vol.106「インターハイ予選」
初夏といえば高校のIH(インターハイ、全国高等学校総合体育大会)神奈川県予選です。
7月31日(日)~8月5日(金)まで、広島市において男女各59チームで行われるIH出場を懸けた一番盛り上がる大会です。
神奈川県は各地区を勝ち抜いてきた40チームで5月29日(日)からスタートし、6月26日(日)平塚総合体育館での最終日まで、熱い戦いが繰り広げられました。
男女とも40チームを4ブロックに分けトーナメントを行い、その勝者4チームが決勝リーグを行い、上位2チームがIHへ出場できます。
【女 子】
◆Aブロック:関東予選優勝で関東大会Aブロック2回戦進出の県立旭高が圧倒していましたが、その前に新進の県立座間高が古豪・県立金沢総合高と対戦。しかし見事な返り討ちで撃沈。その金総も旭には歯が立ちませんでした。
神奈川県インターハイ予選 女子 旭高(白)vs 金沢総合高(青)
◆Bブロック:関東予選準優勝の県立市ヶ尾高が絶対有利と思われていましたが、同7位で関東大会にも出てない県立海老名高に敗れる波乱が起こりました。
◆Cブロック:関東予選3位で関東大会Bブロック2回戦進出の横浜清風高も今大会の評判が高かったのですが、予選6位の県立逗葉高に敗れるアップセット(番狂わせ)。
◆Dブロック:関東予選4位関東大会Bブロック2回戦進出の県立横須賀大津高は、予選5位で関東大会Bブロック2回戦進出の相模女大高を81-80で破り決勝リーグへ進出しました。
決勝リーグは横浜から3チームが出ると思っていたので、残念な結果でした。
【決勝リーグ1日】
旭vs横須賀大津
全員が上手く身長的には低くは無いもののBigManが居ない大津が変則ゾーンを敷くのに対し、旭はI/S(インサイド、ゴール周辺のこと)で#7楠本唯奈(3年178㎝共和中)が支配して常にリード。ただ後半に入り大津のゾーンに対して簡単に外からのシュートだけになったのはいただけない。このゲームで#12澁谷優里(3年164㎝南希望ヶ丘中)が16得点で、使える目途が立ったのが嬉しい。旭76-47横須賀大津で旭の勝利。
海老名vs逗葉
海老名も逗葉も全員が上手い選手であるけどスピードが今一つなく、ベンチメンバー少なく、ガード、フォワードの身長はさほど変わらない。一番の違いは海老名には180㎝の#7嶋田美渚(2年有馬中)が居て、有利です。ATB(リングにドリブルで攻め込むこと。ペネトレイトとも言う)してもペイント内(ゴール近く四角で囲まれた部分)でのシュートは楽では無く、得意とする3Pもリバウンドが獲れないと確率は下がるものです。
第2Qで31-22と離し、71-39で海老名が勝利。
海老名/平田愛翔(2年162㎝鶴ヶ峰中)21得点、矢久保小雪(3年165㎝岩崎中)、嶋田14得点12Reb.(リバウンド)。
逗葉/石丸理子(2年162㎝大津中)13得点
旭1勝0敗、海老名1勝0敗、大津0勝1敗、逗葉0勝1敗
神奈川県インターハイ予選 女子決勝リーグ1日目 海老名高(白)vs逗葉高(青)
【決勝リーグ2日】
旭vs逗葉
旭はシュートが入らないうえに、I/Sの楠本が外の選手のパスと合わないものの、外からのシュートと強いディフェンスでシュートミスを誘い前半を34-18で折り返し、その後も変わらず75-43で逗葉を下しました。
旭/#5安彦かすみ(3年161㎝南瀬谷中)16得点7Reb. 澁谷13得点7Reb. 楠本12得点7Reb. 菊地11得点
逗葉/#4大賀瑠花(3年155㎝大楠中)17得点、石丸17得点
横須賀大津vs海老名
旭vs逗葉と同時進行のため前半は見ていませんが、前半大津39-24海老名で、大津楽勝かと思っていましたが、海老名はI/Sと3P、更に嶋田がゴール下で決め、第3Q残2分で47-47と同点に追いつきました。しかしここで大津は3Pとペイント内で平井さくら(3年157㎝大矢部中)が決め52-47と引き離しました。終盤海老名は矢久保が3Pを決め62-57と5点差に詰め寄ったものの、大津は#5勢田しおり(3年169㎝南下浦中)が上手いペネトレイトを決め、64-57と引き離し逃げ切りました。
大津/#6平井さくら(3年157㎝上矢部中)19得点7Reb. 和泉15得点9Reb. #4深山明優(3年169㎝大楠中)13得点8Reb. #5勢田しおり(3年169㎝南下浦中)10得点5Ast.(アシスト)
海老名/矢久保15得点8Reb. 平田14得点、嶋田13得点16Reb.
旭2勝0敗、海老名1勝1敗、大津1勝1敗、逗葉0勝2敗
まだ決定ではありませんが、旭が大分有利になり、逗葉が崖っぷちの感は有るものの、最終日逗葉が大津に勝ち、旭が海老名に勝てば1勝2敗が3チームとなり、3チーム間でのゴールアベレージ(総得点/総失点)となりますから、可能性は少ないのですが、全チームに出場のチャンスは残っています。
【決勝リーグ3日】
逗葉vs横須賀大津
立ち上がりこそ予想通り大津がリードしたものの、15点差をつけられた第2Qに、逗葉は3Pで大攻勢を掛け逆転。そして5点差を付けて36-31で前半を終了。大津は勝てばIH出場が決定となるのがプレッシャーになったのか、その後もシュートが入らず、69-56と予想外の13点差で逗葉が勝利しました。
逗葉/石丸20得点、大賀16得点6Reb. #7進花楓(3年156㎝並木中)13得点6
Reb.、#17桑原百合香(2年163㎝坂本中11得点6Reb.、3Pは大賀と石丸が各4本、桑原が3本
大津/#4深山明優(3年169㎝大楠中)14得点7Reb. 和泉14得点15Reb. #9井街菜奈(2年166㎝逗子中)10得点22Reb.
逗葉、大津共に1勝2敗となり、急にあわただしくなりました。
と言うのも次の旭vs海老名戦で海老名が勝つと、旭と海老名が2勝1敗となり問題なくこの2チームのIH出場が決まりますが、旭が勝てば旭が3勝0敗で決まり、以下は3チームが1勝2敗と同率になり、当該チーム間のゴールアベレージの計算をしなくてはならないからです。
3チーム間の対戦は既に終了しているので計算は楽でした。
逗 葉 39+69/71+56 =0.85
大 津 64+56/57+69 =0.95
海老名 71+57/39+64 =1.33
と言うことで、この時点でIH出場は旭と海老名に決まりましたが、海老名の選手やコーチたちは「自分達にはIHは遠い存在で、出ようとか出たいとか考えてなかった。」とか。決まった後も選手には知らせていなかったようです。
旭vs海老名
旭は今年の特徴である強いディフェンスからのスティールやリバウンドからの速攻を良く決め、更にI/Sへボールを集め11-0とリードし、格の違いを見せつけます。その後もメンバーを頻繁に入れ替え、強いディフェンスを続け、ベンチメンバーの少ない海老名を苦しめ37-14で前半終了。後半に入り海老名は矢久保と#5藤井風水(3年162㎝成瀬中)の外からのシュートと、長身・嶋田のI/Sで反撃に出るものの、3Pが得意な平田が無得点に抑えられ得点が伸びず65-39で旭が勝利し、3勝0敗で優勝しました。
海老名はIH初出場となります。
旭/楠本16得点9Reb. #5安彦かすみ(3年161㎝南瀬谷中)14得点、#8熊谷日毬(3年162㎝成瀬中)14得点5Reb.
海老名/矢久保15得点、藤井9得点8Reb. 嶋田9得点7Reb.
神奈川県インターハイ予選女子決勝リーグ最終戦 旭高(白)vs 海老名高(オレンジ)
IH出場 海老名・鶴田明浩コーチ談
「海老名高校に就任して8年目、海老名でも私自身としても初のIH出場。
2年前から勝負出来るようになる時が必ず来るからと、そのための財産作りをしていたが、それ以前は20連敗したこともありました。選手は主に伊勢原や周辺から来ています(この辺りはミニや中学が強い地区、ビーコル・アカデミーの白澤代表もここでスクールを立ち上げ強くした)。この数か月でビッグマンが成長したことが大きいですね。」
IH出場 旭・講武コーチ談
「昨年と違い点差が付いたゲームが多かったが、今日はゾーン・オフェンスが悪かったし、ミスのレベルも低かった。それがIH前の今の段階で出たので良かったと思う。今日の楠本は自分より大きい選手とのマッチアップだったので、どうするかが問題だった。シュートは悪かったがリバウンドは良かったと思う。
IHに向けて、メンバーが多く12人全員使えるのでそれを活かしたディフェンスをしたい、そのためには体力をつけるために走り込みをしたい。」
エースの熊谷がシュートだけでは無くPGとしてチームを牽引する役に回り、昨年とは精神的に大きく変わった旭は、関東大会予選でもブッチギリの強さを見せましたが、このIH予選に関しては強いものの物足らない場面も多く、課題が残りました。ビッグマン楠本も自分より大きい嶋田をIHの練習と思って果敢にチャレンジして欲しかったし、G.Fに関しては身長が低いのでもっとスピードとディフェンスの強化をしなくてはならないと思います。
【男 子】
◆Aブロック:-優勝候補筆頭で関東大会Aブロック準決勝進出の桐光学園高が、横浜清風高を圧倒的な力で下しました。
◆Bブロック:関東大会Aブロック2回戦進出アレセイア湘南高は、エース安達小太郎が不調で県立荏田高と県立厚木北高に大苦戦の末逆転勝ちして、かろうじて決勝リーグに進出しました。
◆Cブロック:関東大会Aブロック2回戦進出東海大相模高は、横浜高と大接戦で下し決勝リーグへ進出。
◆Dブロック:関東大会Bブロック優勝・県立厚木東高は、関東大会Bブロック2回戦進出の法政二高と対戦しましたが、法政の上手いディフェンスに攻め込むことが出来ず、法政が74-68で勝利して決勝リーグ進出を決めました。
神奈川県インターハイ予選 男子ブロック決勝戦 法政二高(オレンジ)vs厚木東高(白)
【決勝リーグ1日】
法政vs桐光
法政は桐光の合わせのプレーでもパスを読んで抑える。攻めては#7山本忍(3年176㎝岩崎中)がATBや3Pで活躍。桐光はPG#5新田嵐(3年172㎝南希望ヶ丘中)が、ATBでの得点と#4田代幹(3年183㎝豊田中)のジャンパーしかなく、ビッグマン#7植松義也(3年191㎝柿生中)と#17宮本一樹(2年195㎝原中)の二人が、外でしかプレーしなかったのが響きました。61-53で法政がアップセット。
法政/山本22得点(3P-3/3)⒒Reb. #8美濃口海斗(3年170㎝六角橋中)11得点6Reb. #5戸井堅士朗(3年195㎝仲尾台中)10得点12Reb.
桐光/田代17得点7Reb. 新田16得点、宮本11Reb.
アレセイアvs東海
I/Sが強い東海に対しアレセイアはペイントエリアをしっかりと固め、外からのシュートを撃たせる作戦。まんまとそれに嵌った東海は外のシュートが入らず、更にアレセイアはI/Sの#7エマニエル・オヌアブチ(2年200㎝N.P.S.S.)が良く、ボールをI/Sへ集めて得点。残6分には76-57と20点近く離しましたがそこで攻撃の手が緩み、東海が追い上げ94-83と11点差でアレセイアが勝ったものの、リーグ戦なので点差多いほど良いのだが、、、
【決勝リーグ2日】
桐光vsアレセイア
法政に敗れ後が無い桐光は、立ち上がりから強いディフェンスでアレセイアのエース安達虎太郎(3年175㎝松本中)を抑え、第2Qにはベンチメンバーが対等に戦い五分で前半を終えると、ベンチメンバーが少ないアレセイアは徐々に疲れが出てプレーが雑になり最後は95-53と大差を付けられ、桐光が1勝1敗へと戻しました。
桐光/#6東山勝彦(3年177㎝南菅中)23得点、植松21得点10Reb. 新田16得点、
アレセイア/#10更科幹(2年178㎝アレセイア湘南中)17得点10Reb. 井関13得点、安達12得点、オヌアブチ9Reb.
法政vs東海
お互いに強いディフェンスが持ち味で東海が一歩リードしていたが、法政は#4久保田悠斗(3年177㎝豊田中)の連続ATBで追い上げ、更にガード陣のシュートが決まり36-31と逆転して前半を終了。後半もシュートが不調の東海に対し、ルーズボールへの執着が強い法政は61-47とリードを広げたが、終盤になり東海は捨て身のディフェンスとガード陣の3Pと、#15佐土原遼(2年188㎝希望ヶ丘中)のI/Sを中心に得点し追い上げたが、73-69で法政に逃げ切られました。
法政/#6本田尚登(3年178㎝今宿中)24得点、戸井23得点12Reb.
東海/#8小澤雅也(3年173㎝綾瀬中)18得点、#7和田麗空(3年183㎝内出中)16得点、#10岡本佳有(3年175㎝寒川東中)16得点、佐土原12得点、伊藤14Reb.
法政2勝0敗、桐光1勝1敗、アレセイア1勝1敗、東海0勝2敗
神奈川県インターハイ予選 男子決勝リーグ2日目 法政二高(白)vs東海大相模高(緑)
【決勝リーグ3日】
桐光vs東海
東海は勝てば1勝2敗が3チームになり2位に入る可能性が有るため、気合が入った立ち上がりで中外上手く攻めリードしました。対する桐光はベンチメンバー#6東山勝彦(3年177㎝南菅中)の3Pが好調で前半終盤に追い上げ34-32と2点差で前半終了。その勢いのまま後半立ち上がりに#17宮本一樹(2年195㎝原中)がスティールからの速攻を決め35-34と逆転。その後東海は#7和田麗空(3年183㎝内出中)中心に追い上げるものの、I/Sの要の佐土原がファールトラブルで苦しく、更に桐光のセコンド・ユニットのディフェンスが素晴らしく差は縮まらず、71-56で桐光が勝利しました。
桐光/東山27得点(3P-5/7)、植松19得点19Reb.
東海/佐土原21得点9Reb. #5伊藤健二(3年187㎝川和中)11得点15Reb. 岡本10得点
神奈川県インターハイ予選 男子決勝リーグ2日目 桐光学園(白)vs東海大相模高(緑)
これで東海は0勝3敗となりIHの出場は無くなりました。一方桐光は2勝1敗とはいえ、最終ゲームの法政vsアレセイア戦で法政が敗れると2勝1敗が3チームとなり、ゴールアベレージ勝負になります。ここで前日のvsアレセイア戦で42点差を付けたのが効いてきます。アレセイアは26点と言う大差を付けて法政に勝たなければ2位になれません。
法政が勝てば法政3勝0敗、桐光2勝1敗でこの2チームがIH出場となります。
法政vsアレセイア
大差で勝たなくてはいけないアレセイアは、3P攻勢を仕掛け#6井関翼(3年187㎝滝の沢中)と安達が3Pを連発しますが、無理やり撃っている感が強くシュートが入りません、まして安達はこの大会絶不調です。それを法政はリバウンドから速攻に繋げ第1Q22-8と大差をつけます。
法政は得点源の美濃口が怪我をしたものの、ベンチメンバーは豊富で次から次へと選手が出て来ては活躍するのに対し、アレセイアは1on1の攻めが多くなりリズムが掴めず差は開くばかりで81-48で法政が優勝しIH出場権を獲得しました。
法政/#6本田尚登(3年178㎝今宿中)17得点7Reb. 山本13得点7Reb. 戸井10得点5Reb. #17夏啓大(2年186㎝山手中華中)10得点
アレセイア/井関15得点、安達14得点
神奈川県インターハイ予選 男子決勝リーグ最終戦 法政二高(白)vs アレセイア湘南高(青)
優勝した法政はこの数年、チーム作りは堅実にゆっくりと行ってきていて、昨年もIHには出場出来なかったもののウィンターカップに照準を合わせ、見事神奈川#1になり出場しています。
今年も新人戦では準決勝、関東大会予選でも準々決勝止まりでした。
元々法政はガードに能力の高い選手が多いチームで、また選手同士で話し合い、スタッフと共に作り上げる独特のチームとして評判で、男気溢れる鈴木コーチも居て中学生にも人気あり、現在部員は71人もいるとか。
今年は能力の高いガード陣にプラスして能力の高いセンタ-戸井が加入して3年目、やっとケミストリーが出来てきました。
鈴木コーチによると、10年前から決勝リーグに行けたら、試合の前までに「優勝した理由」というものを作成しているそうです。まだ優勝してないのに「優勝したことにする」のは、ゲンカツギとか、安易なイメージトレーニングではなく、「結果目標」にとらわれず「行動目標」を明らかにして、「優勝するために必要な行為にフォーカスする」と言うことです。難しいですねー(笑)
今大会について鈴木コーチはこう振り返りました。
「今回全チームのデータを揃え、分析に時間をかなり割きました、昨晩も殆ど寝ていません(笑)。
例えばAチームはガードが真ん中を切ってくるので、真ん中のラインを重点的に強化し、毎日の練習ではアップ代わりにしていたほどです。
Bチームに対し、スーパーシューターが居て、スクリーンから自分でズレを探しシュートしてくる、そしてリバウンドは別のガードが跳び込んでくる。だから3-2のZONEにしました。もう一人のシューターは下から回り込んでウイングでシュートなのでそこを止めるようにとか。
新人戦までは#9鴨志田をスタメンで使っていたのですが、良くなかったのでベンチへ。結果この大会に向け温存していた格好になりました(笑)
関東大会の頃はまだ「蕾」で開いていなかったんです。でも蕾は何かの切っ掛けで花開きました。
このチームは、格上相手に勝っても、直すところは直す、と言う姿勢があります。」
最後に部訓を教えてもらいました。
「人の話を素直に聞く」
「人のせいにしない」
これが出来たのが今年のチームであり、だからこそ優勝できたのです。
<<平成28年度高校優秀選手>>
◆最優秀選手 5人
【男 子】 戸井 堅士朗(法政二高3年 #5、横浜市仲尾大中195㎝)
美濃口 海斗(法政二高3年 #8、横浜市六角橋中170㎝)
田代 幹(桐光学園高3年 #4、横浜市豊田中183㎝)
植松 義也(桐光学園高3年 #7、川崎市柿生中191㎝)
新田 嵐(桐光学園高3年 #5、横浜市南希望ヶ丘中172㎝)
【女 子】 熊谷 日毬(県立旭高3年 #8、伊勢原市成瀬中162㎝)
楠本 唯奈(県立旭高3年 #7、相模原市共和中178㎝)
安彦 かすみ(県立旭高3年 #5、横浜市南瀬谷中162㎝)
矢久保 小雪(県立海老名高3年 #4、横浜市岩崎中165㎝)
深山 明優(県立横須賀大津高3年 #4、横須賀市大楠中169㎝)
◆男子優秀選手 11人
本田 尚登(法政二高3年)、東山 勝彦(桐光学園3年)、安達 虎太郎(アレセイア湘南高3年)、井上 陽喜(アレセイア湘南高3年)、和田 麗空(東海大相模高3年)、小沢 雅也(東海大相模高3年)、末澤 椋太(県立厚木東高3年)、佐野 龍之介(県立厚木東高2年)、田中 圭太(県立厚木北高3年)、古賀 森人(横浜高3年)、柳川 和輝(横浜清風高3年)
◆女子優秀選手 12人
菊地 真琴(県立旭高3年)、松原 可奈(県立海老名高3年)、大賀 瑠花(県立逗葉高3年)、藤崎 杏里(県立逗葉高3年)、末次 礼奈(県立市ヶ尾高3年)、市岡 美樹(県立市ヶ尾高3年)、榑松 芽生(横浜清風高3年)、上野 真愛(横浜清風高3年)、佐藤 舞子(相模女大高等部3年)大島 七菜(立花学園3年)、青池 里奈(県立金沢総合高3年)
1946年生まれ。
月刊専門誌「バスケットボール・イラストレイテッド」の編集長を経て、バスケットボール用品のデザイナーとして活躍。特にキャラクター「あんたかベイビー」のTシャツは一世を風靡した。日本初のバスケット・ユニフォームデザイナーとしても活躍。当時強豪と言われる殆んどのチーム<実業団-大学-高校>に関して何らかのデザインを手掛けている。またスポーツ界では唯一のファッションのコラムを持っていた。
現在は自身のユニフォーム・ブランド「305」を立ち上た。
NBAに関しては「月刊バスケットボール・イラストレイテッド」編集者時代の1966年から連載を執筆。TV解説はNHK BS以前にも東京12チャンネルで1985年から行っており、日本最古のNBA解説者と言われている。
過去にはスポニチウェブサイトのNBAコラムを担当。月刊バスケットボール及び月刊バスケットボール・マガジン等に連載を持っていた。
横浜の中学・高校バスケの指導者、関係者とのつながりが深く横浜及び神奈川県のバスケ事情に精通している。
現在は横浜をホームとするBリーグ「横浜ビー・コルセアーズ」の名誉広報として情報発信やプレス対応などチームの広報活動に力を注いでいる。
また(社)神奈川県バスケットボール協会広報顧問も務めている。
※タイトル・本文に記載の人名・団体名は、
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