みどりアップ健康ウォーキング「てくてく鶴見ぽかぽかウォーキング」
横浜市環境創造局では、市域の緑の減少に歯止めをかけ、緑豊かな街づくりを進めるために、「横浜みどりアップ計画」を推進しています。
公益財団法人横浜市体育協会では、その一環として植物ガイドとウォーキングをしながら、市内各所にある樹林地への興味・理解を深める「みどりアップ健康ウォーキング」を実施しています。
今回は1月23日(土)に実施しました。
【てくてく鶴見ぽかぽかウォーキング】
日 時:平成28年1月23日(土)
コース:JR大口駅(スタート)→東寺尾ふれあい樹林→馬場花木園→獅子ケ谷市民の森→みその公園横溝屋敷→東急東横線・大倉山駅(ゴール)<7.0㎞>
大口駅から入江川公園に移動して出発式を行いました。鶴見スポーツセンター職員による準備体操の後、3班に分かれてウォーキングを開始しました。
これは「風船唐綿(フウセントウワタ)」です。ウォーキングを開始して最初の坂の途中にありました。晩秋になると実の中から綿毛と種がでてきます。
東寺尾ふれあい樹林は1.9ヘクタールの雑木林です。クヌギやコナラ等の落葉樹のほかに常緑樹のアラカシもありました。写真は「アラカシ」の下でドングリの説明を受けている参加者です。このドングリの帽子には6本の横縞があり、木は木刀にも使用されます。
馬場花木園に咲いていた「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」です。黄色の花が素敵に咲いていました。一般的なロウバイの内側の花弁は紫色をしていますがこのソシンロウバイの花弁は黄色です。また、コサギが池に遊びに来ていたり、ボケのきれいな赤い花を見ることができました。
入江川せせらぎ緑道は下水処理場で高度処理された水を川に流してせせらぎとなっています。せせらぎ緑道では、犬の散歩中の方をたくさんみかけました。
獅子ケ谷市民の森に面した長い斜面をのぼり休憩をしました。休憩中、樟脳の原料となるクスノキ(楠)の葉をもんで匂いを嗅ぐとツンとする香りがしました。
みその公園横溝屋敷付近の道中、綺麗な菜の花畑を見ることができました。
みその公園横溝屋敷に着いて休憩です。江戸時代からの主屋・穀蔵・文庫蔵などがあり、農民の生活を身近に感じることができました。また、農作教室や季節のイベントもやっているそうです。
みその公園から獅子ケ谷市民の森に入った坂道です。この写真には写っていませんが、上る途中にスカイツリーがみえました。
イヌシデ(左)とシイノキ(右)が絡み合って立つ姿を見て樹木の力強さを実感することができました。
ぽかぽかの天気とはなりませんでしたが、心配していた雪はふらず、参加者全員が7キロを完歩しました。年明けの冬の寒さを感じながら自然観察を楽しみ、身も心もぽかぽかになることができました。
今回歩いたコースはこちら(PDF:505KB)です。
問合せ先 公益財団法人横浜市体育協会 健康づくり事業課 TEL:045-640-0014
□主催:横浜市環境創造局 みどりアップ推進課
□共催:公益財団法人横浜市体育協会
□協力:横浜市レクリエーション連合 横浜市オリエンテーリングリーダークラブ