT1 男子ランキング20位 木村 潤平選手
「自分の目標のひとつとしては表彰台。隣にいるリッジ選手は世界ランキング1位で、彼と良い勝負をができたらと思う。そしてみなさんからも楽しいな、と思えていただけるレースをしたい。」
PT1 女子ランキング6位 Tapp Emily(エミリー・タップ)選手(オーストラリア)
「スイム、バイク、ランすべての種目において成果を出したい。体調が良好でトレーニングで力がついてきたと実感しているので、その力を発揮したい。」
パラトライアスロン出場選手に続き、エリート出場選手、日本選手の記者会見がおこなわれました。
Jorgensen Gwen(グウェン・ジョーゲンセン)選手(アメリカ)
2013・2014世界トライアスロンシリーズ横浜大会優勝
「横浜大会は、私自身4回目の参加でとてもお気に入りです。試合できることがとても楽しみです。」
Hewitt Andrea(アンドレア・ヒューイット)選手(ニュージーランド)
「横浜大会にこうしてまた戻ってこられたことを、とても嬉しく思っています。
今シーズンは、隣にいるグウェン選手と一緒に表彰台にあがれる良いレースが続いているので、今週末も楽しみです。」
上田 藍選手
2014世界トライアスロンシリーズ横浜大会2位・2014年アジア大会優勝
「昨年のこの大会は2位で、グウェン選手と最後ランニングで競うというレースができた。今年はもっともっとくらいついていく。
自分の得意種目であるランも仕上がっています。
世界でトップの大会が横浜で開かれるので、みなさんの注目度も高くなっていると思います。トライアスロンを広めるためにも、もっとトライアスロンの楽しさを伝えられるようなレースをしたい。」
Gomez Noya(ハビエル・ゴメス・ノヤ)選手(スペイン)
2014世界トライアスロンシリーズ横浜大会優勝
「横浜大会の参加は4回目、ペースが非常に速く、コーナーが多い難しいコース。また土曜日は雨予報で、大変興味深いレース展開になると思う。
そして横浜大会は、大会運営が大変素晴らしく、また参加できることが嬉しい。」
Brownlee Alistair(アリスター・ブラウンリー)選手(イギリス)
ロンドンオリンピック金メダリスト
「昨年横浜大会に出場し、素晴らしい経験をさせていただいた。
この横浜大会に向け、トレーニングを積んできた。ペースの速い、とても高速のレースになると思いますので、最大の努力をしてレースにのぞみたい。」
細田 雄一選手
2014アジア大会優勝
「横浜大会は思い出の深い大会です。今回で6回目の出場になります。
自国開催ということで、気合が入っています。
いつも高速のレースになるので、トレーニングでつちかってきた力を100%出せるように、またトップ選手にくらいついていって、自国開催で良い順位を出したい。」
田山 寛豪選手
「今シーズン初戦のゴールドコーストと続くオークランドの大会では、足の怪我で思うようなレースができなかったが、やっと足の痛みも引いて良いトレーニングができた。
昨年の良いイメージがあるので、日本でやることを味方につけ、今回の横浜大会は最高のレースをしたい。」
佐藤 優香選手
「横浜大会は今シーズン4戦目になります。3戦目のゴールドコースト大会が終わってから、この1ヶ月間は強化合宿をおこなってきて、いちからスイムもバイクもランもトレーニングを積み上げてきたので、自分がどこまで戦えるのか自分でも非常に楽しみです。
レースでは思い切り全力を尽くして頑張りたい。」
井出 樹里選手
「今年はレースを重ねるごとに調子が良くなってきています。
2009年に横浜で初めて世界トライアスロンシリーズが開催された大会で3位に入った時のように、表彰台を目指します。」
高橋 侑子選手
「シーズンの前半戦を終えて、良かったことも悪かったこともふまえて4月下旬からゴールデンウィークまでしっかり合宿で練習を積んでこられたので、自国開催というパワーをいただいて最後まで自分の力を出し切るレースをして、表彰台を目指したい。」
2009年に横浜開港150周年記念事業として初めて横浜で開催された「世界トライアスロン選手権シリーズ」は、本年6回目を数えます。
世界最高峰のトライアスロン大会として、2016 年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックを目指す選手たちが熱い戦いを繰り広げますので注目です。
また、国内外から多数の観戦者を集める大会として市民に親しまれており、昨年はなんと40 万人を超える観戦者により会場周辺が大変な熱気に包まれました。
2015世界トライアスロンシリーズシリーズ第5戦となる本大会を、ぜひ会場でご覧ください。
5月16日(土)NHK BS-1 朝10時から約5時間 生中継で放映されます。
大会の様子は、後日ハマスポイベントレポートでもアップしますので、お楽しみに!!!