Vol.34「横浜市選手団、大活躍!」&バセル情報
■はじめに
「ハマパラ便り」読者の皆さん、こんにちは。11月も中旬ですが、日によって寒暖の差が激しいので、体調を崩されていませんか?また、コロナの第8波も気になるところです。
さて、「ハマパラ便りVol.34」では、10月末に開催された「全国障害者スポーツ大会(以下、全スポ)」の報告と、横浜市障がい者スポーツ指導者協議会(愛称:バセル)の情報を中心にお届けします。
■「横浜市選手団、大活躍!」全スポに向けて強化中
第22回全国障害者スポーツ大会(いちご一会とちぎ大会 | いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会(国体・障スポ)-第77回国民体育大会・第22回全国障害者スポーツ大会 )が、10月29日(土)から31日(月)まで開催されました。
全スポは、国内最大の障害者スポーツ大会ですが、昨年までの3年間(茨城大会・鹿児島大会・三重大会)は実施が見送られていたので、本当に久しぶりです。
さて、結論から言いますと「横浜市選手団、大活躍!」です。全スポは、一般国体と違って、47都道府県に加え、20の政令市も選手を派遣するので、合計すると67の選手団となります。その中で横浜市選手団は「選手団別メダル獲得率ランキング5位(74.51%)」、「選手団別金メダル獲得率ランキング4位(42.16%)」という成績でした。67選手団中の5位と4位ですからね、見事な成績です(もちろん、1位を目指すべきですが…)。
また、当然のことながら各選手のパフォーマンスも素晴らしいものでした。例えば、陸上チームでは、大会新記録5を含む35個のメダルを獲得。水泳チームは大会新10を含む21個のメダルを獲得、等々です。他の競技(ボッチャ、フライングディスク、卓球、ボウリング、アーチェリー)も同様のメダルラッシュとなりました。
これは、選手の頑張りが一番とはいえ、約4か月間に渡る強化練習から大会期間中を通して、選手をサポートしてきたスタッフやご家族、支援者の方々のおかげでもあります。中でも、横浜市スポーツ協会やその傘下にある各競技団体の支援は特筆すべきでしょう。
(写真左:陸上リレーチーム 写真右:陸上レーサーチーム)
(写真左:ボッチャ 写真右:フライングディスク)
(写真左:卓球 写真右:ボウリング)
(写真左:アーチェリー 写真右:水泳)
■横浜市障がい者スポーツ指導者協議会(愛称:バセル)
横浜市障がい者スポーツ指導者協議会(愛称:バセル)は、横浜市内でパラ・スポーツの普及・振興を担う団体です。公益財団法人日本パラスポーツ協会(JPSA)の認定する障がい者スポーツ指導員ライセンスを所有し、活動地を横浜市に登録すると、バセルの会員となります。
前項で紹介した全スポの関係にも、多くのバセル会員が関わっています。例えば、全スポの横浜市代表選手を選出する「ハマピック」では、全競技においてバセル会員のサポートがありますし、全スポそのものへ横浜市選手団スタッフの一員として参加する会員もいます。
また、市内における様々なイベントへの協力や市内小中学校における障がい者スポーツ体験教室の講師等、その活躍の場は拡がるばかりです。現在バセルの会員は約450人、横浜市在住の方が中心ですが、神奈川県内や東京都の方もいます。
上に述べたように、バセルの会員になるためには障がい者スポーツ指導員のライセンスが必要ですが、障害者スポーツ文化センター横浜ラポールでは現在、このライセンスの取得が可能な研修の申し込みを受付ています(「令和4年度 初級障がい者スポーツ指導員養成講座」)。バセルの活動や、横浜市内におけるパラスポーツの普及・振興に興味がある方は、同講座への参加をご検討なさってはいかがでしょうか。
■横浜ラポールの施設情報
恒例の横浜ラポール運営状況です。横浜ラポールのご利用にあたっては,ホームページをチェックしていただくくか、お電話等でご相談いただくことをお勧めします。
■「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします
毎回お願いしているところですが、横浜ラポールでは、ツイッター「横浜ラポール ハマパラ」で、さまざまな情報を提供しています。
まだ見ていない方は一度覗いてみてください。いつも見ているよ、という方も含めて「横浜ラポール ハマパラ」のフォローをお願いします。
■おわりに
今回は、全国障害者スポーツ大会の報告と横浜市障がい者スポーツ指導者協議会(愛称:バセル)のご紹介を行いました。
次回の「ハマパラ便りVol.35」では、「横浜市スポーツ表彰」の模様や、知的障害がい者サッカーチーム「横浜F・マリノス フトゥーロ」の活動報告等を、2月の中旬から下旬にアップする予定です。