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ハマパラ便り

Vol.20「横浜ラポールの現状など…」

【はじめに】
「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。一時は収まったかに見えた新型コロナですが、再び感染が拡大する傾向で心配ですね。
さて、前回「Vol.19」では、横浜市における障害者スポーツの拠点、横浜ラポールが、少しずつ施設利用を再開します。という情報をお届けしました。今回は、利用再開後の横浜ラポールの状況を中心にお伝えしようと思います。

 

【大会情報】
横浜ラポールの現状をお伝えする前に、いくつか大会の情報です。「Vol.19」の時点では不透明だった第20回全国障害者スポーツ大会(鹿児島大会)の開催は、延期となりました(少なくとも今年度内は開催しない模様)。大型台風直撃の関係で大会史上初の中止となった、昨年の第19回全国障害者スポーツ大会(茨城大会)に続き、2年連続中止の異常事態です。

全国障害者スポーツ大会(以下、全スポ)は、国内最大の障害者スポーツ大会で、各都道府県/政令市の代表選手にとって、全スポで競技することは大きな目標です。全スポへの出場を目指している選手は言うに及ばず、選手を支えるコーチや大会の運営準備を数年前から進めてきた方々にとっても、大変残念な状況となってしまいました。
なお、今年度内の全国レベル大会としては、「2021ジャパンパラゴールボール競技大会」が2021年2月18日~20日(郷土の森総合体育館、東京都府中市)と「2021ジャパンパラ車いすラグビー競技大会」が2021年3月18日~21日(千葉ポートアリーナ、千葉県千葉市)の開催予定がアナウンスされています。

 

【横浜ラポールの現状】
「Vol.19」でお伝えした通り、横浜ラポールは、約3カ月の施設利用停止期間を経て、6月8日(月)から限定的な施設利用を再開しました。
横浜ラポールの再開を心待ちにしていた利用者が久しぶりに来館され、卓球やボッチャなどを楽しんでいます。

その後、7月6日(月)から「ボウリングルーム」と「フィットネスルーム」、そして7月15日(水)から「室内温水プール」の利用もそれぞれ再開しました。「フィットネスルーム」と「室内温水プール」は、横浜ラポールの中でも特に人気が高い施設なので、これらの再開に伴って、利用者も徐々に増加しています。

一方、新型コロナの感染拡大予防には、「3密回避」「マスク着用」「手指消毒」等々の徹底が重要とされるので、各施設の利用にあたっては「利用人数の制限」「利用時間の限定」を始めとした制約が必要となります。そのため、コロナ以前の利用方法に慣れている方々は、使い勝手が悪くなったと思うかもしれません。とはいえ、利用者の多くは基礎疾患を有している方であったり、高齢者であったりと、新型コロナにおける高リスクの方々なので、新しい形に慣れて頂くよりほかなさそうです。

また、利用再開後の皆さんの状況を見ると、数カ月間のブランクがあったことから、体力や機能が低下している方も散見されます。これらの方々には、リハビリテーションの世界で言われる所の「廃用性の体力低下」が生じているのかもしれません。

さらに、梅雨が明けた途端に猛暑の日々が続いているので、熱中症にも細心の注意が必要です。そういうわけで、横浜ラポールを利用される方々には、ご自分の体調などに気をつけながら、少しずつ体を慣らしていって欲しいと思っています。
なお、横浜ラポールのホームページでは、利用方法の詳細をお伝えしております。ご利用にあたっては、ぜひホームページのお知らせコーナーなどをご覧になってから、ご来館されるよう、お願いします。

【「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします】
すでにご覧になった方も多いと思いますが、横浜ラポールでは、ツイッター「横浜ラポール ハマパラ」でさまざまな情報を提供しています。まだ見てない、という方は一度覗いてみてください。いつも見ているよ、という方も含めて「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします。

 

【おわりに】
今回の「ハマパラ便り」も、横浜ラポールの現状報告が中心となりました。まだまだ状況が不透明で、先の見通しを持てずに不安な毎日が続きますが、「ハマパラ便り」では、少しでも元気の出るような情報をお伝えしていきたい、と考えています。
次回は本年1月に開所した、ラポール上大岡の情報を中心にお伝えする予定です。

 


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プールの利用は整理券方式

 


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