■はじめに
「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。少しずつ、秋の気配も感じられるようになってきましたね。

さて、「ハマパラ便りVol.33」では、「全国障害者スポーツ大会（以下、全スポ）」に向けた強化練習の模様や、さまざまな大会の報告を行います。

■全スポに向けて強化中
第22回全国障害者スポーツ大会に参加する選手（詳細は「ハマパラ便りVol.32」を参照）は、個々の競技力向上やチームワークの熟成を図ると共に、横浜市代表としての心構えを身につける目的で、競技ごとの強化練習に参加しています。

いちご一会とちぎ大会（第22回全国障害者スポーツ大会）

強化練習の会場は、障害者スポーツ文化センター横浜ラポール（以下、横浜ラポール）が中心ですが、三ッ沢公園陸上競技場（神奈川区）を使って陸上競技やフライングディスクを行うこともあります。また、アーチェリーは横浜ラポールではなく、全て富岡運動公園アーチェリー場（金沢区）での実施です。

過去3回の全スポ（茨城大会・鹿児島大会・三重大会）は、台風や新型コロナの関係で、中止や延期となりました。そのため、選手たちにとっては4年ぶりの大会。強化練習の写真からは、練習への真剣な取り組みと同時に、大会へ参加できる喜びと期待も感じられます。残念ながら新型コロナは一向に収束する気配を見せませんが、今年のとちぎ大会が無事に開催され、選手たちの頑張りが報われることを祈るばかりです。

■各種の大会情報
7月～8月にかけてさまざまな大会が開催されたので、以下で簡単にご報告します。

①「横浜パラ卓球大会（横浜市身体障がい者卓球連盟主催）」が、7月16日（土）に横浜ラポールのメインアリーナで開催されました。
横浜市内や神奈川県内はもちろん、県外からの参加もあり、卓球人気を再確認するイベントでした。

②「第1回横浜インクルーシブ水泳大会（横浜国際プール主催）」が、7月17日（日）～18日（月・祝）に横浜国際プールの「メインプール」で開催されました。
障害の有無に関わらず参加できる大会で、数々の国際大会でも使用されてきた会場で泳ぐことは、多くの障害のある参加者にとってとても良い経験になったことでしょう。
また、競技としても非常に充実し、多数の「日本新記録」が生まれていました。

第1回横浜インクルーシヴ水泳競技大会第1日目 – YouTube
第1回横浜インクルーシヴ水泳競技大会第2日目 – YouTube

③「第7回関東さわかやボッチャ大会（横浜ボッチャ協会／神奈川ボッチャ協会／（一社）ヨコハマ・インクルボッチャ・ラボ共催）」が、8月20日（土）～21日（日）に横浜ラポールのメインアリーナで開催されました。
ボッチャは横浜市内で最も普及の進んでいるパラ・スポーツ、当日も大変多くの参加者で賑わいました。

■横浜ラポールの施設情報
恒例の横浜ラポール運営状況です。9月からは若干、施設利用ルール（人数制限等）に変更がございますので、ご注意ください。横浜ラポールのご利用にあたっては、ホームページをチェックしていただくか、お電話等でご相談いただくことをお勧めします。

■「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします
毎回お願いしているところですが、横浜ラポールでは、ツイッター「横浜ラポール ハマパラ」で、さまざまな情報を提供しています。
まだ見ていない方は一度覗いてみてください。いつも見ているよ、という方も含めて「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします。

■むすびに
今回は、全国障害者スポーツ大会に向けた横浜市代表選手の強化練習といくつかの大会・イベントについて、写真を主とした報告を中心にお伝えしました。

次回の「ハマパラ便りVol.34」では、「全国障害者スポーツ大会」の結果速報、横浜市で障害者スポーツの普及振興を担う「横浜市障がい者スポーツ指導者協議会（愛称：バセル）」の紹介、及び今年度の初級障がい者スポーツ指導員養成講座に関する情報を中心にお伝えします。

全国障害者スポーツ大会が10月末の開催となるので、Vol.34は11月中旬から下旬にアップする予定です。