2月「横浜市くろがね青少年野外活動センターに行ってきました」
ひな祭りの準備をするには良い天気に恵まれた日曜日、「横浜市くろがね青少年野外活動センター(青葉区鉄町)」(以下、くろがね野外活動センター)で、『たき火で焼きいも』を体験してきました。
-たき火で焼きいも-
参加者がそれぞれ、たき火をしながら焼きいもを作るプログラムです。
とはいえ、たき火で大変な火起こしなどは、くろがね野外活動センター職員の水川さんと横浜市三ツ沢公園青少年野外活動センター職員の樋口さんが準備してくれるので、参加者はさつまいもを焼くことに「全集中!」できます。
1組500円の参加料で2本のさつまいも「紅あずま」を受け取り、炊事場でさつまいもを良く洗います。焼きいもの焼き方は、濡らした新聞紙で巻いてホイル巻きするとしっとり焼きいもになり、新聞を巻かずにホイルだけ巻くとほくほく焼きいもに仕上がるそうです。参加者は、ホイルで巻いたさつまいもを持ってキャンプ広場に向かいます。
すでに準備されている「たき火台」のザルに炭を入れてもらい、その上にさつまいもを並べます。広場の周りの斜面には、落ち葉がいっぱいあります。拾い集めた落ち葉をザルからはみ出さない程度に乗せて、空気を通し炭から火を回します。『落ち葉拾い~ザルに乗せる~火が回る~焼ける~たまにさつまいもをひっくり返す』この工程をひたすら40分~45分程度繰り返し、じっくり焼いていきます。
落ち葉拾いは、子どもたちが、出番!とばかりに斜面を駆け上がって集めていました。たき火を守る大人たちは火の回り具合を気にしながらも、一緒になって子どもたちと落ち葉拾いをしたりスポーツ広場の周りに咲く梅の花を見やったり。40分は、あっという間に過ぎていきました。
焼き上がりの目安は『バナナみたいな柔らかさ』と、職員さんに教えてもらいました。たき火の中から取り出した真っ黒いホイルに包まれた焼きいものホイルをむくと…。ホックホクの焼きいもが出てきました。
自分で焼いた焼きいもを、ほおばる笑顔は最高!おいしさも最高!
-アスレチックができる!-
くろがね青少年野外活動センターにはいくつかの広場があり、今回たき火をしていた場所は「キャンプ広場」で、テントを張ってキャンプをしたりキャンプファイヤーが楽しんだりできる広場となっています。また、サッカーなどができる「スポーツ広場」や小さな「アスレチック広場」があり、焼きいもを食べ終わってからアスレチック広場で遊んでいる子どもたちもいました。
-ほかには何ができるの?!-
4月以降のくろがね野外活動センターでは、親子や家族でワイワイ過ごす時間を大切にしたい〔今〕だからこその、日帰りプログラムや宿泊プログラムなどたくさんの計画があります。募集時期などの詳細は、くろがね野外活動センターのホームページで、お確かめください(新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する緊急事態宣言の状況などによって、変更される場合があります)。
-くろがね野外活動センターからのメッセージ-
『くろがね野外活動センターは、横浜の中にも自然が豊かにあることを感じられます。また、鉄小学校の跡に建てられているため、今でも卒業生がふらっと立ち寄ることがある素敵な場所です。
自然活動や野外体験は、心や身体によい効果をもたらすということがさまざまな分野でも言われています。コロナ禍の〔今〕だからこそ、子どもも大人も、野外での活動を体験してほしいです』
ピザなどを焼いて楽しめる、職員自作の「石窯」
-横浜市の3つの青少年野外活動センター-
横浜市内には自然に親しみながらたくさんの活動ができる施設が、くろがね野外活動センターのほか、神奈川区三ツ沢西町にある横浜市三ツ沢公園青少年野外活動センター(3月まで休館中)と、旭区大池町にある横浜市こども自然公園青少年野外活動センター、の3カ所あります。それぞれの施設に工夫を凝らしたプログラムがたくさんあるので、参加してみてはいかがでしょうか。
取材協力:横浜市くろがね青少年野外活動センター
〒225-0025 横浜市青葉区鉄町1380
TEL:045-973-2701
FAX:045-972-1093