Vol.27「東京2020パラリンピック」
■はじめに
「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。7月に始まった緊急事態宣言が継続する中、東京2020パラリンピック(以下、パラリンピック)は予定通り8月24日(火)に開会、9月5日(日)、多くの感動や記憶に残るシーンと共に閉会しました。横浜市からも多くの選手が様々な競技に参加していますので、今回はパラリンピックの報告を中心にお伝えしたいと考えています。
■横浜ラポールの施設情報 ※原稿執筆:2021年9月25日時点の情報
まずは、恒例となった横浜ラポールの運営状況です。緊急事態宣言に伴う利用時間の制限(通常は午後9時までのところ、午後8時まで)や改修工事等による利用停止中の施設(メインアリーナ、サブアリーナ及びアーチェリー場を含む地下グラウンド)があります。
また、温水プールについては、土曜・日曜・祝日における整理券の配布を継続すると共に、人数制限が35名(以前は45名)となっています(整理券は、各日、午前9時20分から配布)。
以上のような状況のため、横浜ラポールのご利用にあたっては、事前にホームページをご確認いただくか、お電話などでご相談いただくことをお勧めします。
■パラリンピック情報の前に
前回のVol.26でお伝えした、第21回全国障害者スポーツ大会「三重とこわか大会」の横浜市選手団は、10月の大会に向けて競技ごとの強化練習に励んでいましたが、ご承知の通り8月26日に大会の中止が発表されたため、解散となりました。
大型台風の通過に伴って中止となった、一昨年の「茨城大会」。新型コロナの影響で延期となった昨年の「鹿児島大会」に続いて、3年連続の開催見送りとなりました。
これは、本当に前代未聞の状況であり、障害者スポーツの普及振興を考えると、大変残念な事態です。ワクチン接種率の向上や治療薬の開発等によって、新規の感染者増を抑えると共に重症リスクの軽減を図り、安心して「全国障害者スポーツ大会」が開催されるようになることを切に願っています。
■東京2020パラリンピック写真展 ※写真提供協力:横浜ラポール
何といっても今回の目玉はこちらです。パラリンピックにおける選手の一挙手一投足は、多くの人々に感動を与えたと思います。少しでも「ハマパラ便り」で、お伝えできればと思います(日本選手のシーンが中心)。まずは横浜ゆかりの選手をご覧ください(リンクページでは32枚の写真を掲載しています)。
■パラリンピックリザルト
前回のVol.26でご紹介した、横浜市の出身など横浜にゆかりのある選手11名の成績をお伝えします。
【馬術】
稲葉将:個人規定15位 67.529点 、チャンピオンシップチームテスト15位 198.378点
【ゴールボール(女子)】
欠端瑛子:2位・銀メダル
【水泳】
日向楓:混合200mメドレーリレー予選9位 2’44”89 、50mバタフライ決勝7位 37”24 、50m背泳ぎ予選10位 41″97 、50m自由形予選16位 37”45
木下萌実:100mバタフライ決勝7位 1’10”25
芹澤美希香:100m平泳ぎ決勝7位 1’20”09 、100m背泳ぎ予選12位 1’16”93
山田拓朗:100m平泳ぎ棄権 、50m自由形予選11位 26”46 、200m個人メドレー決勝8位 2’27”18
【テコンドー】
田中光哉:準々決勝敗退 、敗者復活戦敗退
【卓球】
加藤耕也:予選敗退 0勝2敗
【車いすバスケットボール(男子)】
鳥海連志・古澤拓也:2位・銀メダル
【車いすバスケットボール(女子)】
藤井郁美:準々決勝敗退 、5位6位決定戦敗退
■「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします
毎回お願いしているところですが、横浜ラポールでは、ツイッター「横浜ラポール ハマパラ」で、さまざまな情報を提供しています。前述したように、横浜市における障害者スポーツの動きもいよいよ加速しているので、タイムリーな情報発信を心がけたいと思っています。ということで、まだ見ていない方は一度のぞいてみてください。いつも見ているよ、という方も含めて「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします。
■おわりに
今回は、「東京2020パラリンピック」の情報を中心にお伝えしました。
コロナの状況は全国的に改善へと向かっているようですが、いつまた増加に転じるのかわからず、気を引き締めて過ごす日常が続きそうです。「ハマパラ便り」読者の皆さまも、ストレスフルな日々を送られていると思いますが、お体を大切にお過ごしください。
次回の「ハマパラ便り」は11月下旬から12月初旬の間にお届けする予定です。